2014年02月08日

何かわからない不安がつらい

 兵庫県南部にある我が家の近辺も、雪が積もりました。雨が少ない地域ですので、めったにないことです。昼まではよく降りましたが、午後になってやみました。

 すると、時々、ドーン、ドーンという音が、外から聞こえるようになりました。最初は何事かと思いましたが、どうやら、屋根に積もった雪が溶けて落ちている音のようです。

 何ものかがわからないものがあるという状態が、一番不安をかきたてます。人間には想像力があるからです。たとえ不安材料があったとしても、勇気を出して、その不安材料をすべて書いて、明らかにすると、「なんだ、こんな程度だったのか」と思えて来ます。怖いから、見たくないと思って、うやむやにしている方が、どんどん不安になるのです。

 日本のホラー映画が怖いのは、正体があきらかではないのに、確かに何かがいると思わせるからです。西洋のホラーの多くは、あきらかに化け物の形で現れるので、日本のものほど、怖くはありません。

 不安になったとき、よくわからないままにしないで、誰かに気持ちを話してみます。じっくりきいてもらうことで、だんだん、自分が何を不安に思っていたのか、何を恐れていたのかがわかってきます。正体さえあきらかになれば、どうしていくのかがはっきりしてきます。

 不安の正体を明らかにしていくことが、安心につながるのです。

 



   


Posted by いなまつゆか at 18:24Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2014年02月07日

パニクる人に怒鳴らない

 三木市で、打ち合わせとキャンパスカウンセラーの仕事でした。

 

 打ち合わせの場所で、相手の方を待ちながら、入り口付近に立っていました。すると、駐車場に入る時点で、中でもめている車がありました。その後入ってきたのは、おそらくご夫婦だと思われる二人連れでした。男性が、大声で女性を叱っています。「危ないんや。お前はすぐに固まるから。なんで、もっと落ち着いて運転せえへんのや」というような内容です。他の人がいても、かまわず大声で言うので、聞こえてしまうのです。女性は小さくなりながら、苦笑いをしている様子でした。

 おそらく、何かの事情でパニクって、危ない運転をしたのではと察します。命がかかっているのですから、怒りたくなる気持ちはよくわかりますが、パニクりやすい人、緊張しやすい人に怒鳴るのは、うまい方法ではありません。また怒られる、怒鳴られる、なんとかしないといけないと思えば思うほど、パニクってしまうからです。

 普段、そういうことが多くなると、いつもビクビクしながら生きることになります。すると、不安で視野が狭くなりますから、ミスが増え、またパニクり…という悪循環になるのです。

 穏やかに、「大丈夫だから、落ち着いて、ゆっくりやろう」とか「車間をあけていこう」などと、具体的に大事に至らない方法を、安心感を与えながら言って上げた方がずっと効果的です。最後に、「よくがんばったね」と言ってあげると、ほっとすることでしょう。

 緊張しやすい人は、そうでない人より、なんでもないところで、かなりエネルギーを使います。くたくたになり、ぼーっとしてしまって、それが危ないことにつながることもあるのです。

 自分が緊張するタイプだと思う人は、「ミスしないように」「怒られないように」と思わないで、「落ち着いてやろう。大丈夫だ」と自分で自分に言ってあげてください。

 落ち着いたら、大丈夫、大丈夫です。
  


Posted by いなまつゆか at 19:32Comments(0)コミュニケーション

2014年02月06日

「なんでもやります」は、やめた方がいい

 ぽれぽれは、あまり対象を絞っていません。ぽれぽれに来たいと思われる方は、基本的にウエルカムです。だからといって、なんでもやるという訳ではありません。

 オフィスを始めた頃は、「なんでもやります」という感じでしたが、それではよくないことが、だんだんわかってきました。カウンセリングという枠を越えて、引き受けた仕事もありますが、やっぱりよくなかったです。

 仕事の範囲を超えてやればやるほど、相手の期待度が上がります。こちらはサービスや善意でやっていても、もっと、もっとになるのです。そして、いつの間にか当たり前になるので、感謝してもらえるどころか、不満を持たれてしまいます。

 やはり、自分の得意なことを、時間も切って、約束やルールも守って、粛々とやっていくことが、結局は一番役に立てるのです。

 自分の得意なことは、どんどん質を高めていって、さすがプロだと思っていただけるものにしていきます。イメトレやマインドマップ、ライフハック(仕事の質の向上術)などは、得意で好きなことですから、うまく取り入れて、わたしならではのカウンセリングをご提供しますが、そうでないこと、できるけれど、エネルギーをやたらに使うことは、わたしの仕事ではないのです。

 もちろん、サラリーマンの皆さんが、得意なことだけをしてすむわけではないことは、わかっています。しかし、やらなくてもいいはずのことまで、やっていないかどうかは、点検してもいいのではないでしょうか。いいように使われる、便利屋さんになって、自分がすり減らないようにするためです。

 自分の仕事はなんなのか、どこまでなのか、やり過ぎてはいないか、たまに振り返ってみてはいかがでしょう?



