2013年02月28日

アンデルセンに感謝する

 NHKEテレの番組「フックブックロー」が好きです。

 息子に勧められて観出したら、これがなかなかすてきな番組なのです。


 古本屋が舞台なのですが、まずデザインが何もかもすてき。

 ぜひ、グッズを売ってもらいたい。

 ブックカバーとか、しおりとか。


 そして、歌がすてき。みんなうまい。

 選曲もバリエーションにとんでいます。


 オリジナルもあるし、キャンディーズの曲もあるし、唱歌もあるし、フォークもあるし・・・


 この前は、古書店の店主の「もくじぃ」(声は、声優の中尾隆聖さん、バイキンマンやフリーザ様だよ)が「アンデルセン記念日」としている日の話でした。アンデルセンの絵本を買いにきた親子のおかげで、この仕事もいいかもと思えた日なのです。

 だから、アンデルセンに感謝する日なのです。

 アンデルセンに感謝するなんて、考えてもみなかったです。


 「マッチ売りの少女」も、「みにくいあひるの子」も、子どもの頃、何度も何度も読みました。

 あまりいけてない子だったわたしは、知らないうちに「みにくいあひるの子」のお話に励まされていたに違いありません。


 ほんまや、わたしもアンデルセンに感謝しよう。


 感謝できることが、また増えました。


 やさしさに満ちた、大変質の高い番組です。

 良質のもので、子どもたちが育つのはすばらしいことですね。


 我が家はおとなばっかりで、「フックブックロー」と「忍たま乱太郎」をかかさず観てますけどね。


 

 いつか、白鳥に  


Posted by いなまつゆか at 20:54Comments(0)子育て・自分育て

2013年02月27日

まねることは、インプットすること

 2月23日の朝日新聞土曜板beで、書家の柿沼康二さんが取り上げられていました。


 新しいスタイルで書を表現なさる柿沼さんですが、「臨書」をなさるそうです。


 臨書とは、

 名筆をかたわらに置き、気が遠くなるくらいの時間をかけて、ひたすら書き写すこと。

 お手本をまねるということですね。



 「古典の臨書は、呼吸でいえば「吸う」行為にあたる。きちんと吸わないと、制作という形で「はき出す」ことはできない。」と表現されていました。

 学ぶことはまねることから、といわれますが、まさにその通りですね。

 「臨書で吸い込んだものに、ロックンロールやファッションなど、僕が好きなものを加えて、作品として吐き出す」とも。


 たくさんまねて、インプットする。

 そこに、自分の好きなもの、興味があるもの等、他のものも合わさり、消化されるなかで、「わたしらしいもの」がアウトプットされるのです。


 わたしも、信奉する先生のメルマガを、今毎日のようにノートに書き写しています。

 すると、先生の中にあるエッセンスが、わたしのからだやこころにしみ込んでいくような気がします。


 ただ、読むだけとは、入り方が違うのです。


 これが消化され、いつ、どんな形で、わたしらしいものが生まれでるのかが、楽しみでなりません。


 

 ひたすらまねるのだ。  


Posted by いなまつゆか at 19:34Comments(0)子育て・自分育て

2013年02月26日

治療より予防派

 神戸に買い物に行ってきました。

 重ねばき用の絹100%の靴下や、天然素材のボディーソープ(LUSHのハッピーヒッピー)、そしてノートとノートカバーなどを買いました。


 自分の体をいたわる物、元気を維持する物、頭を鍛える物に、投資します。

 
 一般の物より割高ですが、健康を損なった場合の医療費に比べたら安いですし、何より毎日が楽しく元気にはたらけることで、支払うお金を上回る利益があります。


 長い目でみたら、予防にお金をかける方がお得です。


 それでも、病気になることもあるかもしれません。


 自分で節制し、栄養ある物を食べ、肌をいたわり、運動をこころがけ・・・。

 その結果なら、それはそれで後悔がありません。


 医療費にお金を割く気がないのですが、おかげさまで、健康と笑顔を手にしていることに感謝です。


 

 ハッピーヒッピーと頭鍛える用のノート。  


Posted by いなまつゆか at 20:22Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年02月25日

