2014年04月30日

人見知りなら、人好きとつるむ

 相生市で仕事でした。



相生市社会福祉協議会さんの傾聴ボランティア入門講座の第3回、「グループでのコミュニケーションの基本」がテーマです。

 わたしもそうでしたが、人付き合いが苦手な人は、同じようなタイプの人に寄っていくか、一人でいることが多くなります。人付き合いが好きで、友人が多いタイプの人とは、合いそうにないし、華やかで、こころが引けてしまいます。

 しかし、それでは、苦手なハードルを越えていくことができません。人見知り同士が一緒にいても、なかなか関係に広がりが出ないのです。

 狭く、深く付き合うことは悪いわけではありません。気の合う人と、長く付き合うこともいいでしょう。ただ、コミュニケーション力をつけたい、多くの人と知り合いたいと思うなら、もしくは苦手だけれど、カウンセラーのような、人と付き合う仕事をしたいと思うなら、コミュニケーションが得意そうな人に近づきましょう。

 世の中には、やさしくて、気軽に誰にでも声をかけてくれる人がいるものです。そういう人に近づいていくのです。彼らは、人見知りたちには高いハードルを楽々と越える力があります。その力を貸してもらいましょう。

 知らない人が多い場でも、社交的な人のそばにいたら、話題にことかきません。横で、ニコニコしながらきいていたらいいのです。気後れするかもしれませんが、ここがふんばりどころです。「自分は下手でいいんだ。下手だから、コミュニケーションの師匠に教わろう」と思ってやりすごしましょう。

 気の利いた話をしなくていいから、相手に興味を持ちましょう。今まであまり付き合ったことのない人の話を、興味深くきくのです。

 多くの人と出会ったら、気の合う人と出会う率も上がります。世界も広がります。世界にはいろんな人がいて、さまざまな考えを持って、生きています。それを知ることは、大いなる楽しみなのです。人見知りの人も、広い世界で生きる自由があります。

 傾聴ボランティアの講座には、人の役に立ちたい、人とつながりたいと思っている、こころやさしい人がたくさん参加しています。こういう機会を利用して、人好きとつながっていきましょう。

 次回は、同じく兵庫県の上郡町社会福祉協議会さんのボランティア入門講座「こころに寄り添う傾聴技術」の講師をします。6月5日(木)13:30〜15:30です。興味がある方は、どうぞご参加ください。

  


Posted by いなまつゆか at 19:47Comments(0)コミュニケーション

2014年04月29日

あら探しが、こころをしぼませる

 学校の課題が締め切りまでに出せない。お友達作りが苦手で、孤立してしまう。がんばりすぎて、学校や仕事が続けられない。

 そのような悩みを抱えている人と、どう生き方を修正していくのかを、一緒に考えていきます。 ともすれば、あら探しになりがちなのですが、それではうまくいきません。

 想像してみて下さい。自分の悪いところばかり、指摘されて、「こうしなさい」「こう変えなさい」と言われて、自信がわくでしょうか。やる気が出てくるでしょうか。残念ながら、そのやり方では、こころが、どんどんしぼんでいって、自分はだめなんだという気持ちがふくらんでいきます。

 これでは、楽しくありません。よさが見つかりません。本来、その人にある力が出ないのです。なんと、もったいない!少々難があっても、それが個性だ!魅力なんだと思って、どうその魅力を生かして、社会とつき合うかを考えた方が、成功するのです。

 この人の魅力はなんだろう?という考え癖がついてから、がぜん仕事が楽しくなりました。秋元康さんに負けないぐらいのプロデュースをするような気概をもって、カウンセリングをしています。

 自信をなくして、疲れきった顔をしていた人が、目を輝かせ、いきいきと楽しそうに語る姿をみるのは、至福の時です。この喜びをカウンセラーだけの特権にするなんて、惜しくてなりません。

 世間では、上げたり下げたりが忙しく、小さなあらを、「人として最低だ」ぐらいに取り上げますが、もっと大事なことは、その人のすばらしさを、ご本人や社会に伝えることです。その方が、ずっと世の中がよくなるでしょう。

 もちろん、人道上いかがなものかと思われる行動を許せと言っているわけではありません。それは小さなあらではありません。一生懸命、よりよく生きようとしていても、どうしてもある失敗や落ち度、未熟さの話をしています。

 一つの間違いもないように、誰からも指摘されないように、汲々として生きるなんて、つまらないし、無理があります。お互いに許し合うこころを持って、もう少しゆるやかに、息がしやすい社会を目指したいのです。

