2015年05月25日
発達障がいの家族と、どう付き合うか?
こんにちは、イメトレカウンセラーのいなまつゆかです。
カウンセリング・心理スペース「ぽれぽれ」に興味がある方はこちら
NHK「あさイチ」では、「どう、向き合う?夫の発達障害」がテーマでした。
不登校状態の子どもさんの中にも、発達障がいではないかと思われる方が多くあります。
空気が読めず、直球で「太ってますね」などと言ってしまう。
「すごくたくさん」など、抽象的な言葉を理解することが難しい。
額面通りに受け取ってしまうので、冗談が理解できない。
不思議ちゃん扱いになって、からかわれたり、いじめられたり、しやすいのです。
また、感度が鋭いために、いじめなどの原因がなくても、音やガチャガチャした雰囲気がつらくて、教室に行くのがつらい方もいます。
「普通これぐらいわかるだろう」とか「これぐらい大したことじゃないだろう」が通用しないのが、難点です。
わたしは、障がいというより、個性と捉えていますが、障がいだと思うことで、楽になる方もあるので、捉え方はさまざまでいいかと思います。
理解を深めることと、言葉をはしょらず、ていねいに具体的に伝えることが大事です。
「責めているんじゃなくて、理由が知りたいんだけど、教えてくれる?」と穏やかに尋ねてみてください。
「どうしていいかわからなくなったら、黙って帰らずに、『ぼく、どうしたらいい?』と聞いてみたらいいんだよ」と具体的なセリフを伝えてみます。
「海老マヨのおにぎりを買ってもらいたいけれど、もしなかったら、ツナマヨのおにぎりを買ってきて」という風に、Aプラン、Bプラン的な提示をします。
ネガティブな経験を生々しくいつまでも覚えていて、怒りを自分であおってしまい、イライラしたり、暴力につながったりすることもあります。
落ち着いて一人でいられる空間を、一緒に探したり、作ってあげたりするといいでしょう。
「今感じていることじゃなくて、これは過去の記憶なのだよ」と教えてあげることも大事です。
共通点も多くあるものの、アンバランスさが特性で、どこができて、どこが困難なのかが、人によって違います。
「もしかして、発達障がいなのかも」と思い当たったら、相談して、個別の対応を探しましょう。
ご本人も、ご家族も、誰も悪くありません。
誰も悪くないのに、イライラしてしまって、きつくあたったりしてしまうことが、ご家族にとってもつらいことです。
特性を理解し、工夫していけば、家族とも、友達とも、やや難ありながら、そこそこ付き合うことができます。
コミュニケーションができるようになり、世界を広げていくと、気の合う人と出会う確率も上がります。
困難さばかりが目を引きますが、やさしさや誠実さなど、いい面もたくさんあります。
パニックにならず、落ち着いて、穏やかな環境があれば、できることも多いです。
ご当人の怒りなどの強い感情にビクビクしたりせず、うまく付き合えない罪悪感にとらわれもせず、今からよい未来を作っていこうという姿勢を持ってください。
カウンセリング・心理スペース「ぽれぽれ」に興味がある方はこちら
カウンセリング・心理スペース「ぽれぽれ」に興味がある方はこちら
NHK「あさイチ」では、「どう、向き合う?夫の発達障害」がテーマでした。
不登校状態の子どもさんの中にも、発達障がいではないかと思われる方が多くあります。
空気が読めず、直球で「太ってますね」などと言ってしまう。
「すごくたくさん」など、抽象的な言葉を理解することが難しい。
額面通りに受け取ってしまうので、冗談が理解できない。
不思議ちゃん扱いになって、からかわれたり、いじめられたり、しやすいのです。
また、感度が鋭いために、いじめなどの原因がなくても、音やガチャガチャした雰囲気がつらくて、教室に行くのがつらい方もいます。
「普通これぐらいわかるだろう」とか「これぐらい大したことじゃないだろう」が通用しないのが、難点です。
わたしは、障がいというより、個性と捉えていますが、障がいだと思うことで、楽になる方もあるので、捉え方はさまざまでいいかと思います。
理解を深めることと、言葉をはしょらず、ていねいに具体的に伝えることが大事です。
「責めているんじゃなくて、理由が知りたいんだけど、教えてくれる?」と穏やかに尋ねてみてください。
「どうしていいかわからなくなったら、黙って帰らずに、『ぼく、どうしたらいい?』と聞いてみたらいいんだよ」と具体的なセリフを伝えてみます。
「海老マヨのおにぎりを買ってもらいたいけれど、もしなかったら、ツナマヨのおにぎりを買ってきて」という風に、Aプラン、Bプラン的な提示をします。
ネガティブな経験を生々しくいつまでも覚えていて、怒りを自分であおってしまい、イライラしたり、暴力につながったりすることもあります。
落ち着いて一人でいられる空間を、一緒に探したり、作ってあげたりするといいでしょう。
「今感じていることじゃなくて、これは過去の記憶なのだよ」と教えてあげることも大事です。
共通点も多くあるものの、アンバランスさが特性で、どこができて、どこが困難なのかが、人によって違います。
「もしかして、発達障がいなのかも」と思い当たったら、相談して、個別の対応を探しましょう。
ご本人も、ご家族も、誰も悪くありません。
誰も悪くないのに、イライラしてしまって、きつくあたったりしてしまうことが、ご家族にとってもつらいことです。
特性を理解し、工夫していけば、家族とも、友達とも、やや難ありながら、そこそこ付き合うことができます。
コミュニケーションができるようになり、世界を広げていくと、気の合う人と出会う確率も上がります。
困難さばかりが目を引きますが、やさしさや誠実さなど、いい面もたくさんあります。
パニックにならず、落ち着いて、穏やかな環境があれば、できることも多いです。
ご当人の怒りなどの強い感情にビクビクしたりせず、うまく付き合えない罪悪感にとらわれもせず、今からよい未来を作っていこうという姿勢を持ってください。
カウンセリング・心理スペース「ぽれぽれ」に興味がある方はこちら