2014年05月24日

気の弱い人に贈る、断る練習法

  Lifehackerの記事に、アサーティブなコミュニケーションの方法が伝えられていました。自分も相手も尊重する、自己主張スキルです。

 「気の弱い人に贈る、素直に自分を伝える、『アサーティブ』なコミュニケーションのコツ」

 攻撃的になって、よりよい人間関係を築けない人もいますが、逆に気が弱くて、自分の言いたいことが言えない、特にノーが言えない人もいます。今回の記事は、そういう、気の弱い人に向けて書かれています。

 ついつい、「いいよいいよ」と言って引き受けてしまい、クタクタになってしまう。感謝されるわけでもなく、「もっと。もっと」と要求されてしまう。そんな状況なら、断りたいところですが、嫌ですというのは、本当に難しいですね。

 練習が必要です。職場や親戚、家族等が難しいなら、まずは、遠いところから練習しましょう。

 わたしも、アサーションと出会い、自分の言いたいことを伝えるために、まずは、見知らぬ人、あまり継続的でない関係のところで練習しました。感情のしがらみが少なく、こころの距離が遠いので、うまくやりやすいのです。

 喫茶店でオーダーしたものと違うものがやってきたら、「これ、頼んだものじゃないので、変えてもらえますか?」と頼んでみます。気の弱い人は、これだけでも、結構難しいのです。変えてもらえたら、笑顔で「どうも、ありがとう」と言いましょう。言いたいことは言うけれど、クレーマーではないということが伝わります。

 少しずつ、慣れてきたら、仲良くしたいわけではないけれど、ついつい言うことをきいてしまう相手に挑戦してみましょう。

 いつも、何かと頼んでくるけれど、こちらが頼んでも断られるばかり。もしくは、頼めない。そんな相手には、「今回は引き受けられないの。ごめんなさいね」と、これも笑顔で言ってみる。相手がどんな理由を言ってきても、引き受けないということを経験してみます。相手の方に、断ることもある、どれほど言ってもだめなんだということを知ってもらいます。

 別に悪いことをしていないので、謝らなくてもいいのですが、卑屈になるためではなく、潤滑油として「ありがとう」や「ごめんなさい」を言うことは、スムーズな関係を作るために、アリなのです。

  「あ〜困ったわ」とか「しんどいの」など、直接頼まないけれど、暗に「引き受けれくれるよね」と言わんばかりのときは、あえて空気を読まない方法も使えます。「どうしたの?」と言わない努力をするのです。大きな独り言なんだと思って、スルーしましょう。自分の仕事などに集中している感じにすると、意地悪な雰囲気になりません。

 何もかも断れと言っているわけではありません。本当に相手が困っていて、こちらも協力したいと思い、その余力があるなら、引き受けてもいいのです。ただ、「利用されているな」と感じたら、断る練習相手が現れた、いい機会だと思って、トライしてみてください。

 にこやかに、軽い感じで、「ありがとう」「ごめんなさい」を上手に使って、主語がわたしになる言い方(わたしは〜)で、言いたいことを伝えてみましょう。



  


Posted by いなまつゆか at 21:08Comments(0)子育て・自分育て
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