2014年04月23日

熱い思いゆえに、えらそうに聞こえることがある

 相生市社会福祉協議会さんの仕事でした。



傾聴ボランティア入門講座の2回目「傾聴の基本」でした。

質問をいただきました。

 「自分のことを主張したり、他人との違いを受け入れたりできない。どのような気持ちで相手の気持ちを受け入れたらいいか」「相手に失礼にならない言葉の返し方を教えてほしい」というものです。

 どうしたら、違いを受け入れつつ、失礼にならない表現になるのでしょうか?

 先日、サングラスが壊れました。継ぎ目のねじがはずれて、つるが取れたのです。修理に行ったら、めがね屋さんが「ねじのあたりに、隙間ができていたはずですが、わかっていましたか?」と聞かれました。「いえ、全然気づきませんでした。気がつけば、はずれていたのです」と答えると、「気づいていたら、ネジがなくならず、締め直しただけですんだんです」とおっしゃいました。

 参考になる情報もくださったし、たったの100円でなおしてくださったし、ありがたかったのですが、なんとなく怒られた気分です。めがね屋さんが、めがねのことをとても大事に思っているのは伝わりましたが、「気づいて当然でしょう。もっと大事にしてよ」と言われている気がしました。

 わたしも、そのサングラスはとても大事なものでしたから、わざわざ神戸に来たときに、買ったお店で修理をしてもらおうと思ったのです。しかし、もともと目がよかったわたしは、めがね歴が浅く、知識が十分でないし、おそらく扱いも悪いのでしょう。おもに運転する時にかけるので、めがねをじっくり見ることもありませんでした。

 もしも、「ねじが外れる前に、すきまができるので、それを見つけられたら、締め直すだけで、修理に出さなくてすみますよ。よかったら、注意してみて下さいね」と言われたら、「そうか、気をつけよう」と思ったでしょう。

 熱い思いがあるがゆえに、「こうあるべき」が強くなると、相手に価値観を押し付けてしまいます。行動がつたなくとも、思いがあることもあります。教える立場にあるわたしには、本当に気をつけたい問題です。

 歯医者さんで、磨き方を注意されるのも同じですね。正しいことを相手に快く受け取ってもらうのは、とても難しいことです。

「なんで、これぐらいできないの?」と思い出したら、要注意です。あなたの当たり前は、相手にとっては、知らないことだったり、難しかったり、苦手なことだったりするかもしれません。



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