先入観を捨てて、質問力をつける

 相生市社会福祉協議会さんで仕事でした。



 傾聴ボランティアグループ「みみずく」さんのフォローアップ研修です。


 フォローアップなので、質問を中心に進めたところ、皆さんの質問の内容で、レベルが上がっているのがわかりました。

 「普段はこういう声かけをしているのですが、これでいいのでしょうか?もっと他にありますか?」

 「否定的な態度の人に、何かできることはないでしょうか?」



 地道に活動をされていること。

 少しでも、いい活動につなげたいと思っていること。

 質問から、伝わってくるのです。


 胸が熱くなる思いでした。


 だからといって、経験が浅い人の質問が、だめなわけではありません。

 今の自分にあったレベルの質問をすることが大事です。


 「どんなことでも、しょうもないことでもいいから聞いてください」とお伝えしています。


 素朴な疑問も、レベルの高い質問も、それぞれに価値があるのです。


 大事なのは、疑問を持つことです。

 何も思わず、適当にやっていても、上達はしないからです。


 疑問を持つことは、案外難しいこと。

 いきなり聞いてくださいと言われると、何を聞いていいかわかりません。


 ふだんから、「これはなぜこうなるの?」「これは問題じゃない?もっとよくなるには、どうしたらいいの?」と疑問を持つ練習をするといいでしょう。

 なんとなくやるということを、減らしていきます。

 先入観を捨てて、小さな子どものようになってみます。

 
 質問する力がついてくるのです。

  


Posted by いなまつゆか at 18:54Comments(0)子育て・自分育て

2013年02月24日

美輪さんでさえ、リサーチする

 21日のあさイチのゲストが、美輪明宏さんでした。

 反響が大きく、たくさんの質問や伝えたいことが寄せられていました。


 電車に乗ることも結構あり、その辺の女子高生などお茶に誘って、リサーチするのだそうです。


 巷の人に話をきくと、企業は2周ほど遅れている。

 自動車が売れないというが、性能がいいのは、今の若い人にとっては当たり前のこと。

 彼らは、もっとデザイン性のすぐれた車に乗りたいのだ。


 そう話していました。

 
 その通りです。

 魅力的なデザインの車、電化製品が、見当たりません。

 品質さえよければいいでしょうという感じです。


 リサーチが足りないのです。


 美輪さんは、自分はサービス業だから、お客様が何を求めているのかを意識しているとおっしゃっていました。



 消費者が買いたいものはなにか。

 観たい番組は何か。

 生徒が何を求めているのか。


 意識し、満たしていこう、喜んでもらおうという気持ちが大切です。

 
 組織にいると、目の前の上司の求めに応じたくなります。

 そして、お客様のことを忘れてしまうのです。


 

 今日は、兵庫県神戸市の新長田で、兵庫県カウンセリング協会の会合でした。

 3月のワークショップの世話人会です。

 参加者目線で、できるベストを尽くします。  


Posted by いなまつゆか at 19:04Comments(0)子育て・自分育て

2013年02月23日

小さい世界の当たり前が、大きな世界でそうとは限らない

 ヨガを毎朝20分しています。

 DVDの先生です。

 おかげで、体の調子はよくなるし、やせるし、ありがたいことです。


 そのDVDの中に「ハッピーベイビー」というポーズがあります。

 寝転んだ赤ちゃんが自分の足を持つようなポーズなのですが、20分の中に2回出てきます。


 ヨガのインストラクターの資格を取った人に聞くと、実はそんなに頻繁に出てくるポーズじゃないそうです。


 え〜そうなんだ。

 20分に凝縮された中に2回も出てくるから、超スタンダードなんだと、勝手に思い込んでいました。


 ヨガを極めるわけでなく、インストラクターになりたいわけでないわたしには、小さなDVDの世界で十分なのですが、その小さな世界で当たり前だと思っていたことは、いろんなヨガの世界を知っている人にとっては、そうでなないということがわかります。


 こころの視野狭窄ですね。

 意識している範囲が狭いのです。

 狭い世界でばかり物事を見ていると、ゆがんでとらえてしまいます。


 少しよそを知ると、世界が広がり、ゆがみが修正されるのです。


 生まれ育った家での常識が、世間では非常識であることもあるということです。

 自分の常識を疑ってみると、世界観ががらっと変わります。


 これからは、案外レアなポーズなんだなと思いつつ、ハッピーベイビーを楽しみたいと思います。


 

