2014年10月11日

緊張は悪いものじゃない!

ビビリ体質なので、世界選手権個人総合5連覇を果たした、体操の内村航平選手を観ていると、トップアスリートのメンタルの強さに、驚愕します。

テレビの前のわたしがドキドキしているのに、落ち着いて、次々技を決めていきます。最後、他の選手全部の競技が終わって、内村選手だけの演技を、場内が見つめるという環境、逃げ出したいくらいのものでした(なんで、わたしが!)。ご本人は不満足とはいえ、しっかりと鉄棒の演技を終えました。本当にすごいですね。

そんなわたしも、講師として話すときは、ドキドキしないのです。

今日の、lifehackaer日本版の記事に、「トップアスリートが実践している心のバランスの保ち方」がありました。

そこに、「緊張したまま行動する」という項目がありました。


「緊張」も悪いものだというように刷り込まれてしまっているものの1つ。でも、過去を考えてみると、「緊張していてもできたこと」はたくさんあるはずです。それなのに緊張を悪いものだと思ってしまっていてはもったいない。本当に悪いのは、緊張した自分に対して自己否定感を覚えることなのです。
そこで、「自分は緊張している」と認識したまま物事に取り組み、成功体験を積むことが大切です。緊張が悪いものだという認識が変わり、緊張していても自己肯定感を持てって物事に当たれるようになります。(記事より)

わたしが、講師をするときにドキドキしないのも、たとえドキドキするようなことになっても困らないのは、緊張をだめだという捉え方をしていないからです。

緊張しているなあ、と思うだけです。緊張しながらも、講師をやり続けた結果、リラックスしてできるようになりました。イメージトレーニングをしているおかげもありますが、すっかり慣れたからです。

「緊張しないようにしないといけない、緊張したらだめだ」そう思えば思うほど、追いつめられ、あせり、パニックになります。

「緊張しても、大丈夫大丈夫。案外できるんだから」と自分に言ってあげてください。






  


Posted by いなまつゆか at 20:11Comments(0)子育て・自分育て

2014年10月10日

幸せホルモン、セロトニンを増やそう!

勉強会でした。

ホルモンの影響を学びました。

セロトニンは、幸せホルモンと言われていて、規則正しい生活やリズム、日光を浴びる、食事などで増やすことができます。リズムというのは、意識的に繰り返す単純な運動がよくて、わたしが毎日やっている腕振り運動もよさそうです。ガムをかむ、というのでもいいそうで、ちょっと驚きです。

メラトニンは、睡眠ホルモンです。しっかり眠ること、大切ですね。

オキシトニンは、愛情ホルモンで、母乳を出させる働きなどをしています。それだけでなく、ハグをしたり、名前を再々呼ぶと分泌されるのです。女性は、下の名前を呼ぶのが効果的なのだそうです。これまた、不思議です。
ある女性向けのフィットネスクラブでは、会員さんを下の名前で呼ぶのだとか、きっと幸せな気分になるのでしょう。わたしも、「ゆかさん」と呼ばれるのが一番好きな呼ばれ方です。


以前から、お勧めしていた、リズムを大事にした、規則正しい生活が、幸せにつながると認められているのは、本当にうれしいことです。

3ヶ月続けば、効果が続くとのことです。継続がなにより、難しいことかもしれません。一人では難しくとも、ご夫婦、ご家族、お友達と、朝日を浴びながらのお散歩、いかがでしょう。とても気持ちがいいですし、習慣になれば、大変というより、やらないと気持ち悪いぐらいになります。

何より、幸せ度がアップするのですから、やってみる価値ありですね。






  


Posted by いなまつゆか at 19:00Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2014年10月09日

家事と育児をどうするか問題

昨日のNHK「あさイチ」で、夫婦の家事が取り上げられていましたが、妻が、家事と育児のことでつらい、当事者意識のない夫に腹が立つ、ということでした。

妻がかなりのところまで不満が募っているのに、夫の方は、「手伝ってあげている」「やると、やり直しをしているので、かえって負担をかけてしまう」「まだ、危機というほどでもない」とのことで、受け止め方のずれを感じました。

