2014年11月17日
人間関係がしんどいのは、受け止め方の重さのせいかもしれない
まじめな人ほど、物事を重く、しっかり受け止めます。悪いことではありませんが、処理にエネルギーをたくさん消耗してしまいます。
パソコンでいうと、テキスト(文字)ファイルを、画像ファイルとして取り込むようなものです。いちいち重たくて、処理に時間がかかってしまいます。
すべてを重たく受け止めず、軽く処理する練習をしましょう。
謝る場合でも、軽く謝った方がいい場合と、重く謝った方がいい場合があります。
改めて言うほどでもないけど、ちょっと気になるな、と思うことなどは、軽く処理した方がいいでしょう。
相手が傷ついた、つらい思いをした、そんな場合は、重く受け止めますが、ちょっと迷惑かけたかもしれないな、というぐらいのことは、重く返すと、負担が必要以上に大きくなる上に、相手が負担に感じる場合もあります。
軽く言うときは、あまりしっかり言い過ぎないようにします。わざとじゃないけれど、軽く相手に当たったときに、謝るときの「ごめんなさい」の感じです。
平身低頭は、引いてしまいます。でも、何も言わないと、謝る気持ちが伝わりません。
もちろん、絶対のラインはありません。人によって、受け止め方は様々なのですから。
しかし、「これは、どのぐらいの重さで受け止めたらいいだろう?」「どのぐらいの軽さで伝えた方がいいだろう?」と考えてみるだけでも、違ってきます。
そして、重さを意識しながら、伝えてみるのです。数を重ねていくと、感覚がつかめるようになります。