2013年04月23日

一人一人を大事にする練習

 大学の演習でした。

 一人一人を大事にする練習

 社会福祉の分野には、バイステックケースワークの7原則というのがあるのですが、1つ目の「個別化」をテーマにした、サイコドラマ(心理劇)をしました。


 「個別化」というのは、十把一絡げ(ひとまとめにすること)にしないで、一人一人を大切にするということです。


 たとえば、

 「最近の若者は」、とか

 「認知症の人って」、とか

 「不登校の原因は」、などと言わず、


 一人一人、つまり、「〇〇さん」と付き合うということです。


 実習生さん役と利用者さん役に分かれて、練習しました。

 利用者さんが、実習生さんを呼び止めているのに、無視する場合。

 「今忙しいので」と言うだけ。

 「〇〇さん(名前を呼んでもらう)、少し待ってもらえますか?」と言う場合。


 いろいろパターンを変えて演じてもらいました。


 無視されるよりは、何か返してもらう方がまし。

 名前を呼んでもらうと、自分に言ってもらっている感がすごくある、というような感想が出ました。


 たとえ忙しくても、名前を呼んで、笑顔で受け答えをするのに、時間はそんなにかかりません。

 この一手間が、良い関係を作る一歩になるのです。


 帰りのバスで、運転手さんが、バス停で停まるたびに、降りるお客さん一人一人に、

 「ありがとうございました。お気をつけて」と声をかけていました。


 赤信号のたびに、信号のため停車します、など、走行中も、こまやかに状況を伝えてくれました。


 わたしたち、乗客一人一人が大切にされている気持ちになって、胸の辺りが、ほっこりしました。

 とっても乗り心地のいいバスでした。



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Posted by いなまつゆか at 19:09│Comments(0)コミュニケーション
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