2013年09月30日

ベビーカーの人に、どう声をかけて助けるか

 あさイチで、ベビーカー論争について取り上げられていました。

 その中で、どう声をかけたらいいのか、という話も出ました。


 ヒーローものの姿をして、階段で上げるのを手伝っているベビーカーおろすんジャーさんからは、

 元気な声で挨拶をしてから手伝うこと

 断られたら、「気をつけてね」と爽やかに応援している気持ちを伝えること


 というアドヴァイスがありました。


 笑顔で挨拶、大事ですね。


 断られたら恥ずかしい、と思って、声をかけられないのは、もったいないですね。


 最初から、断わる自由を相手に与えると、かえって気楽に声をかけられます。


 「よかったら、ベビーカーを上げるの、手伝いましょうか?」と言ったら、「必要なければ、断ってください」という感じになります。


 それで、断られたら、

 「そうなんですね」と笑顔で去ればいいのです。


 かっこいいです。


 Aプラン 手伝う

 Bプラン 手伝わない


 どちらでも、わたしはいいですよ。

 お好きな方、選んでください、という感じです。


 そんな人たちが、街にあふれたら、子どもたちがしあわせになることでしょう。


 また、助けてもらう方も、AプランでもBプランでも、笑顔で感謝を伝えましょう。


 ベビーカーと公共のすりあわせは、まだまだ議論が続くことでしょうが、子どもたちはみんなの宝だと思えば、親御さんも、周りの大人もマナーとモラルと思いやりで、乗り切れるのではないでしょうか。

 

   


Posted by いなまつゆか at 19:35Comments(0)コミュニケーション

2013年09月29日

親にいろんな気持ちを持っていい

 東播磨カウンセリング研究会の講座「カウンセリング概論」でした。


 カウンセリングって、どんなものなのかを学ぶ講座です。


 カウンセラーと呼ばれる立場の人は、自分が一致している、すなわち自分の気持ちに正直であることが求められます。


 たとえば、親のことが嫌いだと思うとしたら、「嫌いだという気持ち」があることを認めます。

 その一方で、その親に、「実は愛されたかった、本当は大好きなんだ」という気持ちもあったとしたら、「愛されたい、大好きな気持ち」もあることを認めます。


 人の気持ちは複雑で、「大好きだけど、大嫌い」もありなのです。


 ところが、「親を嫌いになるなんて、もってのほか」という自分の規制が入ると、そんな自分が許せなくなります。


 すると、「親のことが嫌いなんです」とおっしゃる方がいると、なんでかわからないけど、ムカムカしてしまうのです。


 「親のことを嫌う気持ち」を許せていないからです。


 カウンセラーに限らず、「自分にはこんな気持ちがあるのか」とただ認めると、生きるのはずいぶん楽になります。

 正直がっかりもしますが、だめなことではないので。


 逆に、「あんなひどい親を、自分は求めていたなんて、認めない!絶対に許せない」と思うなら、


 「許せない気持ち」をまずは認めてあげてください。


 あせらず、ゆっくり、少しずつ、自分の気持ちを見つけては、「そうなんだね」と言ってあげたらいいのです。


 いろんな気持ちがあっていい、それが自分なんだ。


 そう思えば、「こうあるべき」に妨げられず、自由を手にすることができます。

   


Posted by いなまつゆか at 19:27Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月28日

あまちゃんの考えも悪くない

あまい考えも、悪いばかりじゃないですね。
「あまちゃん」を観て感じました。

キョンキョンと薬師丸ひろ子が部屋でたわむれるとか、花嫁衣装を着てるとか、最終日はあきちゃん、ゆいちゃん含めてそれぞれの歌が聴けるとか。

もっというと、震災後も、みんな生きているとか。

そんな甘い話はないと思っていたのに、話として実現したことが驚きでした。

ファンの甘い考えを実現させる側は、甘くはないことが一杯なのでしょう。
事実を積み重ねて、「嘘っぽい」と思わせないようにしなくてはなりません。

お客さんを喜ばせるということが、エンターテイメントなのだとしたら、上級のエンタメでした。

世の中はそんなに甘くないよ。

夢を見、夢に生きる人は、常々言われることですが、
斜に構えるのは、楽しくありません。


こうなったらいいなという素直な気持ち、大切にして、地に足つけて生きていきたいです。



終わったな〜
  


Posted by いなまつゆか at 22:20Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月27日

