2013年10月31日

子どものスマホ依存を防ぐために

 多くの子どもたちが、スマホにはまっています。

 NHKのあさイチでも、二度ほど取り上げられました。


 『LINE』というアプリがあり、電話が無料でかけられる、スタンプと呼ばれる画像が使える、など、若い人たちに人気です。



 既読無視といって、メッセージが来て、それを読んだのに返信していないと、既読を無視したことになり、よく思われないので、いじめの原因にもなっています。

 Lineでは、読んだかどうか相手に伝わるようになっているのです。

 そうなると、見た限りは返し続けることになります。



 子どもには、子どものお付き合いもありますしね。

 スマホを取り上げることで、皆となじめないということもあります。

 大学生になると、就活にも必要となってきます。


 もはや、なしではすまない時代、上手につき合っていく時代なのです。


 弊害が多いので、ずっと見るということをやめてもらう必要があります。

 おうちでのルール作りが求められます。


 話し合いは感情的になりやすいので、番組では紙に書くことを勧めていました。


 大きな子どもさん相手なので、命令形はあまりうまくありません。

 お互いの言い分を聞きながら、どの辺りで折り合いをつけるのか、落としどころを見つけていくことが大切です。


 交渉ですね。


 絶対にだめでもない、何やってもOKでもない。

 その間のところです。


 お互いに相手を尊重しながら、危険性や成績が落ちているなどの問題点を確認し、どうしていったらいいのかを子どもさんが主体となって考えてもらいましょう。


 こういった、難しい案件を乗り越えるには、普段の関係が大きく響きます。

 
 まめなコミュニケーションがはかられていること。

 まあまあでいいので、楽しい家庭であること。


 大事にしてください。

 

 上手に使えば、便利なもの
 

   


Posted by いなまつゆか at 19:10Comments(0)子育て・自分育て

2013年10月30日

なぜ、怒るのか

 急に電車が動かなくなった。

 来るはずの返信がやってこない。

 子どもの帰りが遅い。


 怒りが湧いてきます。

 それは、なぜか。


 不安になるからです。

 
 自分を揺るがされるからなのです。


 電車が動かなくても、それで困ることはあまりなく、少々つらいぐらいなら、怒りません。

 しかし、大事な仕事に遅れる。

 疲れていて、そもそも不安定な状態だ。


 すると、メラメラと怒りが燃え出します。


 怒ってもしょうがない。

 動かないものは動かない。


 それは、頭での問題。

 感情は理屈ではありません。


 ひたすら、

 「不安だ〜なんとかしてくれ〜」と訴えているのです。


 自分を安定させてあげましょう。


 「とっても不安なんだね」

 「大丈夫、なんとかなるよ」

 と言ってあげましょう。


 不安とうまくつき合えたなら、怒りにまかせて、子どもを問答無用で怒鳴り散らしたりせずにすみます。


 「遅くなった理由を教えてくれる?」

 「帰りが遅いと心配になるから、6時には帰って来てほしいんだけど、どう?」

 「あなたが大事だからなんだよ」

 と言ってあげることができます。


 

 空、眺めてみて!
   


Posted by いなまつゆか at 18:49Comments(0)コミュニケーション

2013年10月29日

相手を怒らせる謝罪って

 阪急阪神ホテルズの社長の辞任会見を観ました。


 自分たちを守りつつ、お客さんの怒りに対応できる、これがギリギリの落としどころなんだろうなという謝罪でした。

 前回のものより、好感が持てました。


 朝のテレビによると、社長が自分の前の会見を観ていて、お客様の視点に欠けていることに気づいたのだそうです。


 追いつめられて、あわてて、なんとか繕おうとすると、そうなります。

 視野が狭くなって、自分たちのことしか、考えられないからです。


 「なんやそれ!悪いと思ってないやん」と怒りをあおるようなものになってしまいます。


 他人事だとわかりますが、自分の身に降りかかるとなると、難しいのです。

 怒られるのは嫌だし、それ以上に、非を認めることで、失うものが莫大ですから。


 しかし、もう既に信用という大きなものを失っているのだということに気づく必要があります。


 相手はどう思うか。

 失った信用を回復するためにどうするか。


 これからの誠意を見せていくしかありません。


 そのためにも、相手の視点、相手がどう思うかを考える余裕が必要です。

 自分たちでは難しいなら、他者の意見をきくこともありですね。


 