 

 光をみるか、影をみるか



  


Posted by いなまつゆか at 17:52Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月28日

脱三日坊主!投げ出さないために、見えない積み木を意識する

 
「ダイエットしよう!」「勉強がんばるぞ!」「片付けられる人になる!」

 最初の意気込みはいいのに、一度うまくいかなかったり、できなかったりすると、「ああ、もういいや。やる気なくした」と思って、続かなくなり、「どうせ自分はだめだ」と落ち込むという方が多いのではないでしょうか。わたしも、昔はそうでした。

 続けられない理由は、完璧主義です。

 食べないと決めていたのに、ちょっとお菓子を食べてしまった。ぜったい3ページやると決めたのに、ついゲームしてしまった。 片付けていたのに、洋服を2枚ほど、置きっぱなしにして、散らかってしまった。

 ちゃんとやらなきゃ、やるなら完璧で、すごいものでなくちゃ、と思えば思うほど、一角が崩れたら、嫌になってしまいます。ゼロ(まったく片付けない)か100(完璧に片付ける)かなのです。 それでは、続けられないのも無理はありません。片付けだけして、生きるわけにはいかないのですから。

 やろうと決めて、少しでも、未熟でもできることをやったとしたら、一つ見えない積み木を積んだのだと思いましょう。できないときがあっても、ノーカウントです。できた積み木だけを数えます。見えない積み木をみえる化して、シールを貼るのもいい方法です。

 途中でやめるということは、せっかく積んで来たものを、バーンと崩して、台無しにしてしまうようなもの。ちゃぶ台返しです。もったいないとは思いませんか?


 まずは、「はああ〜せっかく、がんばってきたのに、嫌になっちゃうね」と自分に言ってあげましょう。絶対に、自分を責めてはいけません。ますますやる気がなくなり、自暴自棄に走ってしまいます。

次に、「ドンマイドンマイ!今まで積んだものは減らないよ。次またやってみよう」と言ってあげます。

 おまじないの言葉を言います。

 「わたしはやせつつある」「勉強をしつつある」「部屋の片付けに取り組みつつある」と言うのです。

 嘘ではありません。脳も、嘘はすぐわかるので、できてないのに「片付いている」と言っても、うまくいきません。しかし、「しつつある」というのは本当のことなので、やる気が出て来るのです。

 そして、1分食べるのを待つ、勉強する、片付けをする。小さな積み木を積み、シールを貼ります。


 やり方も検討してみましょう。やけにハードルの高いことをやろうとしていませんか?

もっと、簡単な方法がないかな?自分にもできる方法はないかな?考えてみましょう。

「おやつの量が半分になった」「5分だけ、教科書を声に出して読めるようになった」「本だけは、段ボールに入れられた」「一人じゃ難しかったけど、一緒にやってもらえば、できた」

とっかかりが一番難しいのです。最初は小さな成功体験を目指し、やったかいがあると思えるようにしましょう。

 わたしも、見えない積み木を意識できるようになって、続けることが得意になりました。

 英語を毎日できたら20分ぐらいはしたいなと思い、今もやっています。調子がよくて25分ぐらい、忙しかったら5分、まったくできないときも、もちろんあります。それを「Studyplus」というアプリを使って、たとえ5分でも記録しています。

 月曜に、先週、何分勉強したのか、アプリが教えてくれます。今日のメールでは、「先々週、20分、先週40分」という報告です。ろくに勉強できていない、かなり残念なお知らせです。

 でも、その続きがあります。「これまでの学習時間172時間48分」塵も積もれば、172時間48分です。休み休みでも、もうすぐ、2冊目の洋書が辞書を引きながらですが、読み終わりつつあり、今日映画「Mr.インクレディブル」を英語字幕で観たら、わからないなりに、そこそこついていけました。


 ちゃぶ台返しはもったいない。

 見えない積み木をシールに変えて、シールをためていきましょう。

 「わたしすごい!」って思えますよ。



  


Posted by いなまつゆか at 19:12Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月27日

「どうせ無理」とは思わず、地に足のついた、ありえない現実化


 昨日の朝日新聞土曜版beに、キャップスクリニック総院長の白岡亮平さんが取り上げられていました。

 白岡さんは、2012年に東京都江戸川区に365日オープン、夜10時までOKの小児科クリニックを開設し、今年1月1日に渋谷区の代官山で三つ目のクリニックを開設しました。