今に生きるとしあわせになる

 多可町社会福祉協議会さんで仕事でした。

 傾聴ボランティア養成講座の第3回です。


 


 人の話を聴いているとわかるのですが、今に生きていない人は、あまり幸せではありません。


 未来を憂い、過去に生きるというのは、自分にどうしようもないところで生きています。

 無力感に苛まれますね。


 ところが、たとえ過去の話をしていても、その話を、「今」一生懸命聴いてくれる人がいると、だんだん今に意識が寄ってくるのです。

 そこが、一人で悶々と心配したり、過去を悔やんだりしているのとの違いなのです。


 すごいことですね。


 今を生きると、しあわせ感がやってきます。

 特に平凡な状況でもそうなのです。


 自分の状態を、実況中継してみてください。


 「今まさに、わたしはパソコンのキーを打ち、ブログの一文一文を書いております。

 開けた窓からは、ひんやりとした風がやってきて、虫の声が聴こえて来ています。あ、今違う虫の声が聴こえました」


 自分の状況をよくみて、よく聴かないと、実況中継はできません。

 今に集中してくるのがわかるでしょう。


 しあわせは、案外身近で平凡なところからやってくるのです。


 耳をすましてみましょう。

 今に生きるしあわせがやってきます。


 

 毎日同じようで、違うのだ

  


Posted by いなまつゆか at 19:46Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月26日

若春ちゃんの正体〜思いを成仏させる

 「あまちゃん」もいよいよ大詰めです。

 薬師丸ひろ子さん演ずる、女優鈴鹿ひろ美が自曲の「潮騒のメモリー」を歌うとき、かたわらに若い頃の天野春子さんが観ているというシーンがありました。


 キョンキョン演じる現在の春子さんは生きているので、亡霊ではなく、「思い」なのでしょう。


 鈴鹿ひろ美の影武者だった若い春子ちゃんは、この曲で、自分の声を提供した代わりに、歌手デビューが果たせませんでした。

 そのときの無念が、若い春子ちゃんの姿をして、さまよっていたのでしょう。

 鈴鹿ひろ美が自分の声で歌うのを聴いて、納得できるものがあったのではないかと思います。


 ドラマだけれど、リアルです。


 思いは残るから。

 だから、おさまりがつかないと、モヤモヤするのです。


 思いを大事にしたいものです。

 伝えられる思いはできるだけ伝え、投げかけられた思いは受け止める。


 そうもいかなかった思いは、

 「ありがとう、愛してる」と言ってあげましょう。

 できることなら、誰かにきいてもらい、成仏してもらいましょう。



 そのために、我々のような仕事があります。

 歌を聴いた後、二度と姿を現さなくなった若春ちゃん。

 長い年月を経ても、昇華して、消えることができた若春ちゃんの思いはしあわせです。


 ご自分の思いを大事にしてあげてください。

 


 
  


Posted by いなまつゆか at 19:02Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年09月25日

どうしていいかわからなくなったら、問題を分けてみる

 まごころケアー研究センターさんの仕事でした。

 

 ヘルパーさん対象です。


 テーマは、

 「明日から仕事が楽しくなる!