 見渡す
   


Posted by いなまつゆか at 20:24Comments(0)子育て・自分育て

2013年02月22日

何もしない力が必要なこともある

 「かたづけなさい。」

 「勉強しなさい。」

 ついつい、あれこれ言ってしまい、がまんできずに、片付けてしまう親御さんがいます。


 「ちょっと、あなたも何か言ってくださいよ」と言われても、

 「う〜ん、まあ様子をみてみよう」と何も言わない親御さんもよくみられます。



 どう言っていいかわからないから黙っていることも、黙っていられないから口出ししてしまうことも、簡単です。

 いつもの慣れたやり方だから。


 そうもいかないことが起きてきたとき、今までとは違う動きが必要となってくる時があります。


 言えない人が、動き、思いを口に出すためには、勇気が必要です。

 黙っていられなかった人が、見守り、何もしないでいるためには、こころの強い力が必要です。


 どちらも、大切な役目です。



 共通することは、こころのエネルギーをたくさん使っているということ。

 こころのエネルギーを食べて、子どもは大きくなるのです。




 見守るのは、けっこうつらい。  


Posted by いなまつゆか at 19:25Comments(0)子育て・自分育て

2013年02月21日

だから、おもしろいのだ

 兵庫県三田市多世代交流館で仕事でした。



 「イライラ解消!がんばりすぎない子育て」がデーマです。


 泣き止まない。

 おむつが、なかなか取れない。

 ちっとも片付けてくれない。


 思い通りにならないと、イライラしますね。


 「自分の努力では、なんともならないことがある。」

 子育てで学んだことです。


 報われないからと、何もしないならしないで、後のツケがおそろしい。


 今朝の朝日新聞に、炭素(C)と水素(H)の結合を直接切る「C-H活性化」に取り組んだ(どうやらすごい発見らしいです)、科学者の村井眞二さんがこう語っていました。


 「私はゴルフはしないが、大発見はいわばホールインワン。狙ってできるわけがない。でもグリーンへのワンオンを目指し、練習を重ねた人と、そうではない人とで、どちらが実現するか。

 成功する確率を上げる意識、努力、しかけ、工夫が化学にも大事だ。」


 これは、子育てにもいえることです。


 でも、だからおもしろいんですよ。


 必ず当たる宝くじ。

 打てば必ずホールインワンするゴルフ。


 おもしろくもなんともないです。


 ああでもない、こうでもない、と工夫することが、子育ての楽しさ、おもしろさなのです。




   


Posted by いなまつゆか at 18:31Comments(0)子育て・自分育て

2013年02月20日

関係を心地よいものにするのはなぜか

 兵庫県高砂市社会福祉協議会で仕事でした。

 

