2013年12月31日

準備が正月気分を作る

 銀行員をしていた頃、31日まで仕事があり、当時はコンビニもなかったので、真っ暗なオフィス街を帰りました。明けてお正月になっても、なんだかいつもほど、正月気分になれなかったことを思い出します。

 おせちを作ったり、大掃除をしたりと、お正月の準備をすることで、「お正月が来た」という晴れ晴れとした気分になるんですね。

 楽しい気分になりたかったら、楽しくなる準備をしたらいいということです。楽しそうにやる。口角をあげる。「た〜のし〜いな〜」と言ってみる。形を作ってくるなかで、「楽しい」という器ができあがり、器に「楽しい気分」が降りてくるのです。

 幸せになりたかったら、好きな香り、好きな食べ物、幸せになる映画、幸せなイメージ、温泉につかる、笑顔をつくるなどして、「あ〜しあわせだ」とただ唱える。わたしは、「動物の赤ちゃん」の映像が鉄板アイテムです。観ているだけで幸せになります。

 もっと簡単なのは、楽しい人たち、幸せな人たちと一緒にいることです。ほとんど大変な準備をせずに、幸せになります。そのときのポイントは、「あの人たちはいいな。わたしはそれに比べて不幸だ」と思わないこと。幸せにあやかり、自分もこうなるんだ、よかった〜と思うのです。

 何が「準備」に当たるかは、人それぞれです。その気分につながれば、なんでもいいのです。ばかばかしいと思うかどうか。実験だと思って、試しにやってみてください。お正月には怒らない。わたしが子どもの頃は、よく言われていました。笑う門には、福来る。福が来るから笑うのではなく、笑うから福が来るのです。

 今年最後の一日。しっかり準備をして、来年をしあわせなものにしていきましょう。

 どうぞ、よいお年を。

 

 準備できた?


  


Posted by いなまつゆか at 17:56Comments(0)子育て・自分育て

2013年12月30日

年末年始は、異世代交流の場

 帰省していると、いつもは付き合いがない世代ともコミュニケーションがはかられます。

 子育てが一段落し、気楽に暮らしていると、経験済みの子育ても、苦労は薄れ、思い出修正が入り、楽しかったことばかりが残ります。子どもたちや高齢の人と接すると、「ああ、そうだった。大変だったなあ」と思い出したり、「年を重ねるということは、こういうことなんだなあ」と学ぶことができるのです。

 また、自分の世代、子どもの世代との付き合いが多く、その間の世代とは、付き合いがあまりありません。わたしは50歳なので、50歳前後の人と、25歳前後の人との付き合いはありますが、30代の人とは、交流があまりないのです。

 年末年始は、そういう世代とも交流できるチャンスです。どうしても、なじみのある人たちとつき合いたくなるところですが、なじみのない世代から、刺激をもらってください。刺激が少ない生活は、自分を鈍らせます。生き生きした感じが薄れてくるのです。

 特に、子どもたちは、普段同学年が中心になりがちですから、できる限り、いろんな世代とコミュニケーションをはかってもらいたいです。子どもたちは、経験話をききたいと思っています。立派な話でなくていいので、生きる見本、サンプルとして、いろんな話をしてあげてください。これから生きる上での、参考になります。中高生が年下の子どもたちの面倒をみることも、いい勉強になります。兄弟が少ない時代ですので、いとこたちと遊び、お世話をしてもらいましょう。

 子育てや介護で大変な思いをしている方は、他の方にまかせられるところはまかせて、普段の苦労を分かち合ってもらってください。

 まかせられた方は、子どもさんもお年寄りも、そういうときは、いい格好をしたりすることもありますし、一度や二度なら、大したことではないことも、毎日となると、しんどさは、はかりしれません。これがいつもだと思わないことです。

 やっかいで、うっとおしいと思う人もいるかもしれませんし、楽しいばかりではないのも、実際なのかもしれませんが、せっかくの機会だと思って、お互いを思いやりながら、会えてよかったと思えるような交流を楽しんでみてください。

 どうつき合っていいかわからない人は、ゲームなどをするのもいいですよ。

 
  


Posted by いなまつゆか at 19:49Comments(0)

2013年12月29日

今年中に許してしまう

 この一年、いろんなことがあったでしょう。

 なかには、「あの人、許せない!」と思う人もいるかもしれません。できれば、今年中に許してしまいましょう。なぜなら、許せない気持ち、嫌な気分でいっぱいなのは、相手ではなく、自分だからです。もったいない。もっといい気持ちや穏やかな気持ちに変えましょう。