 ほんわかコミュニケーション術」でした。


 あらかじめ、たくさんの困ったことが、アンケートで寄せられました。

 見ていると、困りごとが混ざっているのがわかります。


 まず「分ける」ことが大切です。


 そうでないと、

 相手から、「〜して」と要求された。

 できなかった。

 怒られた。

 落ち込んだ。

 なんて、だめな支援者なんだろう。


 というような、負のループに巻き込まれてしまいます。


 いったん、止まりましょう。


 まず、自分ができることと、できないことを分けます。

 「お金を貸して」と言われても、貸すことはできません。

 できないことは、どうにもならないのです。


 次に、できることで、やった方がいいのか、そうでないのかを分けます。

 ご本人が、自力でできることでも、手伝った方がいいこともあるし、逆にご自分でやってもらった方がいいこともあります。


 次に、「それはわたしの仕事なのか」と考えてみます。

 やった方がよくて、できることでも、本来自分の仕事でなければ、よそに振っていった方がいいのかもしれません。



 整理してみると、自分がやる必要があることがみえてきます。

 それを、しっかりやるのです。


 ただ、「できません」と言った時にどう思われるかは気になるところです。


 まずは、もともと印象をよくしておくこと。

 感じのいい人は、いいように取られやすいです。


 次に、言い方に気をつけること。

 相手の気持ちを思いやって、話します。


 「できたらよかったんですけど、できないんです。申し訳ないですね」


 手を尽くしても、関係がうまく行かない場合は、しょうがありません。


 万人に好かれるわけにはいかないからです。


 みんなに好かれるヘルパーさんが、いいヘルパーさんかどうかは、別の問題です。


 今日の調子のベストを尽くしましょう。


   


Posted by いなまつゆか at 18:48Comments(0)コミュニケーション

2013年09月24日

ハンデのある人とも楽しめる、ゴマメルールを考える

 散歩をしていたら、帰りにはすっかり暗くなっていました。

 子どもの頃は、インドア派のわたしでも、家の前の道で、ボールが見えなくなるまで、遊んだものです。


 その頃は、違う年齢の子たちが群れて遊んでいました。


 学校では横割りです。

 横割りなら、皆平等にやれるかというと、なかなかどうして、そうはいきません。


 わたしは、早生まれだったので、体が小さく、運動も苦手でした。

 運動会では、ともかくできる限り足を引っ張らないようにするのがせいぜいで、あまり楽しいという気持ちにはなりませんでした。


 「窓際のトットちゃん」や「五体不満足」を読むと、ハンデがある人たちも楽しめる競技があっていいなと思います。


 出身の大阪では、「ゴマメ」という言葉があります。


 遊びのルールについていけない、まだ小さな子を「ゴマメちゃん」と呼んでいました。

 ゴマメちゃんも、お兄ちゃんたちも、楽しく遊べるルールを考えるのが、「ゴマメルール」です。


 少し甘くしてあげて、ハンデをあげるのです。

 ゴルフと一緒ですね。


 実力差がある人たちが、同じ土俵で戦えるので、誰も肩身が狭くなく、しかも、強い人ががまんせず、実力を発揮できる、すばらしいシステムです。


 ゴマメルールを考えることで、考えたお兄ちゃんたちに智恵がつきます。

 臨機応変さ、やさしさ、育成システム、たくさんの力をつけることができる、すばらしいゴマメルールをみんなで考えていけたら、


 楽しくて、おもしろい世界が広がることでしょう。


   


Posted by いなまつゆか at 18:48Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月23日

風立ちぬ〜シンプルな美しさにしびれた

 映画「風立ちぬ」をようやく観ることができました。


 美しい映画でした。

 映像も、生き方も、物語も。


 無駄なものは、何一つありませんでした。


 誰がなんと言おうと、本当にやりたいことをやり、

 本当に愛する人をひたすら愛し、

 真の友との友情を大切にする。


 こんな簡単なことが、難しい。

 みんなどう思うかな、などと、ゴチャゴチャ考えてしまうからです。


 人生には限りがあります。

 人に合わせても、言う人は何か言います。


 生きたいように生きたい。


 こころから、思いました。


 なかなか割り切れない人も多いでしょう。


 まずは、何を残したいか。

 捨てられそうなものは何か。


 考えてみるだけでも、何かが変わっていくでしょう。


   


Posted by いなまつゆか at 18:39Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月22日

困った時が、アイデアにつながる時

 昨日、テレビで、福岡の屋台が紹介されていました。


 マスカットのベーコン巻きが、お勧めメニューでした。

 福岡の屋台では、生ものは売ることができないルールです。

 それで、いろんな果物にベーコンを巻いて、焼いてみたのだそうです。


 パイナップルなどは、ベーコンがボロボロになってしまって、だめだったのだとか。

 たくさんの試行錯誤の結果の、マスカットなのですね。



 困った時が、アイデアが生まれるチャンスです。


 今までとは、違うやり方が必要になるからです。


 ただ困っていても、なかなかいいアイデアは生まれません。


「ピンチはチャンス!」

「これは、いいアイデアが生まれそうだぞ」とニヤニヤしてみてください。


 ナイスアイデアがやってくるでしょう。

 アイデアがやってきたら、


 「え〜マスカット?ありえない」と捨てないで、まずは試してみてください。


 ありえないところに、ヒット作が眠っているのですから。


 
   