   


Posted by いなまつゆか at 18:39Comments(0)コミュニケーション

2013年10月28日

急に不登校になったように見える理由

 不登校の理由は様々ですし、理由がわかったから行けるというものでもありません。

 ただ、何も事件がないのに、突然行けなくなったように見える場合は、それまでのがまんが積もり積もった結果でしょう。


 みえないコップがあって、

 つらいなあ、しんどいなあ、休みたいなあ、という気持ちが、1滴、1滴たまっていったのだと想像してみてください。


 コップが一杯になって、あふれでる瞬間に、動けなくなるという、見える形で現れるのです。


 真面目な人、家族思いの人、がまん強い人にみられる傾向です。


 何かそれまでに、早くしんどさを見つけられたらいいのですが、なかなか難しいです。

 うまくいっているようにしか見えない時だってあります。


 普段から、何気ないやり取りをたくさんしていると、「なにかわからないけど、変だな?」というのを感じやすくなります。


 からだやこころから発する「元気」が減っている感じがあるのです。


 見えるもの、聴こえるものだけで判断しようとすると、感じられません。

 心配かけまいと、隠している場合だってあるからです。


 それでも隠しきれないものが、人から発せられているのです。


 空や海、山など、自然のものから、「みえない、きこえない」何かを感じようとしてみてください。

 センサーが働きやすくなります。


 人から発せられるものが、よくわかるようになります。


 すでに、学校に行くのがしんどくなっている人には、

 「今までしんどかったのに、がんばって学校に行ってたんだね」と声をかけてみてください。

 
 たまっていた気持ちを話してくれるかもしれません。


 

  兵庫県三木市で仕事でした。  


Posted by いなまつゆか at 20:07Comments(0)子育て・自分育て

2013年10月27日

さりげなく、夢のようなサービスを目指す

 午後から、ランチを食べ、美術館で絵をみて、買い物をしました。

 

 その間、サービスをたくさん受けました。



 さりげないサービスが好きです。


 思い出すのは、ある結婚式のときのパーティー会場のレストランです。


 飲み物が切れたな、次何を頼もうかなと思う頃に、呼ばずとも飲み物を聞きに来てくれました。

 タイミングが絶妙で、落ち着いた雰囲気が、とてもすてきでした。


 全体をよく見ていないと、できないサービスです。


 客は、材料費や運搬費だけにお金を払っているのではありません。

 雰囲気や美しさ、夢のようなひとときにお金を払っているのです。

 頼みたいけど、どこにいるのかしら?呼んだけどなかなか来てくれない、などと思う瞬間に、現実に引き戻されてしまいます。


 ディズニーランドに何度も足を運ぶのも、途中で冷めることなく夢の世界にいさせてくれるからです。


 美術館やレストランも、講演も同じです。


 夢のようなひとときの中で、気づいたらたくさん学んでいた。


 最高です!

 



 


 


 


   


Posted by いなまつゆか at 19:30Comments(0)コミュニケーション

2013年10月26日

夫源病対策〜息子が原因にならないために

 夫源病なるものがあるのだそうです。

 今日お昼のテレビ番組「たかじん胸いっぱい」(関西ローカル)で言っていました。

 夫が原因で、ストレスがたまり、妻がなる病気のことです。


 更年期障害だと思っていたのが、90%はこれだったというような話もあるそうで。


 「誰の稼ぎで食べられると思っているのか」としょっちゅう言う。

 妻が病気になっているのに、「ごはんは?」と聞く。

 今更、同じ趣味を持ちたがる。

 たまに家事を「やってあげる」。

 上から目線の言動・・・


 一方、妻はがまんするタイプが、なりやすいのだそうです。


 なんだか、やさしくない話だなあと思いました。


 ずっと仕事をしてきて、養って来たのだから、他は文句言わずやるのが当たり前。

 いいから、僕の世話をしてくれ〜


 って感じなのでしょうか。


 これって、もしかして

 「あなたは、勉強さえしていたらいいのよ」と言って、息子に何もやらせないお母さんに育てられた結果ではないでしょうか?