 荒技ですが、「許す!」と決めてしまうことです。たとえどんな理由を見つけて来ようとも、「許すと決めたから許す!」と、こころのなかで宣言します。それ以上は、聞く耳持たず、の態度を貫きます。

 もう一つ、トータルで人をみることです。たいがいの人は、基本的にはいい人です。弱いところがあったり、ちょっとずるいところがあったりするかもしれませんが、根っからの悪人は、そうそういるものではありません。

 ところで、自分はどうなのでしょう。完璧にすばらしい人でしょうか。やっぱりあれこれ、「あれは、申し訳なかったな」「ちょっとだめなことしちゃったな」と思うことはないでしょうか。完璧な人なんていません。それは、きっといいことです。他の人たちと自分が、「チョボチョボ」「大した差がない」ということを思えて、許しやすくなるからです。

 許せない気持ちを、イメージで、葉っぱに置いて、川に流しましょう。自分のこころが安らかになっていくのを感じるでしょう。

 まあまあいい人で、ちょっと残念なところがあるわたしたち。許し合い、協力しあい、来年も共に生きていきましょう。


 ぽれぽれは、本日にて、今年の仕事を納めました。ブログは、できるだけ続ける予定です。一年間、ありがとうございました。来年、6日から仕事を始めます。来年もよろしくお願いします。

 

 だけど、すばらしい!  


Posted by いなまつゆか at 18:39Comments(0)コミュニケーション

2013年12月28日

お正月、夫の実家でなじめるイメージ

 結婚して、初めてお連れ合いの実家へ帰省するという方もいらっしゃるでしょう。慣れないうちは、緊張しますね。また初めてでなくとも、義理の親御さんやご兄弟と、うまが合わない場合もあるでしょう。

 その場になじみやすい、イメージをお伝えします。

 さまざまな色の小さな粒子が舞っているとイメージし、その粒子を混ぜようとします。また、話をしているときに、みんなと同じように相づちをうつようにすると、リズムが合ってきます。

 人に合わせよう、人と仲良くしようとせず、「場」になじもうとしましょう。

 言葉を唱えるのもいいでしょう。定番のおすすめ「ありがとう、愛してる」もいいですし、「宇宙と調和しよう」と唱えるのも効果的です。「大は小を兼ねる」ので、より大きなものと調和すると、小さな場でもうまくいきます。言葉に違和感があれば、「空間(この場)となかよくしよう」でもかまいません。


 実家の皆さんとは、他人同士であり、お付き合いが浅いのですから、違和感があって当然です。それぞれの文化があります。100人いれば、100人のルール、100人の「普通」です。自分と価値観が違うからといって、否定的に考えず、違う宇宙にお邪魔した、ぐらいの気持ちで、ホームステイを楽しんでください。

 

 まずは、その場にいることがお仕事。


   


Posted by いなまつゆか at 18:20Comments(0)コミュニケーション

2013年12月27日

傷つくのは、弱いからではない

 人間関係で傷ついた時、自分は弱いのだと思っていませんか?

 そうではありません。強くても、むしろ強いからこそ、傷つくことだってあります。弱い人は、自分が傷つくようなことを、ひたすら避けようとするからです。

 わたしがここで言う、強い人とは、「自分に責任を持ち、意見を表明できる人」のことです。弱い人とは、「責任から逃れようとする人」のことです。

 自分の意見を言って、採用されても、結果が悪かったら、後から「わたしはだめだと思ってた」などと言われます。会議の前では、多くの人が同意していた意見を言っても、どうも上の人たちの反応が悪いとなると、意見を翻し、孤立無援にさせられます。意見を言ったら、「あなたが言ったのだから、やってよ」と責任を丸投げされます。こうなると、会議は会議になりません。権力のある、強い立場の人の正解を当てるゲームになり、意見を戦わせるということができなくなるのです。

 多くの人が、責任を取ることを避け、保身に回ると、責任を持とうとする人にしわ寄せがやってくるのです。強いからといって、傷つかないわけではありません。筋肉を鍛えた人が、刺されたらけがをし、血を流すように、強い人だって、傷つくのです。