 34歳という若さ、サラリーマン家庭の出身で、敬遠されがちな小児科を、しかも休みなしに開業するとは、驚きです。そこには、「困った人たちに寄り添いたい」「町中のクリニックがもっときちんと機能しなくてはならない」という強い思いと、ITの活用などの、先進的で現実に即した取り組みがあります。

 iPadを使った問診を電子カルテに反映させ、患者さんとのコミュニケーションなど、人にしかできないことをしっかりしようとしています。また、医療の古い体質を改善し、縦割社会をやめて、現場の意見を積極的に取り入れています。

 その結果、思いのある医師やスタッフが集まり、ローテーションを組んでほぼ週休2日を確保することができているのです。

 小児科は大変だ、だからやめておこうという流れにも乗らず、理想に燃えて、ひたすらがんばって、すり切れることもしない。理想と現実のバランスが、抜群です。

 やりたいことが見つかっても、「どうせ無理だ、みんなもそういっているし」と思ってしまうのはもったいないですね。かといって、理想だけで現実的でないのも、長続きしません。

 理想と現実の両方をみて、地に足のついた「ありえない」現実化を目指しましょう。



笑顔のために  


Posted by いなまつゆか at 19:35Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月26日

オススメ!!雑談力を上げてくれる1冊

 いい本を見つけました。

「雑談力が上がる大事典」(斎藤孝,ダイヤモンド社)です。

 前回出版された「雑談力が上がる話し方」もとても役に立つ、わかりやすい本でしたが、今回は実践編です。


 会話が困った場合の101の事例に合わせて、最初のひとことに、何を言ったらいいのかが、セリフとなって書いてあります。

 無口な人、自虐的な人、自慢話の多い人、プライベートにずかずか踏み込んでくる人・・・・コミュニケーションが難しい相手が世の中にあふれています。


 雑談は、内容はあまり大事ではないので、どう返したらいいのか、最初に何を言ったらいいのかがわかれば、なんとかなります。

 絶対の正解はなくとも、とりあえずの答えを持っていたら、そのうち、相手や状況に合わせて、アレンジする力もついてきます。


 何を話そうか、どう返したらいいのか、盛り上げないといけないのか。あれこれ思い悩むことで、ただただキャッチボールを楽しむだけでいい雑談が、苦しみに変わってしまうのは、もったいないです。

 最初のひとことをこの本から学んで、楽しい雑談生活を送りましょう。





  


Posted by いなまつゆか at 20:57Comments(0)コミュニケーション

2014年04月25日

データでなく、全体を感じてみて!

 兵庫県三木市で、キャンパスカウンセリングの仕事でした。

 

 単発で会う人もあれば、長い付き合いの人もいます。長いおつき合いになると、流れでみることができます。調子を崩していても、最初の頃より、ずいぶんましだと感じられたり、悪いなりに、その人なりの成長がみられる行動を発見できたりします。

 家族なら、なおさらです。長くつき合っているからこそ、カウンセラーや医師には、見つけ出せないサインが見つかるかもしれません。

 細かくチェックして、 一喜一憂するのではなく、その人の時間的な全体、その人自身の全体をみるようにしてみてください。 生まれてから、今までの全体と、その人の一部の現象ではなく、まるごとのその人をみようとするのです。

 そこそこのアップダウンがあっても、まあまあいい感じとか、1年前より状態はいいとか。何も言わないけれど、何か気になるとか。

 そんなことを求められても難しいという方も、わからないなりに、感じようとすると、だんだん感じられるようになってきます。

 データを重視しがちな時代ですが、「感じること」「全体をみようとすること」で得られる情報も、大きな手がかりになります。  


Posted by いなまつゆか at 20:06Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月24日

形にしたかったら、最初に完成形を目指さない

 東京に行きました。

 

 6月に、プレゼンをするので、一度作ったものを、仲間内で検討する会があったのです。10分間のプレゼンのたたき台を作り、皆さんの意見をいただきました。


 みんなに見せるからと、はりきって最初から立派な完成形を作ろうとすると、よくわからなくなって、まとまりが悪くなったり、完成できなくなったりします。最初に見せるものは、ざっくりとしたものでいいのです。その方が、他の人の意見を取り入れる余地があって、一人で作るより、ずっといいものができます。

 完成したものだと思うと、ケチをつけられた気分になり、がっかりしてしまいます。たたき台なのだと割り切ると、皆さんの意見も受け取りやすくなります。

 そうはいっても、どのぐらいでよしとしたらいいのか、わからない方もいらっしゃるかもしれません。たたき台はラフスケッチなので、おおまかな流れがわかればいいのです。

 私の場合は、ぽれぽれのパーソナルカラーだという理由だけで、パワーポイントのテンプレートを選び、入れたい要素を、適当に文字を入れていきました。文字の大きさや字体なども、あまり深く考えず、ほとんど変えずに入れました。

