2007年04月05日
グループ活動の難しさとおもしろさ
カウンセラーや講師というのは、基本的に個人的な活動なのですが、ボランティアやダンスのグループなどで、グループでの活動も多くしてきました。
そのなかで日本でグループ活動をするのは、とても難しいと感じてきました。
わたしたちは、学校でも受身の授業を経験してきたので、自分の意見を言うという訓練をされてきていません。また、ことを荒立てるのをよしとしない日本人の気風ともあいまって、意見を言う人=怖い人というイメージがあります。
また意見を表明すると、責任が出てきます。その責任を取るのが怖くて意見を言えない人も多いのです。本当はグループで採用された時点でグループの責任になるんですが、何か不都合が起こると、「誰の意見だったっけ?」ということになるので、ついつい意見を言いそびれてしまいます。
ですので、意見をたたかわせて、よりよい方向を決めていくという活動が難しいのです。それでどうしても強い人の意見に流されてしまう感じになるのです。それでは、個人で動くのとあまり変わりがなくなってしまいます。それはあまりにもったいないことです。
グループのおもしろさは、個人を超えたところにあります。一人では出そうもない意見が出て、一人では出来そうもなかった動きができる。それがグループの醍醐味です。
気楽に意見が言えて、喜んで皆で協力し、グループならではの活動を楽しめたらどんなにいいかと思います
そのなかで日本でグループ活動をするのは、とても難しいと感じてきました。
わたしたちは、学校でも受身の授業を経験してきたので、自分の意見を言うという訓練をされてきていません。また、ことを荒立てるのをよしとしない日本人の気風ともあいまって、意見を言う人=怖い人というイメージがあります。
また意見を表明すると、責任が出てきます。その責任を取るのが怖くて意見を言えない人も多いのです。本当はグループで採用された時点でグループの責任になるんですが、何か不都合が起こると、「誰の意見だったっけ?」ということになるので、ついつい意見を言いそびれてしまいます。
ですので、意見をたたかわせて、よりよい方向を決めていくという活動が難しいのです。それでどうしても強い人の意見に流されてしまう感じになるのです。それでは、個人で動くのとあまり変わりがなくなってしまいます。それはあまりにもったいないことです。
グループのおもしろさは、個人を超えたところにあります。一人では出そうもない意見が出て、一人では出来そうもなかった動きができる。それがグループの醍醐味です。
気楽に意見が言えて、喜んで皆で協力し、グループならではの活動を楽しめたらどんなにいいかと思います
Posted by いなまつゆか at 19:11│Comments(0)
│東播磨カウンセリング研究会
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