2013年08月18日

こころを学ぶと、何がいいのか

 東播磨カウンセリング研究会の講座「カウンセリング概論」第3回でした。


 こころの勉強を始めると、最初はやたらにカテゴリーに入れたくなります。

 「これは、親の愛情不足だな」とか。

 「過去のこころの傷が原因だ」とか。

 「学校行きたいって言っているけど、行きたくないに違いない」とか。


 知識をかじることで、偏見が増えることさえあります。


 そこで留まらないで、勉強を続けていくと、


 「まてよ、そうと言い切れるのか?」と疑問がわいてきます。


 「こころは、そう簡単にわからないもの。

 わからないとわかるのが、こころの専門家なのだ。」


 と、心理学者の河合隼雄先生も、おっしゃっています。



 そうかもしれないし、そうでないかもしれない。

 そう思いながら、クライエントさんに寄り添います。


 みえないこころと向き合うことは、なんだか怖い気がする、という人も多いでしょう。

 
 だからクライエントさんは、カウンセラーと一緒にやっていくのです。

 すると、だんだんモヤモヤが晴れて来て・・・


 「学校に行きたい、行かなくちゃという気持ちもあったけど、しんどくて休みたいという気持ちもあったんだな。」


 みえなかった気持ちがみえてくることがあるのです。


 「それって、しんどかったよね〜」

 ともに味わうことで、1つ乗り越え、成長していくのです。


 簡単にわからないと知ることから、みえてくるものがある。


 本当に、不思議なことです。


 

 こころが晴れることも、曇ることも、雨が降ることも大切。
   


Posted by いなまつゆか at 19:00Comments(0)子育て・自分育て
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