 音楽とイメージを入れたのですが、そこは皆さんがわかりやすいように、画像や音楽を実際に入れてみて、だいたいこんな感じというのがつかめるようにしました。

 細かい細工は、いっさいしなかったので、昨日1時間ほどで作ったのです。

すると、「字はもう少し大きい方がいい」とか「色鮮やかなバックにした方がいい」などと、具体的な意見をいただけました。わたしも、字体や背景に思い入れがなんにもないので、なんの抵抗もなく、変更できます。

みんなで作り上げる時は、最初あまり完成しないように、ざっくりと作ってみて下さい。  


Posted by いなまつゆか at 19:21Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月23日

熱い思いゆえに、えらそうに聞こえることがある

 相生市社会福祉協議会さんの仕事でした。



傾聴ボランティア入門講座の2回目「傾聴の基本」でした。

質問をいただきました。

 「自分のことを主張したり、他人との違いを受け入れたりできない。どのような気持ちで相手の気持ちを受け入れたらいいか」「相手に失礼にならない言葉の返し方を教えてほしい」というものです。

 どうしたら、違いを受け入れつつ、失礼にならない表現になるのでしょうか?

 先日、サングラスが壊れました。継ぎ目のねじがはずれて、つるが取れたのです。修理に行ったら、めがね屋さんが「ねじのあたりに、隙間ができていたはずですが、わかっていましたか?」と聞かれました。「いえ、全然気づきませんでした。気がつけば、はずれていたのです」と答えると、「気づいていたら、ネジがなくならず、締め直しただけですんだんです」とおっしゃいました。

 参考になる情報もくださったし、たったの100円でなおしてくださったし、ありがたかったのですが、なんとなく怒られた気分です。めがね屋さんが、めがねのことをとても大事に思っているのは伝わりましたが、「気づいて当然でしょう。もっと大事にしてよ」と言われている気がしました。

 わたしも、そのサングラスはとても大事なものでしたから、わざわざ神戸に来たときに、買ったお店で修理をしてもらおうと思ったのです。しかし、もともと目がよかったわたしは、めがね歴が浅く、知識が十分でないし、おそらく扱いも悪いのでしょう。おもに運転する時にかけるので、めがねをじっくり見ることもありませんでした。

 もしも、「ねじが外れる前に、すきまができるので、それを見つけられたら、締め直すだけで、修理に出さなくてすみますよ。よかったら、注意してみて下さいね」と言われたら、「そうか、気をつけよう」と思ったでしょう。

 熱い思いがあるがゆえに、「こうあるべき」が強くなると、相手に価値観を押し付けてしまいます。行動がつたなくとも、思いがあることもあります。教える立場にあるわたしには、本当に気をつけたい問題です。

 歯医者さんで、磨き方を注意されるのも同じですね。正しいことを相手に快く受け取ってもらうのは、とても難しいことです。

「なんで、これぐらいできないの?」と思い出したら、要注意です。あなたの当たり前は、相手にとっては、知らないことだったり、難しかったり、苦手なことだったりするかもしれません。
  


Posted by いなまつゆか at 19:09Comments(0)コミュニケーション

2014年04月22日

こころのブロックが、くすませる

 相生市で仕事でした。今年度初めてのキャンパスカウンセリングです。



 これまで、多くの高校生たちの話をきいてきました。


 勉強ができない。法則が覚えられない。友だちとうまくやれない・・・

 さまざまな悩みの中に、みえない壁を感じます。こころの壁です。


 まわりの大人に「あなたが悪いのよ」とすりこまれる。いじめられて、「もう傷つきたくない。おとなしくしよう」と思う。失敗して、ばかにされて、恥をかかされて、何もしないことを選ぶ。

 覚えられない、できないと、最初から思っていたら、どうがんばっても、できません。

 過去の傷つき体験や失敗体験が、こころをブロックします。勇気を出すことをためらわせ、自然なありよう、自分らしさを押し込め、「できない、できない、無理無理無理」と自分を洗脳し、失敗して「ほら、やっぱり出来ない、ダメな子」だと、傷を深めます。そうやって、輝きが失われ、くすんでいくのです。