 息子さんが、将来夫源病の原因だと言われないために、今からしっかり育てていきましょう。


 何か家庭での役目を与え、面倒なこと、責任取りたくないことから逃げない練習をしてもらう。

 その代わり、役目を果たしたら、「ありがとう、助かったわ」と伝え、役立つ喜びを知ってもらう。

 「そんなことを言ったら(したら)相手はどう思うと思う?」と相手の気持ちを想像する練習をしてもらう。

 えらそうではない、気持ちの伝え方を学んでもらう。


 自分は夫源病に悩んでいるのに、子どもがそうならないようにするのか。

 複雑な思いの方もあるかもしれません。


 この思いを乗り越えて、負の連鎖を断とうではありませんか。

 息子さんが、人生の終盤に、長年連れ添った妻から「あ〜いなけりゃいいのに」などと思われるのは、悲しいことではないですか?


 そして、ご自分はがまんしすぎない練習をしましょう。

 「そんな風に言われたら、とても悲しい気持ちになるからやめてほしい」と言える練習です。


 誰かが悪いのではありません。

 やさしさと勇気が不足しているのです。


 どうぞ、子育てに、夫婦の間に、愛と勇気を!


 
   


Posted by いなまつゆか at 20:22Comments(0)子育て・自分育て

2013年10月25日

質問に答えられていますか?

 落語に「代書屋」というネタがあります。

 桂枝雀さんのが、大好きでした。


 字が書けないトメという男が、代書屋(今の司法書士のような仕事)に、履歴書を書いてくれと頼みに来ます。

 「生年月日を言ってください」と聞かれ、トメは、

 「セイネンガッピ!」と答えます。

 「違う違う、生年月日を、言ってください」

 「セイネンガッピヲ!」と答えて、代書屋さんを困らせてしまいます。


 おもしろいけれど、質問にちゃんと答えるのが難しいのは、トメさんだけではありません。



 実は答えたくない。

 相手の意図を勘ぐっている。

 責められているのかと思い、守りに入っている。

 意図が汲み取れず、言葉通りだと思っていた(トメさんのケース)。

 頭の中がゴチャゴチャしていて、混乱している。

 そもそも、聞いていない。

 などなど。


 いろんな理由があって、相手の本当に聞きたいことに答えるのは難しいのです。


 今日のタイトルを見た時、

 「どういう意味?お説教したいのかしら?」などと思った方もいるかもしれません。


 言葉や、やり取りが足りないと、なかなか意図までは伝わらないからです。


 尊敬する渋谷文武先生は、質問に答えた後、「答えになっていますか?」と確認なさいます。


 質問に答えられているだろうか。

 相手が、不安にならないように、質問できているだろうか。


 お互いにやさしさや愛を持って、コミュニケーションをはかったなら、少しずつ答えに近づけるでしょう。


 


 そんなトメが大好きだあ。
  


Posted by いなまつゆか at 20:37Comments(0)コミュニケーション

2013年10月24日

弱っている時に、自分にしてあげること


 こころが弱ってるなあ、折れそうだ、つらいよ・・

 生きていたら、そんな時もありますね。


 そういう時は、叱咤激励しないことが大切です。

 こころが折れてしまいますから。


 ささやかなことを取り上げて、認めてあげてください。

 「弱っているのに」を付け加えて。


 「弱ってるのに、ご飯作ることができたね」

 「弱っているのに、座ってる」


 なんでもいいので、できたことをピックアップして、認めてあげるのです。


 本当だ。わたしがんばってるなあ。


 そう思えるように。


 テンション上げなくても、特別すごいことができなくてもいいから、低空飛行でしのぎます。


 そのうち、調子が上がってきますから。


 それでも持ちそうになかったら、誰かを頼ってください。


 今日、今の調子でできることはやる。

 できないことは、誰かに、何かに頼る。


 これが自立した生き方です。


 

 弱ってるのに、コーヒー入れられた。

 ほっと一息つくことができた。


 なんて、えらいわたし・・・  


Posted by いなまつゆか at 19:12Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年10月23日