 傷つき、無力感を味わっている人もいることでしょう。自分を責めるのはやめましょう。まわりも責めたくなりますが、残念ながら、意味がありません。弱い人も、必死なのです。完全な強さを持つ人なんていません。誰だって弱い部分があります。弱い部分を抱えながらも、強くあろうとするか、しないかの問題なのです。

 正攻法は、うまくいかないかもしれません。智恵を絞りましょう。「だんだんよくなる、何かいい方法があるはず」と思いましょう。いいアイデアが浮かぶ率が上がります。

 合わない人に、がんばって合わせる努力はやめましょう。自分が間違っていると思わなくていいのです。やり方が違う、合わないのだと思います。意見が合わなくても、仲良くできますが、生き方が合わなければ、仲良くすることは難しい、かみあわないのです。

 これからは、生き方が合う、カラーの似た人たちが集まっていくでしょう。今は過渡期なので、ミスマッチの苦しみがあるのです。世界を広げたら、自分に合うような人たちにも出会っていきます。勇気と覚悟を持って、自分の場を探していきましょう。

 

  


Posted by いなまつゆか at 19:02Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年12月26日

「ごっこ遊び」で想像力を養い、理想の自分になる

 昨日の続きです。

 想像力を養うには、「ごっこ遊び」がとても役立ちます。それには、物を与えすぎないことが大事です。棒切れが魔法の杖に、砂のケーキのろうそくに、暖炉の薪に変身します。これこそが、ごっこ遊びの醍醐味です。

 ぽれぽれには、空き箱やビー玉、トイレットペーパーの芯など、工作やおままごとに使えるものがたくさん置いてあります。大人のわたしも、真剣におままごとに参加します。さまざまな料理が登場し、ピクニックが始まり、物語が繰り広げられます。

 想像力は、ただ楽しいだけ、仕事に生かせるだけではありません。なりたい自分、理想の自分になる力の源です。子どものうちに、養っておきたい力なのです。しかし、大人になった皆さんも、もう遅いのかと思わなくて大丈夫です。今からでもやりましょう。

 理想の自分をイメージしてみます。もうすでになったかのように、想像します。そして、ごっこ遊びをするのです。「びくびくしている自分」が嫌なら、「堂々としている自分」をイメージし、まるで「堂々としている」かのように振る舞ってみます。本当でなくていいのです。ごっこでいいのです。

 そのうち、だんだん実態が理想の自分に追いついていきます。ギャップを埋めることができるのです。

 ごっこ遊び、おそるべし。あなどることなかれ。ぜひ、子どもたちと、ごっこ遊びを楽しんでください。子どもたちの未来が輝きます。「夢みたいなことばかり言っていないで」という時代は終わろうとしています。「夢見たことを実現する」時代の始まりです。

 

 お姫様ごっこが好きでした  


Posted by いなまつゆか at 19:20Comments(0)子育て・自分育て

2013年12月25日

想像力が成功につながる時代〜子どもの想像力を養う

 今朝のNHKあさイチで、「公立はこだて未来大学」が取り上げられていました。

 必須科目に、なんとピタゴラスイッチを作るというものがあるのです。ビー玉がコロコロ転がりながら、さまざまな仕掛けが展開されていくものです。凝ったドミノ倒しの仕掛けのような感じです。

 おもしろい!これを作ることが必須だなんて、すごいです。想像力がないと、できません。誰かの真似ではだめなのですから、コピーペーストもできません。

 いずれ、同じような大学ができてくるでしょう。就活では、すでに必要とされています。想像力がない人に、ヒット作は生み出せないし、成長もできません。言われたことを、ただこなす時代は、コンピューターの発達とともに終わったのです。

 今まで大事にされてきた記憶力は、想像力ほど必要ではありません。大量のデータが、インターネット上におさめられていて、検索すれば、いいのですから。

 コンピューターにできない力を育てていくことが、これからの成功につながります。公立はこだて未来大学の先生は、食べ物をさしたら、音が鳴るというフォークを発明していました。食べ物によって、出る音が違い、子どもの偏食を直すのに使えるのではということでした。このような、現場からさまざまなことを感じ、アイデアを形にしていくような力が求められてくるのです。

 どうすれば、子どもたちの想像力が養われるのでしょうか。子どもたちの想像力をつぶさず、かきたてることです。なんだろう?おもしろい!と思えるものに、どんどん出会わせてあげてください。水が、ポタポタと垂れるのを興味深げにずっと見ているようなら、思う存分、見せてあげるのです。いっしょに、「おもしろいね〜不思議だね〜」と共感してあげたなら、なおいいでしょう。