 枠が守ってくれる
  


Posted by いなまつゆか at 21:04Comments(0)子育て・自分育て

2014年02月05日

リアクション悪くても気にしない

 この前の、NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」は、滝沢秀明さんがゲストでした。ぶっつけ本番で、街に繰り出し、コミュニケーションをはかる番組です。

 街に突然タッキーが現れて、お母さんたちは、大喜びで積極的なのに、子どもさんたちは、あまり反応がよくありませんでした。うれしそうでもなく、騒ぎもせず。

 しかし、あとのコメントでは、学校の先生に、「先生から与えられたテーマで文章を書いている場合ではありません。何と、タッキーがやってきたのです」と、作文したのだそうです。なあんだ、うれしかったんですね。

 リアクションが悪くても、喜んでくださっているということもあるのだということです。あまり相手の反応を気にしすぎると、楽しくありません。よほど相手が嫌そうでなければ、気にせず、肯定的な態度を取りましょう。めげたり、あせって、盛り上げようとしないことですね。

 傾聴ボランティアをしていても、あまりリアクションがないので、申し訳なかったなと思って、帰り際に「それでは、帰ります。失礼します」と言うと、「もう、帰るの?」と残念そうな顔をなさることがあり、「あら、よかったんだ」と驚くようなことがありました。

 落ち着いて、誰に対しても同じように肯定的に、受容的にして、コミュニケーションをしばらくは続けてみてください。案外喜んでくれますから。

 

 垣根を乗り越える  


Posted by いなまつゆか at 19:10Comments(0)コミュニケーション

2014年02月04日

観るとわかる

 印象は、2秒で決まると教わりました。我々は、まず見た目や声のトーンをインプットした後、話の内容を、脳で処理します。時間差があるのです。

 文字で表現し、伝えるのはなかなか難しいです。文章を読むのは大好きですし、想像力をふくらますという意味では、すぐれたアイテムですが。そのものを伝えるには、生のもの、その次に映像が、わかりやすいでしょう。

 イメトレカウンセリングを始めてから、講演やカウンセリングでイメトレを使ってきましたが、ホームページやブログで、もっとわかりやすく伝えられないか、実際に役立つものはできないかと模索してきました。

 1月にパワーポイントの講座を受けたおかげで、その夢がかないました。疲れを取るイメトレを紹介する映像を作り、ホームページに載せることができたのです。講座やカウンセリングに行けない方も、疲れを癒すサポートになれば幸いです。皆さんに喜んでいただけるようでしたら、また少しずつでも、作っていこうと考えています。感想等をお伝えいただけると、ありがたいです。

 やりたいと思うことが、少しずつでもかなっていく、いい時代です。10年前なら、実現していなかったでしょう。皆さんも、やりたいなと思うことは、イメージして、少しずつやれることを積み重ねてみてはいかがでしょう。



   


Posted by いなまつゆか at 18:35Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2014年02月03日

叱らなくていいのか?問題

 宝塚市立長尾台小学校区 人権啓発推進委員会さんの仕事でした。テーマは「イライラ解消!がんばりすぎない子育て術」〜ゆったり、かしこく育てる方法〜です。

 年配の男性から質問を受けました。「最近はほめて育てるというが、叱らないために、その結果、自己中な人になってしまっている現実があります。叱ることをどう思いますか?」というものです。

 わたしは、ほめるというよりも、できた事実を認めることをお勧めしています。ほめそやしたり、なんでもいいよいいよと、甘くすることは、子どもたちにとって、いい影響があるとは思えません。また、叱るということが、どういうことなのかにもよるなあと思いました。大きな声で叱ることが、つらい気持ちだけを記憶に残し、伝えたい大事なことが伝わっていないことも多々あるからです。

 大人の気持ちの弱さが問題なようにも思います。ちゃんといけないと伝えることは、案外面倒くさいのです。気分次第で、しゃあないなあ、まあいいわと流したり、声を荒げて、脅して、言うことをきかせたりする方が楽なのです。

 子どもさんの存在は尊重し、全否定せず、言動は戒めます。何より、なぜいけないのかを考えてもらいたいのです。怒られたから悪いんだろうなあ、では応用がききません。

 「自分だけおもちゃを独り占めしたら、他の人は悲しくなるんだよ。貸してあげられたら、お母さんはうれしいなあ。」「貸してあげられたんだね。すごいなあ。〇〇ちゃんは、うれしかったと思うよ」大きな声を出さなくても、まわりを思いやるこころを育てることはできるでしょう。手間ひまを惜しまないことです。

 選択をしてもらうのもいいでしょう。「仲良く分けながら遊べるなら、このおもちゃを出してもいいけど、取り合いで叩いたりするなら、しばらくこのおもちゃはしまっておこうか。お父さんは、二人が仲良く遊ぶだろうと思って、このおもちゃを買ったんだよ」