Posted by いなまつゆか at 18:14Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月21日

アイデアをひらめかせる方法

 昨日、Facebookページで質問があったので、皆さんにもシェアします。


 アイデアをひらめかせる方法です。


 簡単にプロセスを説明すると、

 1.問いかける。

 2.答え(ひらめき)がやってくることを、先に感謝する。

 3.リラックスして、待つ


 ということになります。


 一番大事なことは、なんのアイデアが欲しいのか?

 問いは具体的に何かということです。


 実は、これが一番難しいです。

 問いさえ、具体的ではっきりしたら、答えは自ずと見つかります。


 1.問いかける

「元気がない家族に笑いをもたらせるためには、どうしたらいいか?」

 2.答え(ひらめき)がやってくることを感謝する

 「答えがやってくることを感謝します」

 3.待つ

 リラックスしているときに、ひらめきはやってきやすいです。

 お風呂、散歩、朝起きがけなど。


 イライラして待つと、なかなかやってきません。


 1は、アイデアを入れる箱を作るようなもの

 2は 箱があくようにするもの

 3は その箱を開けるきっかけ


 というような感じでしょうか。


 必死にやろうとすると、なかなかアイデアは降りて来ず、不信感がつのり、うまくいきません。

 セットだけしたら、

 「きっと、いい時にやってくるわ」ぐらいに思う方がいいのです。


 信じるのが苦手な方は、小さなことで、試してみてはどうでしょうか?


 わたしだったら、

 「来年の手帳カバー、何かいいアイデアないですか?色は赤、軽いものがいいです」


 ぐらいでしょうか? 


 

 ひらめきは、天からのプレゼント

  


Posted by いなまつゆか at 20:14Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月20日

やらなきゃいけないのに、やる気が出ない時どうするか

 ブログを打とうと思いましたが、今ひとつ気が乗りません。

 そういう時は、「これでいこう」という内容も思い浮かびません。


 新聞やネットを少しうろうろしましたが、そもそもやる気がないことに気づきました。


 理由は二つ。


 朝から多可町で、講座の仕事、午後は姫路で、高校の職員研修。




 ダブルヘッダーで少し疲れています。

 しかも、すごーく疲れたってほどではないのです。


 もうくたくたでやれそうもない、なら休むという選択もありかと思うのですが、それほどでもない。

 元気に料理している程度なのです。


 もう一つは、時間に余裕があること。


 いつもなら、夕食までにやってしまおう、などと、時間の制限があるために、なんとなく打てるのですが、それがないと、ダラダラしたくなります。


 だいたい、状況がつかめたので、策を打ちました。


 1.とりあえず、動く、そしてご褒美を考える

 ひとまず、お風呂の準備をして(「20時30分になったら、お風呂の準備をしよう」と命令しました)、ブログができたら、お風呂のご褒美を与えることにします。

 じーっとしているより、違うことでも少し動きをつけると、行動しやすくなります。


 2.自分に命令する

 「21時までにブログを打とう」と時間を切って、命令しました。


 すると、お風呂を洗っている時点で、「そうだ、この状況を書こう!」と思いつき、無事21時までには完成しそうです。



 1と2でも、頑固に動いてくれなければ、


 やっているイメージをして、

 そのイメージを追いかけるように動いてみると、

 
 かなり動きやすくなります。


 無事達成できたら、

 「やる気が出なかったのに、よくやった」と認めてあげましょう。
  


Posted by いなまつゆか at 20:51Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月19日

大事なことを、何度でもきくよさ

 兵庫県川西市けやき坂公民館で仕事でした。

 


