2014年04月10日

困らないことが、困ることもある

 子どもが朝になって、学校に持って行くお金が必要だと言いだすCMがあります。手持ちがないけど、朝からママがコンビニのATMに行って引き出せたので、よかったよかったというものです。


 わたしにも、そういう体験はありますが、少なくとも「よかったよかった」ですませていいものかと思います。

 子どもが大事なことを忘れていても、大人がいつもカバーして、なんとかなっていたら、子どもは自分で、どうしようと思わないのではないでしょうか。いつも、ママがなんとかしてくれるのですから。


 「朝から急にそんなこと言うなんて、とても、迷惑だ」と言いましょう。朝から「お金忘れてた」と言わずにすむために、どうしていったらいいのか。一緒に考えて、策をうってみてはどうでしょうか。

 歩く前の石を、転ぶ前から、大人がどんどん取り除いて言って、子どもは何も意識せず、苦労せず、生きていく。気がつけば、大学生、社会人。いきなり、石を拾ってくれる人がいなくなって、ころんでびっくり!助けてくれる親がいない。なんてことにも、なりかねません。

 石があっても、大丈夫なように、育てていきましょう。




便利さが、育ちを阻む
  


Posted by いなまつゆか at 20:00Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月09日

一人一人をみると、変わる、育つ

 この前、「大阪ほんわかテレビ」という番組で、ある高校の卒業式を取り上げていました。

その高校は、生徒数が減ったために、3年後に閉校する予定で、しかも、校長先生は、定年退職を控えていました。美術の先生である、校長先生は、母校がなくなる卒業生31名のために、本人の石像を、半年かけて、1体1体造り、プレゼントしました。1体作るのに、10時間ほどかかるのだそうです。

一人の生徒は、入学時、先生が大嫌いでした。校長先生は、彼のことをとても気にかけていました。卒業を控えた彼の眉毛は細く、一般にはやんちゃな体裁ですが、表情は、とても明るく、穏やかになっていました。「卒業したくない」と話す彼でしたが、見事に答辞をつとめ上げました。その彼をみる校長先生のまなざしが愛にあふれていて、本当にうれしそうでした。

校長先生は、彼だけでなく、一人一人をよくみておられて、石像を観ながら、「この子はね」と語ることができるのです。石像をもらった卒業生の皆さんは、とても喜んでいました。最後、一人の女子高生が、校長先生に抱きつくシーンまでありました。

一人一人をよくみて、愛を注いでいたら、子どもたちは、こんなに育つんですね。みな表情がやさしいのです。

何気なく、見始めた番組でしたが、涙が溢れ出ました。



一生のこころの支えになる

   


Posted by いなまつゆか at 20:37Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月08日

知らせなければ、伝わらない

 兵庫県小野市にある極楽山浄土寺に、花見に行きました。



桜も見事ですが、国宝の浄土堂、ご本尊の阿弥陀如来像、観音菩薩像、勢至菩薩像をはじめとし、国重要文化財、県文化財など、価値ある建物や仏像がたくさんありました。

建物が美しく、好きなデザインばかりでした。

なかでも、5.3メートルあるという阿弥陀如来像と、脇に立つ、3.7メートルの観音菩薩像、勢至菩薩像は、圧巻でした。大きくて、光り輝く像です。夕方になると、後からの太陽光が反射して、堂内が光り輝き、まるで極楽浄土だそうです。見たかった・・・!

車で、40分ほどの近いところにいながら、浄土寺の存在を全然知りませんでした。実は有名なのかもしれませんが。すばらしいものだから、皆が知っている、有名だとは限りません。逆に有名だから、すばらしいとも限りません。

いいものだから売れるはず、ではないということです。逆に、わたしなんて、価値がないから誰も知らないんだ、助けてくれないんだ、ということでもないということです。

世に出したいものがある人、助けてもらいたい人、助けられるから来て、という人、勇気を出して、声を上げていきましょう。  


Posted by いなまつゆか at 18:01Comments(0)コミュニケーション

2014年04月07日

ADHDの人が、話をきけるようになるためにできる工夫

 lifehackerの記事に「ADHDの私が人の話をしっかり聞けるようになった理由」という記事がありました。

ADHDというのは、注意欠陥障がいのことです。長く注意を同じところに向けるのが難しいのです。多動な部分が優勢な人は、じっとしていることが苦手で、うろうろしたくなったりすることもあります。衝動的に動く特性がある人もいます。

わたしは、動くことでバランスをとろうとしている人たちだと考えています。誰でも、不安になると、ウロウロしたくなりますね。ウロウロすることで、安定をはかろうとするのです。

 「落ち着きがないね」、「突然、変なことしないで」、「じっとしなさい」、「ちゃんとしなさい」、などと言われることが多く、障がいとして理解されない場合、親のしつけのせいだと思われ、親御さんがつらい思いをすることも多かったのです。

