2014年11月12日

リンゴの蜜は甘い!の思い込み

神戸市の有料老人ホームでの、カウンセリングの仕事でした。



カウンセリングのときには、できる限り、自分のものの見方、こころの枠組みをはずして聴くようにします。思い込みや決めつけが、こころの目をくらませるからです。

10日のNHKあさイチで、リンゴが取り上げられていました。

密が入ったリンゴは甘いので、それを見分ける方法などが教えられていたのですが、「実は、蜜の部分(透明になっているところ)は、甘くないのです」という説明に驚きました。

蜜にある成分は、果肉に入っていくと甘くなるものではあるのですが、蜜自体は甘くないのだそうです。その成分がどんどん果肉に入っていって、飽和状態、いっぱいいっぱいになったときに、入りきれない成分が集まって、蜜という状態になっているのです。甘みがいっぱい果肉にあるということで、甘いのです。

満員で、電車(果肉)に乗り切れなかった人たち(成分)が、ホーム(蜜)に残っているような状態ですね。電車に乗れた人たちは甘くなるのに、残されたホームにいる人たちは、甘そうでいて、甘くないというわけです。

蜜というネーミング、透き通った、蜂蜜のような見た目に、甘いものだと思い込んでしまいました。

人は簡単に、思い込み、決めつけてしまいます。
「本当にそうなのか。思い込みじゃないのか」という視点を持つことは、人を理解するうえで、とても大事なことです。  


Posted by いなまつゆか at 20:31Comments(0)コミュニケーション
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