いいとも!でさえ終わる

 「笑っていいとも!」が終わると、タモリさんがお知らせしていました。

 家にいて、昼食を取る時には習慣のように、「いいとも」を観ていましたので、昨日もたまたまその瞬間を観ていました。


 最初、「?何か様子が変だ。何かしら」という感じでした。

 タモリさんが、まじめな顔で感謝の言葉を述べていたからです。


 毎日毎日あるものは、明日もあさっても、永遠に続くように錯覚してしまいます。

 一人二人、同じような人がいると、みんなと言ってしまうのと同じです。


 あるのが当たり前だと思っていても、終わりがやってくることを知る日がくるのです。


 寂しい、嫌だと会場も訴えていました。

 そういう方も多いことでしょう。


 終わるとなると、急にファンが増えたり、やめないでの要望が殺到したり。


 ぜひ、今あるうちに、その思いを告げましょう。


 家族と暮らす日々も永遠ではありません。

 どうぞ、こころのこもった「おかえり」や「ただいま」をかわしてください。


 「徹子の部屋」のように復活することもあるのかもしれませんし、半年後の終了なのですが、

 長い毎日を続けて来られたタモリさんに、「お疲れさまでした」と言いたい気持ちです。


 

 嫌なことも、永遠には続かない  


Posted by いなまつゆか at 19:43Comments(0)コミュニケーション

2013年10月22日

ごっこ気分が、成功に導く

 フリーランスで仕事をしていますが、営業はあまり得意ではありません。

 研究中、練習中です。


 ところが、子どもが高校時代、PTAの役員をしていた時、バザーで売り子をしていたとき、やけに売り込みがうまかったのです。

 その頃は、今以上にそういうのは苦手だったのですが。


 きっと、本気じゃなかったからです。


 お給料がもらえるわけじゃなし、出世するわけでもなし。


 売れたらいいな、ぐらいの軽い気持ちでやっていました。


 だから、のびのびと宣伝できたのです。


 子育てでも、プレゼンでも、集客でも、「ごっこ遊びなんだ」ぐらいに思った方がうまくいきます。

 本気だと、力が入りすぎるからです。

 ごっこぐらいが、ちょうどいい塩梅に力が抜けているのです。


 しかも、ちょっと楽しい。


 本気の子育ては、厳しいこともありますが、「おかあさんごっこ」「おとうさんごっこ」だと、楽しめる気がしませんか?


 真面目な方には、不謹慎にうつるかもしれませんが、シビアな話で言うと、

 本気だろうが、ごっこだろうが、結果が出た方がいいのです。


 「これはリアルじゃない!ごっこなんだ。本気なんか出さなくていいんだ」と言ってあげてください。


 気楽に楽しい気分で、やれますから。


 

 幻想が楽しいのだ!


 


   


Posted by いなまつゆか at 18:29Comments(0)子育て・自分育て

2013年10月21日

嫌われたかもと思ったら、どうするか?

 きついことを言ってしまったり、怒りにまかせてひどいことを言ってしまったり、怒鳴ったり。


 そんなつもりはなかったのだけれど、相手の様子がおかしい。

 明らかに嫌われて、避けられている。


 そう感じたら、どうしましょう。


 なんとか関係をよくしないと、とあせるのは禁物です。

 あせって、近づきすぎたら、よけい嫌われたり、嫌がられたりします。


 自分ならどうでしょう?