 熟年ボランティア入門講座

 「人に好かれる話し方〜話し上手、聞き上手になるために」がテーマでした。


 高砂市では、最近山陽電車の脱線事故がありました。


 近くで大きな事故があったので、とても驚きました。

 よそごとではありませんでした。


 講師の仕事をしていなかったら、そこまでではなかったかもしれません。


 講師の仕事を通じて、高砂市の皆さんと長い年月、関わって来ました。

 その関わる回数が、高砂市を身近なものにしているのです。


 ボランティアも同じです。

 最初は知らない人かもしれません。


 しかし、ああでもない、こうでもないと、関わり、やりとりをし、笑ったり、たまには怒ったりすることで、関係ができてくるのです。


 今日お伝えしたのは、その入り口。

 関わる時に、関係をより心地よいものにするために、スキルを学ぶのです。

 心地よいものであったら、「また会いたい」と思うから。

 回数を重ねていくことができるからです。



 終わる頃には、皆さんリラックスした笑顔になっていました。

 わたしも高砂の皆さんとの関わりを、さらにしっかりとしたものにすることができました。  


Posted by いなまつゆか at 18:38Comments(0)コミュニケーション

2013年02月19日

計画派の人が、気分屋さんに振り回されないためには

 突然、「今から〜へ行こうか」と言い出す。

 約束の時間に、よくわからない理由で遅れる。

 やると言っていたのに、やらない。

 なんだかわからないけど、不機嫌になる。


 計画派の人は、このタイプの人に振り回されてしまいます。


 計画派の人は、出かけるなら、前もって決めておきたいし、時間は守りたい。

 イレギュラーは苦手なのです。


 どちらが悪いわけでもなく、タイプが違うのです。


 最初のタイプは、気分で動く人たち。

 気分屋さんなのです。


 気分というのは、そのときそのときに変わるもの。

 お天気のようなものです。


 いやお天気以上に、行動に理由がありません。

 あるとしたら、「そういう気分だから」ということです。

 予測が難しいのです。


 まずは、この違いをわかりましょう。

 理解することが大切です。


 そして、計画派の言葉に翻訳するのです。


 「今日、部屋の整理をする」と言ったら、

 「今、部屋の整理をする気分です」。

 「何時に待ち合わせね」と言ったら、

 「今のところは、何時に行けると思っています。」


 だけど、後は変更する可能性がありますよと言っているのだと補足します。


 これで、計画派の人は、こころのおさまりがよくなります。


 そして、気分に対応するために、あらかじめ言っておく。

 「わたしは、急にプランを立てられるのは苦手だから、ついていけないことが多いです。」

 「できれば、遅くても前日には言ってほしいです。」


 少し、配慮してくれるかもしれません。

 あまり、期待はしない方がいいです。配慮してもらえたら、ラッキーぐらい。

 だけど、断る時に、前から言っていたようにと言えるので、断りやすいのです。


 急な変更に対応するためには、Aプラン、Bプランを立てる。

 「時間通りの場合は、Aプラン、当初の予定通り」

 「遅刻することが多い人だから、遅れた場合は、もしくは空き時間が急にできた時のために、Bプラン、読書をしよう。本もって行っておこう」

 これで、イレギュラーが想定内におさまります。


 そのときの気分に、即対応しなくてはならないと思うために、しんどいことも多いので、

 「そういう気分なだけだから、別に私は何も対応しなくてもいい。そっとしておいてあげよう」と自分に言ってあげるのもいいでしょう。


 世の中にはいろんな人がいます。

 そこそこうまくやっていくには、智恵が必要です。


 気分屋さんにとっては、計画派の人たちはちょっと息苦しい。

 お互いさんなんです。


 

 違うから、おもしろくもあるのだ

 


 


   


Posted by いなまつゆか at 19:26Comments(0)コミュニケーション

2013年02月18日

親の再婚〜血がつながっていても、そうでなくても

 NHKのあさイチで親が再婚したときの、子どもの気持ちについて、取り上げられていました。


 子どものいる男性と結婚し、本当の母親のようになれない葛藤を乗り越え、実の母ではなく、子どものサポーターなんだと思って、乗り越えていった女性がいました。

 甘えたがる義理の子と、後に生まれた実の子を抱え、うまく上の子の気持ちに答えられないし、赤ちゃんは守りたくなるし。

 血がつながっていても、難しい課題です。


 簡単な言葉では、語れない毎日があったことでしょう。



 血がつながらないと、少し距離感があります。

 この距離感をうまくいかせば、逆に血がつながっている関係よりうまくいくかもしれません。


 実の親子だと、遠慮がなさすぎて、きつかったり、所有物のようだったりします。


 血がつながっていても、そうでなくても、まわりの大人は、子どものサポーターです。

 
 子どもの意思、気持ちを尊重して、よくきいてもらいたい。

 その上で、家族みんながよりよい関係になるために、どうしていくかを話し合ってもらいたいのです。


 その女性の場合、上の娘さんが大きくなって、女性の誕生日にケーキと手作り絵本をプレゼントしてくれました。

 「ゆうちゃん(女性の仮の名前)から生まれたかったな。でもこの関係もいいか」というような内容でした。


 

 泥まみれが楽しい

   