 このブロックをはずすのは大変です。わたしにはすばらしさが感じられるのに、ご本人にはだめな自分しか見えません。

 誰だって怖いです。わたしも怖い。わたしにもある、こころのブロックを一枚一枚はずしていくのは、至難の技です。

 だけど、知ってしまいました。皮一枚分勇気を出して、ブロックを解けば、新しい世界が広がり、皮一枚分わたしらしさと輝きを取り戻した自分に出会えるということを。

 だから、自分のブロックを一つ一つはずし、同じようにはずしたいと思う人のお手伝いをします。
  


Posted by いなまつゆか at 19:51Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月21日

「いつも、絶対、必ず」を使わないで怒りを伝える

 今日の朝日新聞朝刊に、「怒りをコントロール」という記事がありました。

 その中に、「腹をたてている時は、自分の立場を協調しようと「いつも」「絶対」「必ず」といった大げさな表現を使いがちだが、これは逆効果。遅刻が多い人に『いつも遅刻する』と注意すると、相手は「遅刻しなかった日もある」と反発したくなる」(記事より抜粋)とありました。

 人間は、点を線にするところがあります。2、3度見かけたときに、風邪を引いていたら、「いつも風邪引いているね」と言いたくなるのですが、たまたまそのときに限って、風邪を引いていただけということがあるのです。

 相手が反発したくなるような表現を使うと、結局感情的な言い争いになり、感情がもつれ、こじれます。

 相手の怒りをかうことも、感情をぶつけて、相手を傷つけることも、本来の目的ではないはずです。その一瞬はすっとしても、後悔することの方が多いし、取り返しのつかないこともあります。

 クールダウンする時間を持って、まずは怒りを受け入れましょう。 「腹が立つよね。無理もないよ」と言ってあげてください。

 次に、何を伝えたいのか、どうなってもらいたいのかを考えることが大切です。

 「あなたが遅刻したら、心配になるし、仕事が止まってしまって、困ってしまいます。時間を守ってくれると、私、とても助かるんだけど」と主語が「私は」になるような形にしてみます。受け取りやすい表現になるかと思います。慣れないうちは、台詞を紙に書いてしてみましょう。

 これで大丈夫だと思えば、落ち着いた穏やかな声で伝えてみます。きつい内容は、軽い口調にすると、相手に受け取りやすくなります。

 もちろん、絶対うまくいくわけではありません。ときには、「伝えないことを選ぶ」方がいいこともあるでしょう。しかし、いっときの感情にまかせて怒りをぶつけるでもない、ただひたすらがまんするでもない、伝え方を考えることは、よりよい人間関係を作る助けになることでしょう。



 打ち上げる前に、クールダウン
 

  


Posted by いなまつゆか at 20:26Comments(0)コミュニケーション

2014年04月20日

最後まで輝くために、何ができるのか

 東播磨カウンセリング研究会の総会でした。

 総会講演として、グループホームにしむらのホーム長をなさっている、梅谷公子さんに、「輝いて生きる」というテーマで、お話をしていただきました。

 入所なさっている皆さんが認知症を患っている高齢者です。「認知症だからといって、何もわからない、何もできないわけではありません」とお話なさったのが、印象的でした。

 利用者の皆さんが、笑顔で包丁を持ち、料理をし、編み物をし、糸を巻いておられました。「包丁持たせるんですか?」と聞かれるそうです。「90年ぐらいやっておられるんですから、わたしより、ずっと上手ですよ」とおっしゃっていました。できることを、危ないからと奪うことで、輝きが失われるのでしょう。

 輝きポイントは、人それぞれです。昔着物の仕立てをしていた方は、晴れ着姿の娘さんを見ると、目が輝き、立ち上がります。子どもが欲しかったのに、叶わなかった方は、赤ちゃんのお人形を背負って、目を細めます。

 制度に押し込めるために、情報を取るのではなく、その人をみてほしい、という梅谷先生の思いは、わたしたちカウンセラーの思いとも重なります。

 その人が、その人らしく、最後の一息まで、輝いて生きるために、何ができるのか。 わたしが、輝きながら最後を迎えるというのは、どういう状態なのか。

 大事な問いをいただきました。死ぬまで考えていくに値する問いです。


 
  


2014年04月19日

【PR】伝える・伝わる力養成セミナー開催します!