 大っ嫌いな人が、近づいて来て、親しげに話したり、ましてや触って来たりしたら嫌ですよね。


 あきらめて、距離を取りましょう。

 職場等、どうしてもコミュニケーションをはからないといけないなら、挨拶と必要最小限の会話をします。


 そんなつもりはなかった。

 相手も相手なんだ。

 いらつかせるようなことをするから。



 言い分はあるでしょう。

 しかし、暴力をふるっていい理由はありません。

 大きな声で怒鳴ったり、傷つくようなことを言うというのは、相手にとっては、殴ったり、刃物で刺したりするようなものです。

 暴力を振るう人にあえて近づいたりはしないのです。



 自分の言動を振り返り、改善することはないだろうかと考えます。

 本当に何も悪い事をしていないなら、相手の受け取り方の問題なので、ただ様子をみればいいでしょう。

 しかし、自分でもちょっとなあと思うなら、改めるべきことは改めるべく、訓練していきましょう。



 感情にまかせて、言わない、しない訓練です。


 イライラしたら、「わたしイライラしている」と思い、ゆったりと呼吸をします。

 波が静まっていくイメージをするのも効果的です。


 「怒鳴る自由もあるけれど、その後を引き受けるのはやっかいだ。怒鳴らないことを選ぶ」と言ってあげましょう。

 これは、がまんではなく、選択です。


 言動は改善しますが、自分を責めるのはやめましょう。

 調子が悪くて、うまくコミュニケーションがはかれないことは、誰にでもあることです。


 責めていいことは、何もありません。

 その方は許してくれるかどうか、わかりませんが、同じようなことを繰り返さない努力をすることが、自分も周りの人もハッピーにしてくれるのです。


 お互いに落ち着いて来て、少し話ができるようになったら、

 「あの時はごめんなさい」と謝りましょう。

 その後は、相手次第。

 許してくれるなら、距離をとりながら、少しずつ改善をはかります。

 難しそうなら、「ありがとう、愛してる」を唱えながら、また待ちましょう。


 

 よくなるといいね!

 


   


Posted by いなまつゆか at 21:16Comments(0)コミュニケーション

2013年10月20日

守る気持ちが、しんどくさせる

 東播磨カウンセリング研究会の講座「カウンセリング概論」でした。

 こころの仕組みを学びました。


 幼い頃に重要な大人(保護者など)との関係がよくない時、過去につらい思いをした時、人はその時の本当の気持ちに向き合うことがつらくなります。

 向き合わないですむように、これ以上つらい思いをしないですむように、自分を守ろうとするのです。


 気持ちは、ブラックボックスに入れられ、封印されます。

 なきものにされるのです。


 ところが、本当にはあるので、すっかり忘れていても、なんとなく揺さぶられることがあるのです。


 その不安から自分を守るために、人は、理屈に合わない行動をしてしまいます。


たとえば、

 本当は嫌いな人に、やけに近づく。

 (お母さんが嫌いだという気持ちが認められないために、他の人に対しても、嫌いだという気持ちが認められず、わざわざ近づいてしまう)


 勝手に理想の人だと持ち上げてみたり、ちょっと気に入らないと、逆に最悪の人のように言ってしまう。

 (実の親ではかなわなかった、理想の親を追い求めてしまう。この人だと思ったのに、理想に合わないと、許せなくなる。親に対する憎しみまで、その人に向けてしまう)

などなど。


 過去の気持ちに縛られ、過去に生きているので、今にふさわしい行動がとれないのです。


 つらい気持ちに一人で向き合うのは、とてもつらく、しんどいこと。

 一緒にブラックボックスの中を見てくれて、しんどさを分ち合う人が必要です。


 本当になんとかしたいと思ったなら、過去の気持ちを受け止めてもらい、

 共に感じ、理解しようとしてもらうことで、過去にけりをつけることができます。


 そうして、つらいながらも過去は過去としておき、今に生きることができるのです。


 ひとりで、なんとかしようと思わなくていいのです。

 

   


2013年10月19日

その落ち込みは、自分のせいじゃない

 ここのところ、からだだけではなく、こころの不調、落ち込みに見舞われている人が少なくありません。


 不安定な気象や季節のせいもあるでしょう。


 ネガティブな考えを、自分の考えだと思わないことです。


 どこかからやってきて、自分を落ち込ませようとそそのかしているものだと考えます。

 「その手には乗らない、わたしはだまされない」と言って、影響を排除しましょう。


 払いのけようとするのも、うまくありません。


 ネガティブな考えを、もやっとしたものや、黒いどろっとしたものとしてイメージし、それが自分がいる部屋から、家から出て行くイメージをします。


 「ありがとう、愛してる」「なんとかなる、なんとかなる」「大丈夫大丈夫」というような、言葉を唱えるのもいいでしょう。


 こころに、ネガティブなものが占めるスペースを与えず、ポジティブな言葉でうめるのです。


 一人で太刀打ちできないと思ったら、誰かにそばにいてもらい、「大丈夫だよ」と言ってもらいましょう。

 ポジティブな言葉を、真に受けるようにしましょう。


 ポジティブな言葉を採用せず、ネガティブな言葉を真に受けるために、気持ちがどんどん落ち込み、悪い展開が起こってしまいます。


 展開しているだけ、それだけなのです。

 展開をいいものに変えていきましょう。


 

 大丈夫、大丈夫、なんとかなる、なんとかなる!  