この記事を書いた方は、ご自分がこの特性を持ち、薬に頼ることなく、以下の点に注意することで人の話をきけるようになったのだそうです。

1.相手の目を見つめて、集中力を保つようにする

2.聞き逃した情報を埋める方法を身につける

3.幅広い意味にとれる質問文を投げかける

 薬に関しては、この記事にもあるとおり、効き方もさまざまで、どうこういえる立場にありませんが、不都合があった場合に、自分の特性をよく知って、特性を否定しないで、うまく乗りこえる方法を見つけていくことは、とてもいいやり方です。

 クライエントさんが、障がいかどうかははっきりしなくても、多くの人が難なくできることが、難しい場合、たとえば今回のように話をずっと聴くのが難しいというようなことがはっきりしたら、ご本人が負担をあまり感じずに、社会的にまあまあうまくやっていける方法を一緒に考えます。何かいいやり方があるはずだ、と考えて、10も20も考えるつもりで、その方に合った方法を編み出します。その中で、ご本人が、「それならできそうです。やってみます」とおっしゃるものを採用していきます。

 この記事でも、「それでも問題は残る」とあるように、完璧に問題をつぶすのは難しいし、またそこまでやらなくてもいいでしょう。少々の難点は、個性だし、魅力でもあります。 誰だって、ちょっと普通じゃないかもという部分はあるはずで(わたしにも大いにあります)、それが、ご本人や周りにとって、ひどくやっかいなことかどうかが大きなポイントなのです。

自分をだめだと思わないで、「なにか、自分もみんなもハッピーになれる、いい方法はないものかな?」と考えてみて、わからなければ、相談してみてください。






  


Posted by いなまつゆか at 19:40Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月06日

好きつながりで集まる時代

 今日は、大阪で、関西在住のマインドマップのインストラクター仲間の学びの会でした。

 年齢も性別も、専門分野も仕事の形態も、全然違うのに、「マインドマップっていいよね」というつながりだけで、初めましての人と意気投合しました。逆に言えば、他が違いすぎて、統一もできません。大人数に支配されることもない、というか無理なのです。

 いいなというところでつながれる上に、みんなに合わせないといけないということもなく、とても自由な空間でした。これからは、こういう集まり方が増えてくるでしょう。そうしたら、これが好き、これがやりたいというものがない人は、こういう集まり方が難しいということになります。

 それこそ、自由ですから、好きなものがなくてもいいのです。だめではありません。この楽しさがあるかどうかの問題です。

 昔はやりたいことばかりやっていると、怒られたものですが、ぜひぜひやりたい、得意なことをやりましょう。他のことは、他の人が得意なのだからち言われる時代になっていきます。

 子どもたちの、「好き」を大事にしてあげてください。




  


Posted by いなまつゆか at 22:03Comments(0)コミュニケーション

2014年04月05日

明るいニュースでこころをうめる

 今朝、サッカーの17歳以下(U17)女子ワールドカップの結晶で、日本チーム、リトルなでしこが優勝し、初の世界一となりました。

 たまたま、生中継を見ていましたが、最後の方は疲れはしたものの、危なげのない、たくましい闘いぶりで、2対0という立派な結果でした。高校生の女子が、海外で1ヶ月、トップレベルの試合ができ、しかも優勝して、世界一にになるなんて、わたしが高校生だった頃には、夢にも思わない出来事です。これからのなでしこJAPANを支えて行くだろう彼女たちの未来が、楽しみでなりません。

 一方、「あまちゃん」で有名になった、岩手県の三陸鉄道南リアス線が再開し、明日には北リアス線も完全復旧するのだそうです。大変なことは、これからもあろうかと思いますが、断たれていたものが、つながることは、ひとまずめでたいことです。

 ニュースといえば、暗いもの、腹立たしいものが、多くを占めますが、めでたいこと、明るいことも、世の中にはたくさん起きています。暗いことから目をそらせというわけではありませんが、暗いことばかり注目すると、こころは暗くなり、いらだちます。

 明るいニュースに目を向けるぐらいで、ちょうど明暗のバランスが取れるのです。暗いニュースは、嫌でも飛び込んで来るのですから。そして、ポジティブなものの方が、ネガティブなものよりも、何倍もパワーがあるように感じます。

 こころが暗く、よどまないように、明るいニュースに注目しましょう。



 可能性を広げてくれて、ありがとう!!  


Posted by いなまつゆか at 18:57Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2014年04月04日

虹と青空と桜!合わせ技1本のよさ

 夕方の散歩をしていたら、虹が出ました。



 ちょうど、喜瀬川沿いの桜並木のところで、しかも、写真を撮っているうちに、少しずつ、晴れ間が増えていくではありませんか!

 なんという、しあわせ!!