Posted by いなまつゆか at 19:27Comments(0)子育て・自分育て

2013年02月17日

男性は、逃げてるのではなく、困っているのかも

 少し前ですが、2月7日のNHKニュースで、夫の家事参加について、夫婦に意識の差があると報道されていました。

 妻側の多くが「もともと手伝う気がない」と考えている一方、夫側は「手伝うと文句を言われる」と考えているケースが目立つというのです。

 気持ちが行き違っていますね。

 
 問題が起こった時に、逃げる男性が多いと思っていました。

 しかし、話をよくよく聞いてみると、そうではないのかもと思うようになりました。

 
 学校の課題が出せない。

 親子の対話ができない。

 子どもの世話ができない。

 家事やっていない。


 申し訳ないと思っている。

 このままではよくないと思っている。

 だけど、どうしていいのかわからない。

 言い出す、やり出すタイミングがつかめないので、ずるずるしてしまう。
 
 やってみたけど、怒られるから、何もしない方がいいのかなと思った。


 実は、誠実に考えている人たちがいるのです。

 残念ながら、まったく相手に伝わっていないために、「やる気がない」「逃げてばかり」「わたしに押し付けてる」と思われ、非難されてしまいます。

 そうなると、「自分が悪いんだからしょうがない」と、黙ってしまう。


 誤解されるのは、もったいない。

 気持ちを言葉にして伝えませんか。

 きく方も、一方的に決めつけず、怒らず、まずはよくきいてみてください。

 完璧を求めるのはやめましょう。


 課題も、子育ても、家事も、やっていくうちにうまくなるのですから。


 

 こころの溝をうめていこう


 


  


Posted by いなまつゆか at 18:49Comments(0)コミュニケーション

2013年02月16日

少しの手間をはぶくと、嫌なことがサクサク

 記録の仕事が嫌いです。

 というか、嫌いでした。


 避けよう避けようとして、記録をつけようとすると、他のことがしたくなりました。

 「記録をつけよう」と自分に命令し、他のことをしないと決め、そうすると、自分をコントロールしやすくなるので、なんとかやれてはいました。



 今までは、かなり詳しく、逐語記録(逐一、言葉をそのまま記録すること)のような感じで記録していました。

 このやり方は、いい訓練になるのです。

 ですが、時間がかかり、クライエント数が増えて来た今、他の仕事や勉強に時間が回らなくなってきました。


 それで、文章のスタイルではなく、ポイントやキーワードだけを記録してもいいことにしました。

 見たら思い出すような言葉を書くのです。


 すると、サクサク進むようになりました。

 実は、言葉だけではなく、今も文章で書くこともあり、それほど実態は変わらないのですが、文章化しなくてもいいと思っただけで、こころの抵抗が減ったようなのです。

 文章で書いても、ポイントだけでも、はかどるようになりました。


 掃除に関しても、忙しくてなかなか掃除機がかけられなかったのですが、充電式で、しかも吸引力が強い掃除機を思い切って買って、暇を見つけて、10分から15分ほどかけるようにしました。

 充電が20分しかもたないので、そもそも長い時間かけられないのです。


 すると、気軽にちょこちょこかけられるようになりました。

 今まで、掃除機のコードとの闘いや、大きな掃除機を出してくる手間が億劫にさせていたし、やるなら全部の部屋をやりたいという気持ちが、その時間が取れないという考えに結びついていました。


 勝間和代さんも、2月12日のメルマガで、「わずかな差でも、人は常に楽をしたがる」と書いていました。


 手間をはぶいて、ちょっとだけ楽にしてやるだけで、やれることが増え、サクサク進むのです。


 

 時は金なり

   


Posted by いなまつゆか at 20:35Comments(0)子育て・自分育て

2013年02月15日

成長を阻むもの〜プライドを打ち破れ

 兵庫県三木市で、キャンパスカウンセラーの仕事でした。

 


 人を育てる、人が育つ現場にあって、どうにも越えられないラインが感じられるときがあります。


 ある程度まではいくんだけど、一山越えられず、ぐるぐる同じところをさまよう感じです。


 何がそうさせるのか。

 プライド、そしてプライドから来る自信のなさです。


 ライオンのプライドは「縄張りのこと」。

 ここから中は入るなという線ですね。


 その中には、自信がない、おびえた自分がいるのかもしれません。


 成長するためには、勇気が必要。

 今までの自分を捨てることでもあります。

 失敗して、かっこわるいこともあります。


 プライドが、次の一歩を阻むのです。

 恥をかきたくないからなのか。

 ただただ怖いからなのか。


 その怖さは、わかる気もします。

 わたしも、怖いですから。

 
 昔わたしは、かなりの育てられベタでした。

 親切に教えてもらっているのに、大してわからないくせに、自分なりの考えで反論していました。

 しょうもないプライドです。


 あ〜もったいない。

 素直に聞いて、吸収すればよかった。

 ともかく、実践してみればよかったと思います。


 今はポキポキ何度も鼻を折って、ずいぶん教えられるのがうまくなりました。


 それでも、変わるのは勇気がいります。

 守らなくちゃならないものなんて、ないはずなのに、怖いんだな〜


 ともに、乗り越えていきませんか?