Posted by いなまつゆか at 19:28Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年10月18日

温活オススメです!

 ほんの少し前まで、半袖でも暑かったというのに、いきなりのこの寒さ。

 バランスを崩さないように、気をつけたいものです。


 以前、NHKのあさイチで、「温活」を取り上げていました。


 からだを暖めることなのだそうです。


 以前から、わたしもからだを暖めることを大切にしてきました。


 半身浴(なかなか時間が取れない)

 冷えとり靴下(絹100%の5本指靴下と面100%の靴下を重ねてはく・・・いつもはいています)

 などなど。


 温活とは知らなかったのですが、番組を見ていて、これもやっているなと思ったのは、「お白湯」を飲むことです。


 朝一番にからだに入れる水分を、10分ほど沸かしたお白湯にしています。

 ポットより湧かした方が、断然おいしいです。


 これなら、何か他の事をしている間に沸かせますし、確かに暖まります。


 費用も時間もそれほどかかりません。


 よければ、お試しください!




 足湯も捨てがたい・・  


Posted by いなまつゆか at 21:08Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年10月17日

苦労を迎え撃て!

 勉強会でした。

 「七楽の教え」というのを学びました。

 楽すれば

 楽が邪魔して
 
 楽ならず

 楽せぬ楽が

 はるか楽楽


 富山の薬売りの教えなのだそうです。


 楽をしたいと言っていると、歩けなくなり。

 歩く訓練をしたらよかったのですが、楽がしたいからと何もしなかったら座れなくなり・・


 楽をしたいと思って、苦労を避ければ避けるほど、不都合を押し付けられる状態に陥るということです。


 生きるとき、一定の割合の不都合はつきものなのです。


 苦労を排除したら、押し付けられた不都合がやってきますが、

 努力をするなど、自分から苦労を引き受けると、押し付けられはしないのです。


 自分からやる努力は、はたからみるほど、つらくはありません。


 釣り好きの早起きのようなものです。


 楽かどうかはともかく、楽しく生きたいなら、苦労は迎え撃つ方がいいのです。


 

 がんばらなくても、努力はできる

   


Posted by いなまつゆか at 21:17Comments(0)子育て・自分育て

2013年10月16日

小学校にセンターがあるよさ

 午前中、神戸市北区の北五葉ふれあいのまちづくり協議会さんの仕事でした。

 テーマは「お話相手ボランティア〜傾聴のトレーニング」です。


 会場で、活動場所でもある、北五葉地域福祉センターは、北五葉小学校の敷地内にあります。


 小学校の中にセンターがあるなんて、すてきです。


 自然と交流が生まれるだろうからです。


 同世代ばかりで集まるのは、不自然なことです。

 本来地球上で、多世代が暮らしているのですから。


 世代のギャップがあると、理解不足や価値観のおしつけなど、トラブルや嫌な出来事が起こってくることもあります。


 そもそも違うもの。

 違う価値観でも、そのままでいいのです。


 「あるべき」を横に置いて、お互いを尊重し、理解しようとしたなら、きっとベストミックスが生まれることでしょう。


 ギャップを楽しみましょう。


 

 午後も神戸で仕事。  


Posted by いなまつゆか at 19:58Comments(0)コミュニケーション

2013年10月15日

リラックスがなかったら・・・

 兵庫県赤穂市にある、ボランティアグループ「あこう傾聴の会」さんで仕事でした。

 

 「簡単にできるリラクゼーション」がテーマです。


 リラクゼーションがなぜいいのかというと、全くリラックスできなかったらどうかを考えるとわかりやすいでしょう。


 いつも、気を張りつめ、「ちゃんとやらなきゃ」と思いつめる。

 逆に気がつけば、ぼーっとしてしまう、ぽかミスをしてしまう。


 いつも伸ばしっぱなしのゴムは切れたり、弱って、伸びなくなってしまいます。

 それが、ぼーっとしてしまうということなんですね。


 こころを広げ、ゆったりした中で、段取りを考え、粛々と事を進める。


 無駄にエネルギーを消耗することなく、はかどっていく感じです。


 「忙しいから難しい」

 そうお考えの方も多いでしょう。


 なので、「簡単リラクゼーション」です。

 お勧めしているのは、イメージや呼吸などを使って、3分や5分あればできるものです。


 慣れてこつさえつかめば、1分でもリラックスできます。


 その後の消耗が避けられるのなら、価値がある1分ではないでしょうか。


 落ち着きが出て、ストレスにも強くなる、リラックスする力をぜひ身につけてみてください。


   


Posted by いなまつゆか at 20:08Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年10月14日

切り取り次第で、別世界

 午後から、兵庫県の神河町にある砥峰高原にやってきました。

 今の季節、すすきが美しく、毎年のように見に来ています。


 


 いかがですか?