 傾聴ボランティア講座「聞き上手になろう」がテーマでした。


 8月の講座を聴いてくださった方が、以前聴いたことを、また聴くよさを感じたとおっしゃってくださったのが、とてもうれしかったです。


 大事なことは変わらないので、テーマが傾聴なら、はずせない部分は同じことになります。

 何度も聴いても、その度に発見がありますし、忘れたことを思い出し、再確認することもできます。

 違う発見があるというのは、成長の証です。

 数学ぶうちに、大事なエッセンスが、からだ、こころ、あたまにしみ込んでいきます。

 すると、知識が智恵に変わっていくのです。



 そうはいっても、毎回まったく同じなら、飽きてしまいます。

 何より、わたしが。


 エピソード等、変えられる部分は、できるだけ変えるようにしています。


 さまざまな切り口から、同じテーマを考えるのは、いい頭の体操になります。


 何度でも聴くよさを、ぜひ体験してみてください。  


Posted by いなまつゆか at 20:39Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月18日

雑ではない、簡単なやり方

 あさイチで、メインテーマがスーパー主婦直伝!どこよりもオイシイ!時短ごはんでした。

 スーパー主婦の足立洋子さんが、簡単で、見た目もきれいで、おいしい料理の仕方を教えてくれました。


 教わる主婦の方は、それはそれは努力して、時間も労力もかけて料理しても、さっぱりの評判だったのです。


 足立さんのサポートを受けて、みるみるうちに家族大喜びの料理ができるようになりました。


 「簡単と雑は違う」という安立さんの言葉が印象的でした。


 一つのポイントだけは、ていねいにやり、後は簡単にすませたらいいということでした。


 たとえば、ひき肉は、すぐに混ぜないで、かたまりでじっくり焼いて、うまみを逃さないとか。

 小松菜やほうれん草は根元がうまみや栄養素がつまっているので、そこは捨てないとか。



 完成品を作り置きするのではなくて、ゆでるだけの野菜に、味付けのバリエーションをつけていくとか。


 一つの料理というより、展開、システム化を教えてくれました。


 これは、応用がきいて、使える智恵です。


 がんばったらいいものができる、というのは残念ながら幻想です。


 それが正しいなら、先ほどの主婦の方は、おいしい料理ができたはずです。


 でも、ポイントがどこかって、難しいですよね。


 足立さんのような、上手に楽している人の智恵を借りましょう。

 そして、ポイントを意識しながら、何度も実践します。


 すると、なんとなくポイントのつかみ方がわかってくるのです。


 最初は、言われた通りに。

 だんだんわかってきたら、工夫をしてみて、オリジナルに挑戦します。


 試行錯誤している間に、力の抜き加減も少しずつわかってきます。


 パッチワークを始めた頃、キルトをする時に、糸を引っ張りすぎたり、逆にゆるすぎて、うまく浮き出なかったり、苦労しました。

 しかし、何度もキルトをしていくうちに、絶妙の引き具合がつかめました。


 意識しながら、実践することです。


 


 

   


Posted by いなまつゆか at 20:07Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月17日

ラブリンがだまされた理由

 前回の「半沢直樹」おもしろかったです。

 片岡愛之助さん演じる、金融庁検査局主任検査官、黒崎駿一が半沢直樹にだまされるシーンがありました。


 「資料のありかを見つけたから、一緒に見よう」と黒崎に言われて、部屋に行ったら、実はそこにある段ボールの中身は、宴会用の衣装でした。

 怒り心頭の黒崎が出て行った後、半沢直樹が、実は奥にその資料は隠されていたということを告白します。


 フェイク(偽物)にだまされたのです。


 「ここにあるに違いない」と思い、

 「やはりあった。この段ボールだ」と思い込み、

 違うものが入っていると、

 「ここにはなかった」という展開になってしまいます。


 あのフェイクがなければ、徹底的に探したでしょうから、簡単に見つかったでしょう。


 思い込みに、目がくらむのです。


 問題を抱えているときも、同じです。

 「こうしないと、解決できない」と思い込むので、他の手が思いつかなくなるのです。


 「そうじゃないかも。他にも方法があるかも」と唱えてみてください。

 縛りが解けやすいです。


 それでも難しければ、他の人に聴いてもらいましょう。

 特に業界外、違う世界の人に聴いてもらうと、

 「当たり前、普通、こうに決まっている」がそうでないことがわかります。


 思い込みを崩して、解決に向かいましょう。


 

