2014年06月27日
わからないけど、行動には理由がある
兵庫県三木市で、キャンパスカウンセラーの仕事でした。
なんで、うちの子は、なぜ課題をしないのか。
学校に行けないのか。
親たちは、子どもの行動が理解できず、苦しみます。
ご本人も、わからないし、学校に行かないといけないと思っていることも、課題を出さないといけないと思っている場合も多々あります。子どもたちは、結構まじめなのです。
わからん、わからん、どうしてどうして、と思っていると、なかなかわかりません。
わからないけれど、きっと理由があるんだろうなあ。そう思ってみていると、ヒントをつかめたり、ほろっと話してくれたりすることがあります。理由を問いつめるのではなく、きっと、大変なんだろうなと、わからないまま、受け入れる感じです。
徹子の部屋で、勝俣州和さんがゲストのときの話です。5歳の息子さんが、食べ物を家族の分も全部食べてしまうので、お父さんとして話をしたのだそうです。
父「バナナが4本ある。家族4人だから、〇〇くんは何本食べられる?」 「4本(バナナが好きだから)」
父「じゃあ、ミニトマトだったら、何個食べられる?」「10個(ミニトマトは、もっと好きだから)」
父「じゃあ、梅干しだったら?」「いらない(嫌いだから)」
分けなくちゃ、じゃなくて、好きか嫌いかで、どのぐらい食べるかが決まるんですね。可愛いです。
スイカが一切れあって、勝俣さんと息子さんとで分けて食べようということになりました。半分は食べていいよ、といって、新聞を少し読んでから、スイカをみると、8分の1切れしか残っていません」
「半分、って言っただろ?」
「だって・・・」
まず半分食べて、少し待ったけど、お父さんが来ないから、半分の半分を食べて、また半分の半分の半分を食べた・・・・結果なんですね。子どもさんとしては、半分食べるという約束は守ったわけです。
高校生の問題は、5歳の子のものより、事態が大きくみえるかもしれませんが、原理は同じです。大人目線や自分目線では、なかなか理解しづらい理由があるということです。
わからないけれど、 きっと理由があるんだろうなあという視点で、みてあげてください。
高校の庭にいたチョウ。チョウにだって、行動に理由はある。
なんで、うちの子は、なぜ課題をしないのか。
学校に行けないのか。
親たちは、子どもの行動が理解できず、苦しみます。
ご本人も、わからないし、学校に行かないといけないと思っていることも、課題を出さないといけないと思っている場合も多々あります。子どもたちは、結構まじめなのです。
わからん、わからん、どうしてどうして、と思っていると、なかなかわかりません。
わからないけれど、きっと理由があるんだろうなあ。そう思ってみていると、ヒントをつかめたり、ほろっと話してくれたりすることがあります。理由を問いつめるのではなく、きっと、大変なんだろうなと、わからないまま、受け入れる感じです。
徹子の部屋で、勝俣州和さんがゲストのときの話です。5歳の息子さんが、食べ物を家族の分も全部食べてしまうので、お父さんとして話をしたのだそうです。
父「バナナが4本ある。家族4人だから、〇〇くんは何本食べられる?」 「4本(バナナが好きだから)」
父「じゃあ、ミニトマトだったら、何個食べられる?」「10個(ミニトマトは、もっと好きだから)」
父「じゃあ、梅干しだったら?」「いらない(嫌いだから)」
分けなくちゃ、じゃなくて、好きか嫌いかで、どのぐらい食べるかが決まるんですね。可愛いです。
スイカが一切れあって、勝俣さんと息子さんとで分けて食べようということになりました。半分は食べていいよ、といって、新聞を少し読んでから、スイカをみると、8分の1切れしか残っていません」
「半分、って言っただろ?」
「だって・・・」
まず半分食べて、少し待ったけど、お父さんが来ないから、半分の半分を食べて、また半分の半分の半分を食べた・・・・結果なんですね。子どもさんとしては、半分食べるという約束は守ったわけです。
高校生の問題は、5歳の子のものより、事態が大きくみえるかもしれませんが、原理は同じです。大人目線や自分目線では、なかなか理解しづらい理由があるということです。
わからないけれど、 きっと理由があるんだろうなあという視点で、みてあげてください。
高校の庭にいたチョウ。チョウにだって、行動に理由はある。