2015年05月28日
話を聞いていて、「どうせまた」と思った時に気をつけること
こんにちは、イメトレカウンセラーのいなまつゆかです。
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昨日、錦織圭さんの全仏オープンの試合をテレビで観ました。
スポーツを観るのが好きすぎて、仕事にならないので、あまり観ないようにしているのですが、夜だったので、食事をとりながら観ることができました。
相手のベルッシ選手は、ランク的には40位と、5位の錦織さんより随分下です。
ところが、土のコートが得意な様子で、錦織さんがポイントを奪われることもあり、気の抜けない試合展開でした。
格上相手には、全力でぶつかってきますし、ミスを気にせず、ギリギリのところをチャレンジしてくる選手だったので、優勢なのに、ヒヤヒヤしました。
しかし、ここぞというところで、錦織さんがポイントをとっていき、精神力の差を感じました。
翌日の新聞では、
「第1セットは勢いあるベルッシのサーブに苦しんだが、第11ゲームで初ブレークを奪うと、錦織ペースに。
持ち味のバックハンドのショットがさえ、決定的な流れを渡さなかった」(朝日新聞5月28日朝刊より)
とありました。
まあ、そうなんだけれど、あの緊迫感や、ギリギリ感は、はしょられちゃったなあと感じました。
新聞を読んだだけなら、「楽勝だったんだ」ぐらいにしか、思わなかったでしょう。
人を理解しようとするときも同じようなことがおこりがちです。
よく聞かないと、話を適当にまとめてしまい、それだけでわかったような気分になってしまうのです。
「はあ、またやる気がなくて、課題出さなかったんだね」
「また、お友達に切れて、暴力ふるったの?どうせつまらないことなんでしょう?」
「どうせ」とか「また」という言葉が出てきたら要注意です。
決めつけている可能性が高いからです。
何歳の人であれ、どのような障がいや病がある人であれ、なんの意味や理由もなく、不都合なことを起こすことはありません。
「あなたのことだから、きっと何かあったんだよね」という気持ちを持って、状況や気持ち、理由を、いきさつや話の流れを大事にしながらきいてみてあげてください。
時間がかかって面倒だと思うかもしれませんが、結局は行動の修正のヒントが見つかり、みんなのストレスが減ることになります。
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Posted by いなまつゆか at 19:23│Comments(0)
│コミュニケーション
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