 ないと思うと、あるものも見えない
  


Posted by いなまつゆか at 19:39Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月16日

度重なるダメージに気をつけて

 関西は台風は過ぎていきましたが、まだ東北あたりは渦中です。

 前回から、あまり日を置かずの雨なので、地盤がどんどん弱っているのではと思います。


 今回は、1回のダメージも大きいのですが、たとえダメージの1つ1つが小さかったとしても、度重なると大きなダメージになります。


 こころも同じです。


 しかも、1つ1つが大したことがないと、大きなダメージを受けているという意識がなかったり、つらいのに「こんなことぐらいで」と思ってしまいます。

 
 気をつけましょう。

 思いあたるふしがあれば、いったんスピードダウンしましょう。

 判断するというような、たくさんエネルギーを使うことは、先伸ばしをした方がいいかもしれません。


 可能なら、話さなくてもいいから、安心できて、相手もいいよといってくれる誰かにそばにいてもらいましょう。

 できる限り、一人で抱え込まないことです。


 「あまちゃん」のゆいちゃんも同じです。

 自分のこころを守るために、淡々としているのではと思います。


 対応は簡単ではありませんが、あたたかい仲間がいることが救いです。


 まずは、「自分はしんどいのかもしれない」という意識を持って、助けを求めてみてください。



 日本自体も、ダメージを受け続けています。

 つながりあい、助け合うこと。

 まずは、「わたしたちは、つながっている」と思うことが大切です。


  


 

   


Posted by いなまつゆか at 18:27Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年09月15日

安心して休もう!元気ではたらくために

 連休中の方も多いことでしょう。

 遊びに行く予定が、台風の影響で、おうちで過ごすことになった方もいらっしゃるかもしれません。

 せっかくなので、休んでしまいましょう。



 ふだんきっちり家事をやりたい方も、この際手が抜ける限り抜いてみてはどうでしょう?

 ふだん手を抜いていて、今日やらないで、どうするんだという方は、時間を決めて、短い時間でやれることをやってみるというやり方もあります。



 
 少し休んでも、「なんとかなるなる」と言ってあげましょう。


 ただダラダラしても、からだが重くなるので、ストレッチやヨガ、体操等、何かからだを動かすことを取り入れると、休み疲れしなくてすみます。


 ゆったりした音楽などを聴きながら、呼吸をゆっくりさせて、肩、胸、お腹・・と順番にからだの力を抜いていくと、ふだんの緊張から解放されていきます。

 リフレッシュしてきます。


 そんなことして、怠けてるんじゃないか。

 なんだか悪いことをしている気がするという方。


 休むのは、悪いことではありません。

 怠けるというのは、必死にがんばらなくてもできるのに、しないこと。

 疲れたから休むというのは、別物です。


 疲れたからだやこころで、さらにがんばろうとしても、効果は上がらず、たまったストレスは怒りや不満につながっていくでしょう。


 元気に楽しくはたらくために、安心して休みましょう。


 

 宇宙にぽっかり浮かぶイメージも効果的
 

   


Posted by いなまつゆか at 18:15Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年09月14日

遊び心を持ってはたらく

 神戸市で仕事でした。

 

 兵庫県老人福祉事業協会さんの「第1回LSA専門相談会」です。

 テーマは、

 「こころを元気に〜ほんわかストレスケア〜」でした。


 最後の方で、皆さんに遊んでもらいました。

 数を数えていく、単純なゲームなのですが、どんどん遊んで大笑いのところもあれば、なかなかどうしていいかわからず、困っておられるチームもありました。


 遊びなのに、まじめに考えすぎると、わからなくなるのです。

 単純に、よそでうまくいっているところを真似すればよかったのです。


 子どもたちは、真似をして学んでいきます。

 「まねる」から「学ぶ」という言葉が生まれたというぐらいですから。


 勉強とか、仕事となると、やはり「まじめに取り組むこと」こそがすばらしいことのようですが、

 遊びごころを少しプラスしてもいいのではと思います。


 ユーモアは、立派な知的作業、頭がいいということなのです。


 肩の力が抜け、ゆとりが生まれ、なんだか楽しくなってきます。

 その楽しさが、援助する相手や、周りの人に伝染していくのです。


 もちろん、自分自身も楽しいから、ストレスが軽減されます。


 たまには、子どもっぽい、単純な遊びをしてみてください。


 遊びごころが、よみがえるでしょう。  


Posted by いなまつゆか at 20:02Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年09月13日

よくみて!

