2015年05月18日
キレやすい子どもに対応する、大事なポイント
こんにちは、イメトレカウンセラーのいなまつゆかです。
カウンセリング・心理スペース「ぽれぽれ」に興味がある方はこちら
NHK「あさイチ」のテーマが、「”キレる”子どもにどう接する?」でした。
対応は、実は、すごく珍しいことではありませんでした。
キレそうになったら入るための、落ち着いて一人でいられる狭い場所を作ってあげる。
大人が命令口調をやめる。
事情や気持ちをよく聴く。
朝早く起きて、朝日をあびて、運動する。
学校に来て、自分たちで前日決めた遊びをまずやる。
短所を長所に変えるワークを友達同士でやって、自尊感情を育てる。
つまりは、
朝起きて、日光あびて、思いっきり楽しく遊んで、大人に自主性と存在を大事にしてもらう。
ということですね。
キレやすい男の子のトレーニングをしているVTRを観ていて、「あ〜、ここポイントなのに、惜しい!」と思ったところがあります。
それは何かといいますと、
お母さんの声がけの仕方なのです。
階段の踊り場にカーテンで仕切りを作って、一人で落ち着ける場所をキープしてもらいました。
そこは、彼自身が選んだ場所なのです。
いつものように、しつこい妹にキレそうになって、踊り場で気持ちを落ち着けました。
少し落ち着いてきて、リビングに戻り、ソファの背もたれに寝そべる彼に、お母さんは、少しきつい口調で、
「落ち着いたの?」と聞きました。
たぶん、キレることがしょっちゅうで、うんざりなんでしょうね。
気持ちわかります。
しかし、もしここで、
「キレそうになったのを、落ち着かせてきたんだね。よくがんばったね」と、やさしい声で認めてあげたらどうでしょう?
キレることより、その気持ちをコントロールする方が、ずっといいことがあるという経験ができるのではないでしょうか?
この子、えらいなあ。
すごく努力してるなあと思いました。
そこを理解し、認めてもらったら、さらにすばらしいのに、と思ったのです。
努力をし始めた時に、認めてもらえなかったり、要求をあげられて、「もっと、こうしなさい」になることが、結構多いです。
そして、挫折してしまいます。
やったかいがないからです。
トレーニングをやり始めた時が、続くか続かないかの重要なポイントなのです。
もちろん、このポイントがすべてではありません。
彼とこのお母さんは、本当にすばらしくて、取り組みを続けられたことで、切れることはなくなったそうです。
イライラをおさめ、キレるのを食いとどめる。
簡単なことではありません。
大人でも難しいことです。
子どもだって忙しく、ストレスフルな時代です。
難しいことを、一生懸命やろうとしている気持ちを理解し、認めてあげて、サポートしてくださったらと思います。
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NHK「あさイチ」のテーマが、「”キレる”子どもにどう接する?」でした。
対応は、実は、すごく珍しいことではありませんでした。
キレそうになったら入るための、落ち着いて一人でいられる狭い場所を作ってあげる。
大人が命令口調をやめる。
事情や気持ちをよく聴く。
朝早く起きて、朝日をあびて、運動する。
学校に来て、自分たちで前日決めた遊びをまずやる。
短所を長所に変えるワークを友達同士でやって、自尊感情を育てる。
つまりは、
朝起きて、日光あびて、思いっきり楽しく遊んで、大人に自主性と存在を大事にしてもらう。
ということですね。
キレやすい男の子のトレーニングをしているVTRを観ていて、「あ〜、ここポイントなのに、惜しい!」と思ったところがあります。
それは何かといいますと、
お母さんの声がけの仕方なのです。
階段の踊り場にカーテンで仕切りを作って、一人で落ち着ける場所をキープしてもらいました。
そこは、彼自身が選んだ場所なのです。
いつものように、しつこい妹にキレそうになって、踊り場で気持ちを落ち着けました。
少し落ち着いてきて、リビングに戻り、ソファの背もたれに寝そべる彼に、お母さんは、少しきつい口調で、
「落ち着いたの?」と聞きました。
たぶん、キレることがしょっちゅうで、うんざりなんでしょうね。
気持ちわかります。
しかし、もしここで、
「キレそうになったのを、落ち着かせてきたんだね。よくがんばったね」と、やさしい声で認めてあげたらどうでしょう?
キレることより、その気持ちをコントロールする方が、ずっといいことがあるという経験ができるのではないでしょうか?
この子、えらいなあ。
すごく努力してるなあと思いました。
そこを理解し、認めてもらったら、さらにすばらしいのに、と思ったのです。
努力をし始めた時に、認めてもらえなかったり、要求をあげられて、「もっと、こうしなさい」になることが、結構多いです。
そして、挫折してしまいます。
やったかいがないからです。
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もちろん、このポイントがすべてではありません。
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Posted by いなまつゆか at 17:40│Comments(0)
│子育て・自分育て
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