 プライド打ち破って、次のステージに行きませんか?


 一人じゃなきゃ、やれるかもですよ。  


Posted by いなまつゆか at 18:35Comments(1)子育て・自分育て

2013年02月14日

電車の遅れ〜イライラの罠から逃れる

 兵庫県尼崎市で仕事でした。



 兵庫県ホームヘルプ事業者協議会阪神ブロック研修会です。

 テーマは、「明日から元気にはたらける〜ほんわかストレスマネージメント」です。


 リラクゼーションや話し合いをし、ストレスとの付き合い方、気持ちの受け入れ方などをお伝えしました。

 楽しく終了し、駅に向かったら、遅延のお知らせが。


 15分ぐらいの遅れで、最寄り駅には新快速の方が早く着くとのことだったので、新快速に乗りました。

 途中で座れたのですが、三ノ宮で、高齢の女性が来られたので、「代わりましょうか?」と言いましたが、「大丈夫です」とおっしゃいました。

 気さくな方で、その後、お互いの仕事など世間話をしました。

 途中、駅のアナウンスの声が、キンキンするわねとおっしゃいました。


 電車が遅れているので、声が切羽詰まった感じなのです。


 こういう声がイライラをあおることもあるかもなあと思いました。

 イライラしてもしょうがないので、我々は楽しい感じで、だんだん人が増えていく電車にいました。


 西明石で、20分ほど待って、ようやく乗り換えようとすると、既に乗客でいっぱいで、荷物が多いわたしは乗れませんでした。

 救済措置で、新快速を各駅停車にするとアナウンスが入りました。


 違うホームでの乗り換えのために上って降りた階段を、また上って降りて、元のホームに戻り、新快速を待ち、乗り込みました。


 少しずつ、イライラのもとになりそうな要素がたまっていきます。

 こんな時は、イライラしやすい状態を意識して、こんな時もある、誰を責めてもしょうがないことだと自分に言ってあげるといいでしょう。

 これこそ、ストレスマネージメントです。

 意識することで、イライラの罠にはまらずにすみます。

 何より、無事に帰ることができてよかったです。


 当たり前ではない、ありがたいことです。
   


Posted by いなまつゆか at 21:37Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年02月13日

空気がイライラさせるのに、負けない

 兵庫県赤穂市子育て学習センターさんで仕事でした。

 

 テーマは、「イメージトレーニング イライラ解消!楽しくかしこい子育て法」でした。


 昨日、近くの高砂市で山陽電車の列車脱線事故がありました。その他にも自動車事故が、何件もあったようです。

 今朝も、1件事故らしい現場を目撃しました。


 世界的にも大きな事件が立て続けに起きています。


 こういうときは、空気が荒れやすい。

 逆に言うと、空気が荒れている時に、事故や事件が起きやすいともいえます。


 こころも影響を受けて荒れたり、イライラしやすくなるのです。


 イライラは、個人的な問題に限りません。

 誰か一人がイライラしたら、他の人に伝染していくように、多くの人がイライラすると、空気に影響してくるのです。


 空気が荒れているから、イライラするのかも。

 そう思って、同調しないことです。


 ゆったりと呼吸をし、「ありがとう、愛してる」と唱え、運転中なら車間距離を取って、ゆとりを取り戻しましょう。


 我々からは、ゆったりした空気を世界にプレゼントするのです。  


Posted by いなまつゆか at 18:22Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年02月12日

自分のいたわり方

 兵庫県加古郡稲美町社会福祉協議会さんで仕事でした。

 

 第4回傾聴ボランティア養成講座です。

 「傾聴する私の心を労る」がテーマでした。


 自分をいたわるには、まず自分を親友だと思いましょう。

 親友だったら、甘やかしもせず、無理もさせません。


 自分を自分だと思うと、厳しすぎたり、甘すぎたりするのですが、親友だと思うと、いい塩梅に言葉をかけてあげられるのです。


 自分を大切にするということの意味がわからない人は、形から入りましょう。

 名前で呼んで、いたわるのです。


 「ゆかさん、お疲れさま。よくがんばったね」

 「お茶でも飲み」


 普段より、少しいいお茶の葉でいれて、お客さん用のカップを使いましょう。

 メールに、やさしい、いたわりの言葉を自分あてに送るのも効果的です。


 自分で自分を大切にすると、だんだんまわりも大切にしてくれるようになります。


 貴重品を、みんなが大切に扱うように、自分を貴重品扱いしてあげましょう。  


Posted by いなまつゆか at 19:10Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年02月11日

比べない

 ほめるとき、注意するとき、どんな風に言っていますか?