 兵庫県の多可町で仕事でした。

 

 傾聴ボランティア養成講座の1回目です。


 よくきくことはもちろん、よくみて、よく感じることが求められるボランティアです。


 今日テレビを観ていたら、『ドクターG』をやっていました。

 ベテランの医師は、JR東京総合病院の津田篤太郎先生でした。


 東洋医学も西洋医学も学ばれた、知識も経験も豊かなすばらしい先生でした。

 すごい先生は、すべからく偉そうじゃないですね。

 検挙で、研修医の皆さんにも、尊敬の念を払った態度なのがすてきでした。


 津田先生が最後におっしゃったのは、

 「患者さんをよくみてほしい。」

 「そして、細かく記録をしてほしい。」

 「どんな病気かわからなくても、そうしていたら、いつかわかるかもしれないから」


 すごいなあと思います。


 傾聴も、医療も、カウンセリングも同じ。

 目の前の相手がすべてなのです。


 よくみて、よくきいて、よく感じる


 データではわからないことが、そこから得られるのです。  


Posted by いなまつゆか at 19:52Comments(0)コミュニケーション

2013年09月12日

恥ずかしくても、いいところを教えてもらう

 東京に、研修に行ってきました。

 

 お互いに、前回に自分に課した課題の進行状況をシェアしました。

 わたしも、話したら、
 「やっぱり、大阪の人は話がおもしろいね」と言われました。

 「あれ?今回は笑いを取ろうとしてなかったんだけどな」

 そう思いましたが、
 知らないうちに、大阪生まれの血が、確かに笑いを取ろうとしていたのかもと、思い当たりました。

 講師を仕事とする者にとって、話がおもしろいというのは、いいところです。


 他の人から教えてもらって、いいところを発見することができました。


 ほめられても、受け入れるのは照れくさいかもしれませんが、わたしはとりあえず、

 「ありがとうございます」と言って、受け取ることにしています。

 自分のいいところを知るのはいいことですし、相手の方も、ほめたのに、拒否されたら残念ですから。


 お互いにいいところを伝え合って、受け取り合っていったら、自信が少しずつたまっていくでしょう。

 お世辞でしょうとか思わずに、真に受けて、素直に受け取っていきましょう。  


Posted by いなまつゆか at 18:46Comments(0)子育て・自分育て

2013年09月11日

いい時のベスト、悪いときのベストを尽くす

 赤穂市で仕事でした。

 

「第1回赤穂市老人福祉施設職員合同研修会」で、テーマは、

「メンタルケアについて」した。


 対人援助の仕事に100点はありえません。

 一生懸命努力しても、利用者さんに、ダメと言われることだってあります。


 だからといって、手を抜きすぎて、後悔をするのもつらいもの。


 できるベストを尽くしましょう。

 調子の波がありますから、いい時のベスト、悪いときのベストを考えます。

 調子がいい時にはできても、調子が悪い時には、到底できない、もしくは無理がある場合があります。


 自分の調子からみて、ベストが尽くせたかどうか。


 ピッチャーで言うなら、

 調子がいいときは、完投をねらい、

 調子が悪い時は、最少失点に抑えるというところでしょうか。


 そうもいかない、無理をしないわけにはいかない事情があるのだ。

 そういう方もいらっしゃるかもしれません。


 わたしも代わりの人がいないもので、無理をしてしまうこともありますが、

 やはり、いい結果に結びつかないように思います。


 無理せずできる、何かいい方法はないものか。

 そもそも、これはわたしの仕事なのか。



 考えてみると、案外いいアイデアが見つかるかもしれませんよ。
  


Posted by いなまつゆか at 21:13Comments(0)子育て・自分育て
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