2014年03月29日
やらない者得になっていないか?〜いいように使われない努力
なんだか、疲れる、からだが重たい。仕事に行くのがつらい。そんなあなたは、ノーが言えるでしょうか。ほったらかしにされていることが見つかっても、自分の仕事じゃなければ、スルーできるでしょうか。
誰かがやらなきゃならない雑用、だけど営業と違って、目立たないし、実績にもつながらない、そして面倒、できれば避けたい。そういう仕事が、特定の人の負担になっていないでしょうか?
もし、あなたが一手に引き受けているのなら、あえて、「やらない」という手段をとってみましょう。みんなが、やれる時にやってくれるのなら、空いている時にやってもいいでしょう。しかし、忙しいのに、本来やるべき仕事がたくさんあるのに、誰もやらないからやるということが、いつものパターンになると、あなたがつぶれてしまいます。
やらなければ、案外他の誰かがやってくれるかもしれません。空気のようになっていた仕事が、実は存在するということに、気づいてくれるかもしれません。
気が回ってしまう、ほっとけない人は、やらないことがつらいかもしれません。しかし、消耗してしまうほどしんどかったなら、それは、今あなたがやる仕事ではありません。これは、わたしの担当、自分のものだと思える仕事は、もちろんやりますが、それ以外は、「これは、わたしの仕事だろうか?わたししか、やれないのだろうか?」と一度自分にきいてみてください。
いいように使われないことも、チームワークでは大切な要素です。やらない者が得をするチームは、バランスが崩れ、結局は、組織全体がうまくまわらなくなるからです。いいように使われないよう、努力してみてはどうでしょうか。