表面に出ているのは、家事と子育てを自分のこととして、関わってほしいという問題で、それは、

1.夫と家事リストを作ること
2.週1で、夫婦会議をし、家事分担について定期的に、話し合うこと

(あさイチHPより)

などのアイデアが提供されていました。

この策をやってみて、うまくいきだしたところの妻が、「家事をしてくれるのは、夫からの愛だと感じた」というようなことを話していたのが印象的でした。

自分が困って、クタクタなのに、自分たちの問題だと思ってくれない、何もしてくれない。
すなわち、自分を大事に思っていないから、平気なんだという展開になっていくのでしょうね。

愛がないという話になると、大きな問題ですのに、たかが家事じゃないかと思うと、そこまでのこととは思えません。気持ちがずれていきます。
家事をすることで、愛を感じてもらえるなら、大きなメリットがあるのではないでしょうか。お返しに、愛をもって、接してもらえますから。

家事をすることは、愛を与えること。
家族は、チーム。みんなで、家事というミッションをやり遂げていこう。

そう思うと、家事は楽しいものに変わります。

餃子を包むのを、他の家族がテレビをみて寝転がっている中、一人でやると、イライラし、怒りが湧いてくるかもしれませんが、家族皆で包むと、あっという間に終わって、しかも楽しくなります。きっと味もおいしくなるはずです。

難しいと感じるお宅もあることでしょうが、あきらめないで、プチ旅行、プチお出かけをしてみて、大変さをわかってもらうなど、今できることを探してみて下さい。




  


Posted by いなまつゆか at 18:48Comments(0)子育て・自分育て

2014年10月08日

皆既月食体験が、家族の歴史になる

今、まさに皆既月食中です。

先月、愛犬ピースも巻き込んで、夫婦でお月見をしたのを思い出します。
たまたま、以前の写真を見ていると、お正月に、家族四人と一頭で、初日の出を拝みに行ったのがあって、これが全員で撮った最後の写真だったんだなあとしみじみしました。

みんなで同じ風景ををながめ、美しいと思うことは、子どもの育ちにとても大きな影響を与えます。
大人がそばにいて、「美しい」と感じることで、「そうか、美しいんだ」と感性が育ちます。
同じ体験をし、その思い出を語り合うことで、家族のつながりを深めます。

それは、とても豊かで美しいことです。
一緒にいられる時間は短く、あっと言う間に家族は離れてしまいます。

可能でしたら、小さな子どもさんをお持ちの方は(もちろん、そうでない方も)、どうぞこのひとときを、共に楽しんで下さい。


  


Posted by いなまつゆか at 18:37Comments(0)子育て・自分育て

2014年10月07日

会話に行き詰まったら、どうするか

映画「ノルウェイの森」のロケ地、砥峰高原のある、兵庫県神崎郡神河町で仕事でした。



神河町社会福祉協議会さんのお話し相手ボランティアのフォローアップ研修「傾聴技術をよりアップ①」です。

「会話がとぎれて沈黙になると、気まずいので、どうしたらいいか」という質問が出ました。

どんどん、話をしたい、聴いてもらいたい方は、ただただ聴けばいいのですが、お話し相手ボランティアの場合は、そうとは限りません。あまり、お話なさらない方もいらっしゃいますし、「何か、話をして」と言われることもあります。会話に慣れていないと、本当に困りますよね。

そういう時に、雑談する力があると、便利です。

前にご紹介した、「雑談力が上がる話し方」(齋藤孝、ダイヤモンド社)にも書かれていますが、「連想ゲーム」をすると、雑談する力が上がります。

「いろはに金平糖、こんぺいとうは甘い、甘いはお砂糖、お砂糖は白い・・」と続く童謡のように、次々と連想していきます。

「〇〇といえば、××だよね」と続けられると、話が次々湧いてくるのです。その中で、相手の方が乗って来て、話が続き出したら、聴き手にまわります。


話し相手が目的ですので、自分が話すことに夢中になると、相手の方を置き去りにしかねません。
話していても、相手の方がどんなお気持ちかを意識しながら、相手をします。

他にも、お天気の話や、ちょっとした面白い話は、話題として楽しくて、大して実がないので、お勧めです。  


Posted by いなまつゆか at 19:29Comments(0)コミュニケーション

2014年10月06日

近頃の若者を決めつけないで!