 当たり前、なんの不思議もないと、大人が思うところにも、子どもの感性は響いています。それを「そんなバカなことしてないで」と否定することで、想像力が失われてしまい、毎日が同じ日の繰り返しになってしまいます。成功どころか、毎日がつまらなく思う人生になってしまいます。もったいないです。せっかくすでにある、子どもたちの感性や想像力を伸ばしてあげてください。

 いつまでも水滴は見てられないというのでしたら、しばらくは見せてあげて、「もっと見たいね。残念だけど、時間だから、またにしようか。おもしろかったね」と言ってあげてください。だめなことではないとわかればいいのです。

 子どもたちと幼稚園からの帰り、ブルドーザーを三人でひたすら眺めていたことや、砂でケーキを作り、石のイチゴをのせ、白いサラサラした砂をお砂糖のようにかけたことを思い出します。今となっては、かけがいのない、宝物のような時間が、今の彼らの想像力、生きる力につながっています。

 

 泥団子も、作りました!


 

 
  


Posted by いなまつゆか at 18:39Comments(0)子育て・自分育て

2013年12月24日

クリスマスにも、つらい思いをしている人へ

 無宗教で、なんの宗教団体にも属していませんが、クリスマスは大好きです。なぜなら、世界が、祈りと喜びに満ちているからです。

 そうはいっても、皆がハッピーなわけではありません。皆が喜んでいるだけに、よけいつらい人もいるでしょう。

 つらい思いをしている人には難しいことは百も承知ですが、せめて今日は、みえないもの、力、つながりを信じてみませんか?今はつらいけど、きっとよくなる。来年のクリスマスは、幸せになっている。世界が助けてくれる。そう、唱えるだけでも、唱えてみませんか?

 祈りも、神様も、仏様も、みえないし、あるかどうか証明できませんが、信じることで、ハッピーになれるなら、なんとか生きていけるのなら、本当にすばらしいことです。

 信じられても、信じられなくても、唱えられても、唱えられなくても、多くの人の祈りが、あなたの幸せにつながりますように、願い、祈ります。

 どうか、あなたにも、しあわせとよろこびがやってきますように。


 

 メリークリスマス!  


Posted by いなまつゆか at 18:57Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年12月23日

年末の忙しさをなんとかしたいと思ったら

 師走になり、あ〜忙しいと、悲鳴をあげている方も多いことでしょう。

 忙しい気分をなんとかしますか?たまりにたまった、やらなきゃならないことを、なんとかしますか?それとも、両方でしょうか?


 忙しい気分をなんとかするには、リラックスが一番です。忙しい、忙しいと言っている人の多くは、「忙しい気分」にやられています。ストレスがたまり、エネルギーを消耗する元です。

 呼吸をゆっくりとし、忙しい気分がなくなっていくイメージをしましょう。左から右に流れる川のイメージをします。葉っぱに「忙しい気分」をイメージしたスチールたわしを載せ、川に流します。どんどん流れていき、見えなくなったら、また葉っぱをイメージし、たわしを載せて・・3分ほどやってみてください。


 次に、やることを書き出します。付箋に一つずつ書きだします。デジタル派は、todoリストなどを使ってもいいでしょう。次にもっと仕事を小さくできないかなと考えます。

 「お正月準備」だったら、

 大掃除
 おせち作り
 お飾り買い出し
 お年玉準備
 下着購入
 
 もっと小さくできますね。

 大掃除は、
 網戸洗い カーテン洗濯 換気扇洗浄・・・・

 おせち作りなら
 材料購入 調理(切る 炊く 焼く・・・)

 お年玉準備なら
 新札両替
 ぽち袋購入

 というような感じです。

 何をやるのか迷う余地ないぐらい細かくなったら、カレンダーや手帳にいつやるかを全部貼っていきます。どれぐらいかかるのか、いつにやるのが最適かを考えて、貼ります。ハプニングもあるかもしれないので、余裕をみて、少し早めに貼りましょう。付箋なので、とりあえず貼ってみて、調整することができます。

 買う物等は、買い物に行く前に、メモに付箋を貼っていけば、漏れがなくなります。自分が全部やらないとは考えず、任せることも考えましょう。家族みんなで、「これだけあるんだ」と把握してもらってもいいでしょう。

 もう遅い、全部はできそうもないということになったら、工夫と優先順位を考えます。作らないで買う、ツケ置き洗いにする、などで、手間をはぶけないかという工夫をし、大掃除で、一番やりたいところはどこか、などと考えて、やらないことを決めます。

 付箋に書く暇もないと思うかもしれませんが、やってみれば、それほど時間はかからないし、やることで得られる落ち着きやゆとりが全然違います。ゆったりとした気持ちの方が、仕事ははかどります。年末気分がしないかもしれませんが、年末をエンジョイ気分で過ごしてみてはいかがでしょう。



 ファイト!