 初挑戦として、このたび、東京でセミナーを開催することになりました。利根川よしみさん主催で、山下りょうとくさんという予備校講師の方とのコラボです。

 カリスマ予備校講師×カリスマ心理カウンセラー
コミュニケーション力メキメキアップ!
「伝える・伝わる力 養成セミナー」 
  講師:山下りょうとく、いなまつゆか
  2014年6月7日 10:30~16:20
  場 所:渋谷区道玄坂
  参加費:10000円(早割7000円5月20日まで) 
(構成・内容)
1部 山下りょうとく
    言葉にはすべて意味がある
    会話の楽しさ・大切さ
    話術の磨き方
2部 いなまつゆか
    「お説教が、感動!なるほど!!話に変わる、
        ほんわかコミュニケーション術」
     リラックスと自信を生み出す方法
     実践!たとえ話の作り方・使い方

お申し込み・問い合わせ
こくちーず

 終わった瞬間から実践できる内容です。 
 楽しい会話によって、人生を10倍も楽しいものにしてもらいたい、自分が特別な存在だと感じられるようになり、内面も外面も輝かせてもらいたい。
 そんな思いから始まったセミナーです。 皆さんの御参加をお待ちしております。







  


Posted by いなまつゆか at 20:44Comments(0)コミュニケーション

2014年04月18日

夫婦喧嘩をどうやめるか?

 午後は加西市で仕事でした。この後、丹波市で仕事です。



 「友愛訪問活動でつながる!こころに寄り添う傾聴法」がテーマでした。

 「夫婦喧嘩をどんな理由でやりますか?いなまつ先生はどうやってやめるのですか?」という質問でした。


 夫は寛容な人なので、喧嘩をあまりする方ではありませんが、もちろん、ゼロではありません。多くのご夫婦がそうではないかと思いますが、覚えていないぐらい、大したことのない理由がほとんどです。

 わたしが決めているのは、「口をきかない」ということはしないということです。昔はよくやっていました。なにせ、口をききたくなくなるものですから。しかし、それは、人間として一番ひどいことだと、心理を学んだ先生に教えられたものですから、そんなひどいことを人にしてはいけないと思い、やめることにしたのです。

 少々うれしくなさそうな顔をしてしまっていても、挨拶や返事はする。特に「いってらっしゃい」は、どんな気分であっても、言うことにしています。人間、いつお別れがやってくるかわかりませんから、これが最後と知らず、「いってらっしゃい」と言わなかったとなると、後悔にさいなまれるに違いないからです。

 そうやって、少しでもやりとりしているうちに、クールダウンして来たら、「わたしは、こんな気持ちだった」とか、「腹立っていたけど、許すよ」」などと、気持ちを伝えるようにしています。お互いに気持ちが言えたら、たいがいはちょっとしたすれ違いや行き違いが原因だとわかるので、引きずりません。

 他人同士ですから、食い違いがあって、当たり前です。違いを乗りこえて、いかに楽しく暮らすか、という小さな工夫や努力が、しあわせにつながります。

 まずは、仲のよいとき、普段なんでもないときに、こまめに挨拶と笑顔を交わしましょう。普段のコミュニケーションの密度が、危機管理に関わってきます。  


Posted by いなまつゆか at 17:57Comments(0)コミュニケーション

2014年04月17日

「花子とアン」の美しい言葉遣いに惹かれる

 4月から、朝の連ドラ「花子とアン」が始まりました。

 女学校で使われる、お嬢様言葉といい、美輪明宏さんのナレーションといい、美しい言葉遣いが新鮮です。特に、美輪さんの、締めの「ごきげんよう、さようなら」が印象深いのです。いきなりこの言葉がやってきて、去られる感が、やや寂しいですが。

 その一方で、方言を訂正されるくだりがあるのですが、方言は方言のよさがあるので、尊重したいところです。いいか、悪いかではなく、美しいかどうかが大事です。

 お嬢様言葉までいかなくても、荒い言葉を使わないようにするだけでも、こころが美しくなります。気取って使うのではなく、言葉も着るものも、考えも、美しくなるよう、こころがけたいのです。

 愛あることばを、美しく使う。すてきで、かっこいいですね。人前だけだと、何かの拍子にばれてしまいそうですし、誰かによくみられるためではなく、こころを磨くためなので、ふだんから、美しめの言葉を使ってみます。

 ごきげんよう、さようなら。



 言葉遣いは、まだまだ近づけないけれども、花子の本好きな点には親近感!  


Posted by いなまつゆか at 19:40Comments(0)コミュニケーション

2014年04月16日

パワポ使ってみた!初挑戦は、若々しさのもと!