金物で有名な、兵庫県三木市で、キャンパスカウンセリングの仕事でした。



「最近の若者は」という話は、古代紀元前から、言われているセリフですが、そのとおりなら、今頃人間は悪化の一途をたどり、滅びてしまっていることでしょう。

今の若い人たちは、進化しています。
感度が上がっています。他の人のことを考えるやさしさも、備えています。すでに、世のため、人のために役に立ちたいと志す人もたくさんいます。

もちろん、全員ではありません。
大人全員が、すばらしいわけではないのと同じです。

その感度のよさゆえ、思いやりの深さゆえ、困難を抱えている人が多いのも事実です。

あちらを立てればこちらが立たず、右往左往している人がいます。
周りの期待に応えようとがんばるけれど、心身との折り合いがつかず、失速して、学校に行けない人もいます。
あれこれ、感じすぎて、しんどくなってしまう人もいます。

だめなんだ、弱いんだと思わないで、理解をしよう、としてみてください。
ご本人が、自分の状態をわかっていなかったり、みんな同じように感じているんだと思い込んでいたりと、理解するのは難しいですが、少しずつ、ゆっくり聴いてみると、謎が解けることも多々あります。

よくみているなあ、よくわかっていたんだなあと感心することもあります。

どうか、決めつけないであげてください。

  


Posted by いなまつゆか at 19:49Comments(0)子育て・自分育て

2014年10月05日

同じじゃないことを、楽しむ

大阪で、セミナーに参加しました。

その後、懇親会で、講師仲間と、いろんな話をしました。

ほんの少しまで、出会うこともなかっただろう、横浜の方や、海外で活躍なさっている方と話をすると、考えてもみなかったようなお話が聴けます。

それは、ある意味違和感があって、違手な人には、居心地が悪いのかもしれませんが、わたしは、とても楽しいのです。


同じをよろこび、違いを楽しむ。

これぞ、コミュニケーションの極意です。


皆のために、役に立ちたい、という思いは同じなのに、考え方はバラバラ。刺激的で、とても魅力的です。

もし、誰かと交流して、違和感を覚えたなら、拒絶しないで、ぜひ、「今まさに成長しているのだ」と思って、喜んでみてください。

違うって、すばらしいことです。
世界が、広がります。


  


Posted by いなまつゆか at 23:25Comments(0)コミュニケーション

2014年10月04日

最悪な銀行員だったわたしが、自信を取り戻した理由

あ〜なんで、嫌なことばっかりなんだろう。
どうして、うまくいかないんだろう。

そう思うと、自分の価値が減っていく気がしませんか?
わたしは、そうでした。

銀行員だったのに、事務仕事が超苦手で、手は遅いし、間違うし。
泣き泣き仕事をして、「こんなわたしのこと、周りは、どう思っているんだろう?だめな子だと思っているだろうな」と気にしていました。
そうなると、ますます力は出ず、ドジが連発し、と負の連鎖が始まってしまいます。

今ならわかりますが、わたしがだめというよりは、そもそもやりたい仕事ではない上に、工夫が足りませんでした。
苦手であることを受け入れたら、いろいろと、やりようはあるのです。

今、講師やカウンセラーをしているわたしは、自信を持って生きていますが、銀行員の頃のわたしと別ものではありません。
成長はしましたが、不得意なことは、そう変わってはいません。
システム化をはかって、苦手な事務仕事もそこそこできるようになったし、ゆっくりが得意だというところを生かした仕事についたことで、オドオドと暮らす必要がなくなったのです。

自分はだめなんじゃなくて、きっといい方法があるに違いない。
そう思いましょう。
どうしていいかわからなければ、きっと教えてくれる人がいるだろうと、思いましょう。

ただし、すべておまかせでは、何も変わりません。
ベストな方法で、できることを、積み重ねていきましょう。







  


