2015年05月15日

子育てで、一流レストランから学んでいいことと、悪いこと


こんにちは、イメトレカウンセラーのいなまつゆかです。

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女の子


神戸のイタリアンレストランで、ランチを食べました。

落ち着いた雰囲気で、サービスがいいので、家族とよく行くお店です。


今日も、お水がなくなってきたから、頼もうかと思った途端に、お水を入れに来てくれました。


「どうしよう」「頼もうか」などと困る間がない、しかもさりげないサービスが、わたしは大好きです。

かゆいところに手が届き、しかも「やってあげていますよ」というアピールの薄いサービスです。


ところが、子育てにおいては、このサービスをやると、まずい点があります。

なんだと思いますか?


それは、子どもが困らない先から、サービスしてしまうということです。


急に雨が降ってきても、傘をお母さんが用意してくれる。

準備はお母さんが全部一人でやってくれるので、忘れ物で困ったことがない。


転ばぬ先の杖が、子どものあたまやこころの足腰を弱めます。

自分で考え、困難に立ち向かう力が奪われてしまうのです。


先回りして、手を差し伸べないようにすることが、愛なのです。


困りそうな時、困った時には、一緒に考え、考えるヒントを与えましょう。

「今日は、雨が降るかもしれないらしいよ」

「一緒に明日の準備をしてみようか」

というようなアプローチですね。


逆に、大いに見習っていただきたいのは、お客さんが何を欲し、どのような状態にあるかを、ちゃんと感じ取る姿勢です。

手を出さなくとも、困った状態にあることを感じようとすることです。


それが、見守ることと放任との違いです。

子どもさんの状態や気持ちをよく感じようとしましょう。

そして、今、どのようなサポートが、子どもさんの育ちによい影響を与えるのかを考えてみてください。

より適切な子育てにつながることでしょう。


見守るのは手を出すより、ずっとつらいです。

こころがハラハラします。

そのハラハラするこころのエネルギーを使って、子どもたちは成長していくのです。




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Posted by いなまつゆか at 20:35Comments(0)子育て・自分育て
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