 他の人と比べていませんか?


 「おねえちゃんより、あんたの方が賢いな」みたいな。

 「けんちゃんは、もっと勉強してるで」みたいな。


 比べられると、絶対にどちらかがうれしくありません。

 なかには、ほめられても、うれしくない人もいます。

 もう一人が、だめだと言われているのがつらいからです。


 「稲松さんは、前はこうだったけど、今はこんな風に変わりましたね」とほめてくれる人がいましたが、そのとき最初にわたしが思ったのは、

 「前は、密かにそんな風に思っていたんだな」ということでした。

 ありがたいけれど、なんだか複雑な気分でした。


 「これできなかったけど、今はできるようになったね」は事実だけなので、いいと思うのです。

 だけど、「こう思っていた」というような、主観が入ると、こちらも感情的になりやすいです。


 比べなくても、ほめること、認めることはできるんじゃないでしょうか。


 比べる方がいいと、思い込んでいるだけではないでしょうか。


 いいこと言ったつもりで、相手に複雑な気持ちにさせたり、人を見下すようになったりするのは、残念です。


 「ずいぶん、正解が増えて来たね。よくがんばったね」と言ってあげてはどうでしょう。


 

 一人上げたら、もう一人は下がる


   


Posted by いなまつゆか at 20:06Comments(0)子育て・自分育て

2013年02月10日

困りごとを書いてみる

 「あなたを天才にする スマートノート」(岡田斗司夫,文藝春秋刊)を読みました。



 大好きな岡田さんの本の上、文具好き、ノート大好きの身としては、無視できない1冊でした。


 おもしろいノート術で、試しにやってみたくなっています。


 鉄鋼王のカーネギーのエピソードがありました。

 簡単に書きますと・・(詳しくはこの本をご覧くださいね)


 当時あまりにも多くの悩みを抱えていたカーネギーが、自殺を考えていたところ、遺書を書くにあたって、自分の抱える問題を書き出してみた。

 1000個はあるだろうと思っていた悩みは、どうがんばって書いてみても、70ほどだった。

 そのうち、今日何とかなるという悩みがないことに気づき、それぞれを切り分けて、カードのようにして、

 「明日できること」

 「来週以降に着手できること」

 「来月でも間に合うこと」

 「解決できないこと」

 に振り分けた後、解決できない紙は捨てて、自殺はやめて、妻と食事に行った。


 というような話です。


 わたしも、クライエントさんに、毎日今日の気分と出来事を記録してもらうことがあります。

 それだけで、うつうつとした気分がましになってくるのです。


 頭の中だけだと、すごくたくさんのことが次々と渦巻いている気がしますが、書いてみると、客観的に把握できます。


 天才になれるだけでなく、うつを克服できると、うつ症状を抱えていた岡田さんも書いています。


 気になる方は、また読んでみてください。




   


Posted by いなまつゆか at 20:04Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年02月09日

トントンしてあげる癒し効果

 最近、トントンしてやるのが好きになりました。

 ふと、やりたくなるのです。

 我が家に小さな子どもはいないので、今はよく愛犬ピースにやっています。


 大人同士でも、背中を、両方の手の人差し指で、交互にトントンと、タッピングするのも癒し効果があります。

 やってもらったことがありますが、ずっとやってもらいたいような、心地よさがあります。

 リズムがあるのが、いいのでしょう。


 やる方も、マッサージほどしんどくありません。

 不登校でしんどい思いをしているお子さんや、お疲れの方に、トントンとしてあげてはいかがでしょうか?


 赤ちゃんにするように、ピースをトントンしてやると、ピースも気持ち良さそうに寝てしまいますが、わたしも、こころがなごみます。


 

 うっとり、うつらうつら。  


Posted by いなまつゆか at 20:34Comments(0)こころのケア・メンテナンス
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