2007年04月28日

できることと、できないこと

 何か頼まれごとをしたときに、断るのが難しく、ついつい引き受けてしまった経験は、ありませんか?
日本人はノーと言うのが苦手な人が多いです。気兼ねや嫌な人だと思われないかという心配などが理由かもしれませんね。

 心理、福祉、教育、医療など、対人援助の人になると、また違った意味合いで断ることが難しくなります。相手は困っている人ですから。そして、まっとうな援助職者なら自分が役に立つなら、できるだけ力になりたいと思っているはずですから。

 しかしそういう善良な援助職者が今、身もこころもすり減らしています。少ない収入、思い責任、過酷な仕事内容、長い労働時間にあえいでいるのです。そういう人たちの必死のがんばりに、今の社会は支えられています。

 ですが、援助職者も人間です。限界を超えてはいけません。それでは、かえって相手にとってもいい影響を及ぼさないのです。

 できることと、できないことを見極めていかなくてはなりません。それは能力的なことだけではありません。大したことのない仕事でも、たくさんあれば大きな負担につながります。自分の状況を考えて受けていかなくてはならないのです。この判断は難しいし、つらいことでもあります。

 もし、できないことを他の人に安心しておまかせできれば、何よりです。ところが、そのマンパワーが今大変不足しているのです。

 いつか日本に、薬や器具、機械だけではなく、見えない力、こころのエネルギー、こまやかな手間ひま、マンパワーを高く評価してくれる時代がやってきて、たくさんの人が援助職につき、お互いに支えあい、高めあうようになってくれることを願ってやみません。

 本来は対人援助の仕事は、きついけれどやりがいのある、楽しい仕事なのですから。  


Posted by いなまつゆか at 19:29Comments(0)こころのケア・メンテナンス
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