 やめてもらいたいことはそう伝え、具体的にやってもらいたいことを言いましょう。「楽しいのはわかるけど、騒ぐのはやめてもらいたいの。口を閉じて、座りましょう」それができたなら、「できたね」と認めることができ、お互いにハッピーだからです。

 叱ってばかりだと思う方は、数を減らしてみましょう。いつもいつも叱っていると、BGM化して、効果がうすれてしまうし、大人の権威が下がります。普段は、穏やかなお母さんが、本気出した時はすごいと思うから、響くのです。ただし、腹が立つ気持ちは、許してあげてください。こころの中で「今腹が立っている」と言います。少し冷静になってきたら、なぜ、子どもさんがその行動をしたのか、理由を考えてみましょう。理由がわかると、イライラと怒らずにすみます。

 本当に叱る必要があると思ったら、覚悟を決めて、嫌われてもいいんだ、この子のために言うんだ、ぐらいの気持ちで叱ります。普通の声の大きさでも、震えるほどの思いは伝わるでしょう。そこまでのことは、そうあるものではありません。だます、いじめる、傷つけるなど、人として、絶対に許されないようなことをしたときです。

 


  


Posted by いなまつゆか at 19:49Comments(0)子育て・自分育て

2014年02月02日

子どもじゃなくて、家族全体の課題だったりする

 東播磨カウンセリング研究会の講座「カウンセリング概論」でした。今日のテーマは、ファミリーカウンセリングでした。

 子どもが不登校になったり、非行に走ったり、と、困ったことが起きて来たときに、子ども一人の問題ではなく、家族全体の課題が浮かび上がってくるときがあります。大事なのは、「誰が悪いか」という話にしないことです。犯人を捜してもしょうがないのです。だから、問題ではなく、課題だと考えています。

 家族も、人と同じで成長、発展していくものです。成長には課題がつきものです。いろんな課題を乗り越えていくことで、成長していくのです。父は父として、母は母として、子どもは子どもとして、それぞれの立場で、自分がやれることは何かを考えます。もちろん、祖父母がいらしたら、考えていただけたらありがたいし、逆に一人親家庭なら、二人分がんばるのではなく、父なら父として、母なら母として、自分ができることを考えます。

 欠けたことを考えないで、できることを考えます。もしかしたら、少し休むことだって大事なできることです。誰かに助けてもらうこともやれることです。早く解決したいところだけれど、逃げず、あせらず、じっくりと取り組むことが、実は早い解決につながります。

 とはいっても、簡単なことではありません。常に現場は大変です。どんよりした子どものそばにいることが、学校にかける「今日も休みます」の電話の一本が、そっとしようか、いや何か言葉をかけようかと思い悩む時間が、すごくすごく大変でつらいのです。

 それとともに、そんなまわりを観ている子どもさんも、やっぱりつらくて、しんどいし、「もう自分はだめかも」と思っていることもあります。

 誰もだめじゃないですよ。一段高く飛ぼうとしているのです、家族が。たとえ飛びたい気持ちなんて、なくても。人も家族も成長せざるをえないものだからです。そばにいて、わたしも胸が痛くなりますが、これを乗り越えたとき、すばらしく成長なさる皆さんの姿を、こころの目で既にみています。

 どんなに途中は大変でも、最後は「めでたしめでたし」なのだと、信じています。

 

 助け合って、登って行く


   


Posted by いなまつゆか at 18:40Comments(0)子育て・自分育て

2014年02月01日

時間が限られると力が出る

 今日のスケジュールは、たてこんでいました。その上、15時過ぎまでに、どうしてもやってしまいたいことがありました。急遽仲間のホームページ作りを手伝うことにしたのです。

 ふだんは、余裕を持った自分締め切りを作って、できる限り、ギリギリなことはしないことにしています。どんなハプニングがあるともわからないし、あせるのがストレスフルだからです。しかし、今日は、自分の計画外のことだったので、そうもいきません。

 のんびりが好きなのですが、今日はねじを巻いてやってみたら、思いがけず、予定より早く終わってしまいました。急ぐとはいうものの、あせらなかったのが、よかったです。逆に、締め切り時間があったために、「ああでもない、こうでもない」とダラダラ作らず、とにかく最低限使える状態の中のベストを尽くしたため、サクサク進みました。

 あせったり、パニクったりさえしなければ、時間を限った方が、集中力も増し、ダラダラせずにもすみます。ギリギリまでためてやれということではないですよ。締め切りではなく、「何時ぐらいまでには終わろう」という見積もりです。あせりそうな時は、「落ち着いて、できるベストを尽くそう」と自分に言ってあげてください。火事場のなんとかじゃないですが、力が発揮できるでしょう。

 

 何時までやる?  


Posted by いなまつゆか at 19:59Comments(0)子育て・自分育て
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