2012年06月05日

正解がない不安の先

 大学でした。



 今日の明石は曇り時々ポツポツ雨。


 先生と呼ばれるのは、あまりうれしくありませんが、先生の役割をしているときは、甘んじて受け入れるようにしています。


 大学では、講演での講師でいるときよりさらに複雑で、講師でありながら、伝えるだけでなく、学生とともに研究する立場にあると考えています。


 正解を与えない先生に、学生たちはとまどっているかもしれません。

 もっと、自由に、もっと意見を!


 そう願いますが、なかなか正解当てゲームから抜け出しづらい人も多いようです。


 正解を言わないといけないと思うから、緊張し、ぐうっと黙り込んでしまうのです。

 彼らが知っている先生というものは、常に正解を求めていたのかもしれませんね。

 
 対人援助の世界に正解はありません。

 みんなでああでもない、こうでもないと議論し、一つでも二つでも何かを見いだしていく。

 そして発見はただちに、福祉の現場へと還元し、みんなのしあわせのために役立ててもらう。


 それが大学、それが研究なんだと、志高くやっています。


 幼い、若い頃から、意見を言っても、生意気だと言われたり、からかわれることのない文化をはぐくんでもらいたいと切に願います。

 
 正解がない不安を乗り越えたら、発見の喜びがあるのですから。

   


Posted by いなまつゆか at 18:23Comments(0)子育て・自分育て
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