 人生で、なんども大きなしあわせが訪れることはありませんが、小さなしあわせやラッキーも、集めれば、大きなしあわせになります。合わせ技1本!ですね。

 この日、実は、雨が降ったりやんだりで、風が強くて、傘をさしながらの大型犬の散歩は大変でした。つらいことばかりを集めれば、それはそれで、結構な愚痴の種になったわけです。ところが、すべてが帳消しになる、虹と青空と桜でした。

 自分のいいところも同じです。一つ一つは、大したことないと思うかもしれませんが、集めてみてください。これまた、ちりも積もれば山となる、で素敵な魅力となります。そして、少々短所があっても、たくさんの小さな長所がカバーしてくれるのです。

 やさしい。音楽に詳しい。本が大好き。遅刻しない。呼吸が上手・・・なんでもいいのです。疑わずに、たくさん書き出してみてください。自信が湧いてくることでしょう。

「有効」や「技あり」を集めて1本に、一つ星を集めて三ツ星に、しあわせ度や魅力度をランクアップしていきたいものです。

  


Posted by いなまつゆか at 18:59Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2014年04月03日

フライドポテト専門店が、成功する理由

 今朝の情報番組で伝えていましたが、東京には、フライドポテトの専門店があるのだそうです。芋の種類やカットの仕方、味付け等が、バリエーションに富んでいるのです。

 おもしろい視点ですね。10年前に、誰がフライドポテトだけで、お店をやっていけると思ったでしょう?関西にもスープ専門店などはあって、これは女性に大変人気です。一度行ったことがありますが、いろんなスープがあって、見た目も楽しいし、ヘルシーでおいしかったです。

 フライドポテト専門店が受けたのは、今までにない、オンリーワンポジションを手にしたからでしょう。なんでもやりますよ、なんでも売りますよ、では、目立たないからです。いろんな色が混じっている、マーブル柄のお店ばかりある中で、赤1色のお店があるようなものです。嫌でも赤いお店が目をひきますね。

 そして、ポテトという一つのものを、いろんな切り口で展開していったことが、これもまた新しい方法です。

 なんでもかんでも、1品にすればいいわけではなくて、「今までにあるか」「他と違うか」という視点が大事なのです。

 成功したい、目立ちたいと考えている方は、この視点を持つと、いいヒントになるでしょう。

 婚活パーティーで、とにかく目立ちたいなら、ピンクの長いドレスが多いと感じたら、濃い青のミニのドレスを着るという風なことです。



たかが芋、されど芋なのだ!  


Posted by いなまつゆか at 18:25Comments(0)子育て・自分育て

2014年04月02日

記憶力までよくなる、タッチケア

 あさイチで、夫婦のスキンシップが取り上げられていました。パートナーにタッチすることで、夫婦関係がよくなるという話です。

触れられると、絆ホルモンとも呼ばれる、オキシトシンという物質が分泌され、夫婦の絆をよくするだけでなく、血圧の低下、ストレスの軽減にもつながるのだそうです。

タッチケアといって、背中等に吸い付くように密着させることで、こころがケアされ、月経痛なども改善されます。 福祉や医療の現場で今注目されているのです。まさに「手当て」です。子どもも、タッチしてもらうと、オキシトシンのおかげで、記憶力や学習効果が上がります。

皮膚は、露出した脳といわれているのだという話が印象的でした。触るという刺激が、脳を刺激するのと同じようなものだということですね。

子どもの頃、叔母がふざけた感じで、子どもはスキンシップが大事だからと、わたしを抱きしめてくれたことがありました。冗談のようだったのに、とてもうれしかったのを覚えています。

ハグは、日本人は苦手な人が多いとは思いますが、子どもたちにはやりやすいのではないでしょうか。頭もよくなることですし、ぜひやってあげてください。思春期の時期など、ハグが難しい場合も、マッサージやタッピング(背中をトントンする)をお勧めしています。不安定な時期に、こころの安定につながります。

身近な人に、なでてもらったり、トントンしてもらったりすると、守られている感じがあって、とっても安心しますね。




  


Posted by いなまつゆか at 19:28Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2014年04月01日

ありえない飛躍を!!

 新年度が始まりました。

 ぽれぽれは、12周年。13年目に突入です。皆様のお支えがあってのことと、こころから感謝しております。

 10周年を迎えた頃から、今までの延長上は嫌だなと思い、今までとは違うぽれぽれをもくろんできました。昨年度は、東京にも10回以上行き、福岡や名古屋にも行きました。インドア派としては、大変画期的な一年でした。

 一番忘れられないのは、東北旅行です。東北に何かしたいという、強い思いが今も沸々と湧いています。

 昨年度、まいた種が、どのぐらい花を咲かせ、実らせることができるのか。焦る気持ちはありませんが、飛躍の年にします。それも、ありえないぐらいの飛躍を目指します。

 おお、確かにありえない飛躍だ!となるのか。なんだ、大したことないね、で終わるのか。乞うご期待!です。


 散歩をしていたら、桜が咲いている横で、藤のつぼみがふくらんできていました。傍らにいた夫が、「桜が咲いているときに、もう藤は花を咲かせる準備をしているんだね」と話しました。それぞれに花開くときがあり、準備している期間があるのだとは、なんてすてきなことでしょう。

 藤が咲く頃、あじさいが咲く頃、ひまわりが咲く頃、コスモスが咲く頃、山茶花が咲く頃・・・いったいぽれぽれは、どんな花を咲かせているのか。

 強烈に楽しみです!



 それぞれに、今やることがある


  


Posted by いなまつゆか at 19:27Comments(0)子育て・自分育て
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