 相生市社会福祉協議会さんで仕事でした。

 今年度初めての講師の仕事ということで、初めてパワーポイントを導入しました。マインドマップのソフトを使ったので、一般のものとは、少々色合いが違います。

 普段デジタルが大好きなわたしですが、講演はもっぱらアナログでした。機械は本番に弱く、音楽使うだけでも、なんやかんやあるので、これ以上なあという気持ちがあるのと、一般のパワーポイントが、あんまり楽しく感じられなかったからです。しかし、1月に楽しいパワーポイントがあるのだと学んでから、考え方を改めました。どう使うかの問題だと気づいたのです。

 今回は、たくさんは使わず、一部、資料でマインドマップを使うところだけにしました。資料だと字が小さく、白黒印刷だと楽しさが減るのをカバーするために使いました。

 新しいことは、ドキドキして苦手でしたが、やってみたら、緊張もせず、特に困ることもなく、スムーズにやれて、よかったです。よく考えてみたら、この1年半ほど、新しいことばかりしてきましたので、新しいことをすること自体に慣れてきたようです。

年を重ねるにつれて、今までと同じことがよくなり、初めてのことには億劫になりがちです。年を重ねることは悪くないですが、若々しさは持っていたいもの。何か、新しいことをするには、年度始めは最適ですね。



今日使った、マインドマップ
  


Posted by いなまつゆか at 20:05Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月15日

小澤征爾さんのすてきな涙

 「徹子の部屋」のゲストが、小澤征悦さんでした。

 お父さんが、世界的指揮者の小澤征爾さんです。征爾さんは、征悦さんが映画で初めて主役になり、完成した映画を家族で観たときに、タイトルロールで、自分の息子が主役として流れたのを観て、涙が止まらなかったのだそうです。徹子の部屋に、以前出演したときも、その話を振り返るだけで、からだを震わせて涙を流していました。

 こんなに素直に感情を出して、涙を流せる小澤さんがとてもすてきでした。男は、感情を表すな、泣くなと育てられて来た世代ですので、珍しいのではないでしょうか。素直に表現してもらったら、苦労せずとも、息子さんのことを大切に思っていることが伝わります。家族の仲がいいのも、うなづけます。

 近い仲ほど、意地を張ったり、照れたりして、気持ちを伝えることは難しいですが、「やったもん勝ち」です。そういう人だと思ってもらったら、案外恥ずかしくありません。

 すてきな涙、流してみてはどうでしょう。

 





   


Posted by いなまつゆか at 18:50Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月14日

老犬の奇跡〜当たり前に感謝

 月曜になったので、調子を崩していた愛犬ピースを病院に連れて行きました。

 季節柄、狂犬病の予防接種のために来た健康なワンちゃんと、調子の悪いワンちゃんが入り交じり、病気組としては、なんだかどんよりな気分だったのですが。

 検査の結果は、「なんにも、悪いところないわ〜暑くなってきたから、水たくさん飲んだんかなあ」

 え〜!!

 多分先生も、そしてわたしも、人間なら95歳ぐらいなので、どこかしら悪いところがあると思っていたのですが。まさかの、健康体の証明に来たことになるとは、驚きでした。

 爪が削れているのをみて、「しっかり歩けてるんですね」とも言われました。そうか、この年で、爪が削れるぐらい歩けるということは、ありがたいことなんだなあと、改めて感謝の気持ちが湧いてきました。

 帰る時には健康組に入ったような感じのピースは、相変わらずの医者嫌いで、ダッシュで車に戻りました。その後散歩も普通に行きました。

 大変だった3日間だったけれども、拍子抜けするような結果は、大変ありがたいことです。診察室で、点滴に寄り添いながら、もうしばらくは、一緒にいられるんだねと、こころの中で話しかけると、涙が出そうになりました。



 今日は、まだしんどいだろうから、少し前のピース。
   


Posted by いなまつゆか at 18:33Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2014年04月13日

弱いところに出る!こころやからだのサインに気づく

 この2、3日、12歳になる愛犬ピースの体調が思わしくないので、高齢だけに心配になります。よく食べるし、よく歩くのですが、腸の調子が思わしくない様子です。

 ふだん、からだもこころも鍛えているわたしですが、かなり高ストレスだったようで、てきめんに胃の調子が落ち、耳鳴りというか、高いところで耳がおかしくなるのと同じような状態になりました。もともと、弱い部分なのです。

急激なストレスを受ける、もしくは小さなストレスでもたたみかけられると、誰でもダメージを受けます。鍛えたボクサーでも、強烈なカウンターパンチを受けたり、細かなジャブをたくさん受けるとダウンしてしまうのと同じです。

で、どうしたかというと、休憩をはさんで、からだを適度に休めながらも、集中して、仕事をしました。ピースのことばかり考えないようにするのは難しいので、違う方向に注意を向けたのです。