 まるで誰もいないような世界が広がっているように見えませんか?


 実は、三連休の最終日とあって、大変な人出でした。


 ここは、すすきを保護するために、通ることができる道が決まっているので、その道を避ければ、人が映像にうつらないようにすることができるのです。


 切り取り様で、全く違う世界が広がるということですね。


 事実は同じでも、捉え方は人それぞれ。

 幸せ度も様々。

 
 挨拶しても返って来なかった。

 そういう事実があっても、


 「きっと嫌われているんだ」と思うのか、

 「何か、考え事していたのかも」

 「いや、実は双子の兄弟で、別人だったのかも」

 と思うのか。


 全然違うこころの世界になりますね。


 「そうに決まっている」と思わないで、多様な捉え方をしてみてください。

   


Posted by いなまつゆか at 18:42Comments(0)子育て・自分育て

2013年10月13日

ソクラテスメソッド〜質問に答えてもらって学ぶ

福岡で研修を受けました。



渋谷文武先生の「ソクラテスメソッド」を学びました。


ソクラテスメソッドは、講師が内容を準備するのではなく、参加者の皆さんから質問をつのって、その質問に答えるという形で進めていく研修です。


質問は毎回変わるので、内容が、毎回変わる。

思わぬ質問を受けて、それがまた講演の材料になる。


ユニークで学びの多いメソッドです。

質問するのが難しいかなと思いましたが、小グループに分かれ、ゲームでこころがほぐれてからなので、簡単にたくさんの質問が出ました。


質問をしてもらうことで、わたしの中から答えが引き出される体験は以前からありました。

「話が長い人がいて困るのだけれど、どうしたらいいですか?」

「同じ話ばかりで、聞いててしんどいのですが、何かいい聴き方がありますか?」
などなど。

 具体的に聞いてもらうと、具体的に答えることができます。

「最初に聞ける時間を言いましょう。『10分なら聴けますよ』など」

「ありがとう、愛してると唱えながら聴くと、間がもちますし、すてきな気持ちをプレゼントできますよ」などという具合です。

講師をしていなくても、漠然としていたことが、誰かに質問してもらうことではっきりすることがあるのではないでしょうか。

問いがわかれば、答えはいずれ出てきます。


答えを探すのではなく、人とのやり取りの中で、自分の中の問いを探してみてください。  


Posted by いなまつゆか at 20:53Comments(0)子育て・自分育て

2013年10月12日

50歳も16歳も共に学ぶよさ

 昨日の夜は、兵庫県立湊川高校定時制の生徒さんに向けての講演でした。


 「人に好かれるコミュニケーション」がテーマです。


 こちらは定時制なので、さまざまな年齢の方が学んでいます。


 とてもすてきです。

 同じ年齢の人たちで学ぶことが当たり前のように思っていますが、むしろ、この方が自然なのかもしれません。


 年齢を重ねてから高校で学ぼうという方は、学びたいという気持ちが姿勢に現れています。

 その姿勢を学ぶことができます。


 逆に若い人からは、新鮮な発想やわたしが若い頃にはなかった技術を学ぶことができます。


 お互いを尊重しつつ、平等に渡り合うと、多様な学びがどんどん吸収されていきます。


 実は同年代が苦手という方も、結構います。

 身近に違う年齢の人と学ぶ機会がない人は、生涯教育の場を探してみてはどうでしょうか。



 年配だからといって、えらそうにしない。

 若いからといって、年配の人をばかにしない。

 壁を作らず、尊敬の念を持って、交流しようとする。


 楽しい学びが、繰り広げられるでしょう。

 本来学びは、楽しいものなのです。


 

   


Posted by いなまつゆか at 19:57Comments(0)子育て・自分育て
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