Posted by いなまつゆか at 19:59Comments(0)子育て・自分育て

2014年10月03日

決めることは、エネルギーを使う

神戸に買い物に行きました。




愛犬ピースのターミナルがあったので、久しぶりの仕事や用事以外の外出です。

プライベートといいながら、仕事がらみの買い物だったので、あれこれ考えながら、買う物を決めなくてはなりません。

決めるという行為は、とてもエネルギーを使います。人込みが得意でなかったり、疲れていたり、こころの調子があまりよくないと、ただでさえ、あまりないエネルギーをたくさん消費してしまうことになります。

ちょっとした買い物なら、人生を大きく左右しないのだから、何にしても大きな問題じゃないという風に自分に言ってあげて、ハードルを下げると、気持ちが楽になります。

本当につらいときは、可能なら、大きな決定は、元気になるまで待った方がいいでしょう。

決めるという行為が、エネルギーをたくさん使うということを知っておいてください。


  


2014年10月02日

だめだと思うなんて、もったいない!

兵庫県相生市で、キャンパスカウンセリングの仕事でした。



高校ぐらいになると、学力でランク分けされてしまうので、自分自身の価値まで、落としてしまう人たちが出てきます。それは、案外進学校でもあることで、できると思って、高校に入ると、まわりもできるので、大したことなかったんだと愕然とする人がいるのです。

それは、本当にもったいないことです。

悪いところを直そうとせずに、すばらしいところを伸ばそうとすると、人はぐんぐん成長します。

小さな「できる」「わかる」を積み重ねていくのです。できることが当たり前になったら、少しレベルアップしていくといいのです。


まずいのは、小さな成功を「大したことない」とカウントせず、「ここができていない」「わかっていない」と指摘してばかりで、こころを縮こまらせることです。

「自分はだめなんだ」というセルフイメージができるからです。だめだと思うと、だめになり、わからないと思うと、わからなくなります。


自分がだめだと思うことは本当につらいし、やる気が出ません。そして、さらに「だめだ」が積み重ねられてしまうのです。

もったいない。

本当にもったいないです。

まだ見つかっていないかもしれませんが、小さなできるを積み重ねて、すばらしさの鉱脈を掘り当ててください。  


Posted by いなまつゆか at 22:14Comments(0)子育て・自分育て

2014年10月01日

相手がどうなりたいかが大事

童謡「赤とんぼ」の作詞者三木露風の出身地であることから童謡の里を宣言している、兵庫県たつの市の社会福祉競技会さんで仕事でした。



市民ボランティアアドバイザー養成講座」の2回目で、テーマは、「相談援助の基礎技術②」でした。皆さん、明るく、前向きに取り組んでくださいました。

家を建てるとき、まずは、どんな家を建てたいのか、お客さんに聞いてから、家を建てますね。いかに腕のいい大工さんでも、勝手に大工さんの好きな家を建ててしまったりはしないはずです。たとえすばらしい家を建てたとしても、「こんな家が欲しかったわけじゃない!」と怒られてしまいます。

ところが、相談に乗ろう、アドバイスをしようということになると、相手の意向も聞かず、つい、こうしたらいいに決まっていると思い込んで、「こうしなさい」と言ってしまいたくなります。相手に対して、熱い思いを持つ方ほど、そうなりがちです。

ちょっと待ってほしいのです。相手の方のご希望はなんでしょう?どうなりたいのでしょう?案外ご本人だって、はっきりわからないものです。皆さんも、「さあ、どうしたいですか?」と聴かれても、「うーん、どうなんでしょうね」となってしまうこと、ありませんか。

相手の身になって、よくきいてみて、こころを解きほぐし、話の整理をつけていくなかで、「そうか、こうなりたかったんだ」ということが、はっきりしてくるのです。

それで、初めて「こういうやり方がありますよ。どうでしょう?」とご提案ができるようになります。自分の手には負えないな、と感じたら、より合った方につなぐこともできます。

沖縄に行きたい人を、無理矢理北海道に連れて行かないように、気をつける必要があります。

  


Posted by いなまつゆか at 18:29Comments(0)コミュニケーション
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