うまく気持ちを切り替えることができ、しかもおかげさまで、ピースの調子がよくなってきたので、わたしの方もメキメキ回復してきました。ここで無理しないことですね。

大切なのは、ダメージを受けていることを自覚することです。自覚しないと、対処できませんから。また、こんなことぐらいで弱るなんて、ダメだなんて、思わないことも大切です。

そりゃあ、大事な家族の調子が悪ければ、弱るさ!人間だもの。と、相田みつをさん風に自分に言ってやることにします。



ストレッチも効果的。
  


Posted by いなまつゆか at 20:48Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2014年04月12日

目標達成した後、失速しないためにどうするか

 水泳の入江選手が、19歳の萩野選手をおさえて、100メートル背泳ぎで優勝しました。

 入江選手は、ロンドン五輪でメダルを獲得した後、目標を見失い、調子が上がらず、椎間板ヘルニアまで発症しました。ところが、からだが動かせなくなったかわりに、「考える時間が出来た」のだそうです。「僕には水泳しかない。改めて楽しもう」と思ったのだそうです(4月12日朝日新聞朝刊記事より要約)。

目標を達成した後というのは、やる気を保つのが難しいですね。受験をくぐり抜けて、晴れて新入生になったものの、失速するということがあるのと同じです。

 できれば、入学前から次の目標があれば、スムーズに進めます。カウンセラーになりたいから、心理学を学べる大学に入るというような設定方法ですね。

 一方で、入江選手のように、一度立ち止まり、改めて、これからどうするのかを考えるのも、すばらしいことです。手段としては水泳で変わらなくとも、より楽しい方向に路線変更したなら、しあわせ度が上がります。

 せっかく夢がかなったのに、やる気が出ない、という時間が長くなると、何もしないまま、ずるずると学生生活が終わってしまいかねません。やっと、夢がかなって、やれやれなのに、もう次を考えなくてはならないの?という気分になるかと思いますが、かなったことはちゃんと喜んで、一旦完了させて、次、暫定でもいいから目標を設定し、ゆっくりでもいいから、進んでいくと、どんよりしなくてすみます。

 どうしていいかわからなければ、一人で考えなくてもいいのです。誰かに話すだけで、気持ちがはっきりしてくることもあります。上手に周りを頼りながら、ワクワクするような次を考えてみましょう。


  


Posted by いなまつゆか at 21:00Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月11日

自分のすばらしさを、受け入れて!

 勉強会でした。ダヴのコマーシャルをYOUTUBEで観ました。「リアルビューティスケッチ」というタイトルです。

 ぜひ、まずはご覧ください。

 モンタージュを描く人に、顔を観ないまま、絵を2枚描いてもらいます。一枚は本人の供述により描いた顔の絵、もう一枚は、その後、その人と話した他の人から教えてもらった印象をもとに描いた顔の絵です。完成後、二枚の似顔絵は、並べておかれて、最後本人に観てもらうという話です。

 自分が思っているセルフイメージより、他人が思っているイメージの方が美しいのです。

 カウンセリングをしていると、同じような経験をたくさんします。わたしには、相手の方のすばらしさや、がんばっていることがみえるのに、ご本人は信じられないし、「がんばってるんですかね」とおっしゃいます。

 「カウンセラーだから、そういうことを言うんですよね」ともよく言われます。カウンセラーは自分に正直であるということが、基本的態度の一つで、わたしがとても気に入っている一つでもあります。また、バカ正直で、もう少しうまく言ったらいいのに(自分のためにも相手のためにも)と後悔するぐらいのわたしに、向いている一つでもあります。

 このダヴのコマーシャルに寄せられたコメントの中にも、「CMのコンセプトからすると、結果はそうなるでしょう(他人のイメージの方がいいということ)」というようなものがありましたが、わたしは、単純に素直に、そして、実体験からも、本当にそうだと思いました。

 素直にメッセージを受け取った方が、ずっとしあわせになれるのにとも思います。単純さは宝です。他の人が、「あなた、すばらしいですよ」と言ってくれたなら、「何か魂胆があるの?」とか「おせじに決まっている」と思うより、素直に受け取って、喜び、感謝した方が、ずっとしあわせになりますから。

 美しいと思えば思うほど、本当に美しくなっていきますしね。馬鹿にする人がいてもいいじゃないですか。真に受けて、しあわせに、美しくなる方がずっといいです。

 あなたの素晴らしさが、どうかあなたに受け入れられますように。


  


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