 

   


Posted by いなまつゆか at 19:18Comments(0)子育て・自分育て

2013年12月22日

即答が苦手なら、おうむ返しで時間を稼ぐ

 今の社会は、即答、即行動が求められることも多いですね。

 苦手だなあと思う人もいらっしゃることでしょう。前に紹介した、山田ズーニーさんの本にもありましたが、「おうむ返し」というテクを使ってみてください。

 「○月○日の、△△商事との契約の件、どうなった?」

 「○月○日の、△△商事さんとの契約ですね」

 相手の言葉を、そのまま返します。時間が稼げますし、言葉を返すことで、頭にしっかり相手の言葉が入ります。きけないと、トンチンカンな答えになってしまったり、会話がかみあわなかったりして、よけいイライラさせてしまいます。

 とっさにできるかな、かえって、イライラさせないかな、と思うかもしれません。最初から、おうむ返しをするつもりで行くと、やりやすいし、だんだん上手になります。いちいち全ての言葉を返したら、バカにしているのかと誤解されますので、ポイントを返すように、練習してみてください。ポイントがわからなければ、最後の文章だけ返します。

 何も答えずに、あせって困っていると、相手は間があくのと、何を考えているのかがわからないのとで、イライラします。間を相手の言葉で埋めることで、「きいていますよ」ということが伝わり、待ってもらいやすくなるでしょう。

 即答できないことが、だめなわけではありません。世の中が忙しすぎるのです。おうむ返しにかかる時間は、数秒です。その数秒をかけるだけで、コミュニケーションの質が上がります。

 「落ち着いて、考えよう、答えよう。大丈夫大丈夫」と言ってあげてください。




 きかないと、おうむ返しはできない。
  


Posted by いなまつゆか at 18:30Comments(0)コミュニケーション

2013年12月21日

認知症カフェ〜認知症になった人も資源

 今日の朝日新聞朝刊に、「認知症カフェ」が取り上げられていました。「フォーラム 認知症カフェを考える2013」が1日に開かれたのだそうです。

 さまざまな形態があるようですが、カフェには、お客さんとして、認知症を患っている方、そのご家族、住民の方がおしゃべり、お茶、食事ができるだけでなく、配膳を認知症になった方が担っておられるところもあるのだそうです。ご家族によると、「夫は、カフェでは家では見せないような笑顔です」とのこと。

 子どもたちが、何かやってくれたときに、「ありがとう、役に立つね」と言うと、本当にうれしそうな顔をします。うちの子どもたちが小さかった頃、よく夫の職場であった身体障がい者の施設や特別養護老人ホームに遊びに行かせてもらいました。すると、顔を輝かせて、お菓子をくださったり、はだしの子どもたちのことを心配してくださったりと、思いを寄せてくださいました。本当にありがたかったです。

 障がいがあろうがなかろうが、病を持とうが持たまいが、誰にも存在の根っこに、「人とつながりたい、何かの役に立ちたい」という思いがあります。この思いが、元気につながります。

 助けられながら、誰かの役に立つ、外に出て、コミュニケーションをはかる。カフェの取り組みは、手間や費用がかかるのかもしれませんが、長い目でみれば、元気な人を増やしていくのではないでしょうか。

 現在の福祉を否定しているのではありません。福祉の現場の皆さんは、本当にがんばっていて、支えてくださっています。しかし善意に頼り、甘えている部分も少なくないのです。こころやからだを擦り切らせ、去っていく人たちがいることは、とても残念なことです。

 全ての人を、大事な人材、貴重な資源と考えて、活かす道はないものか。この視点を持って、世の中を見てみたら、カフェに限らず、たくさんのチャンスが見えてくるでしょう。

 

お茶しよう!
  


Posted by いなまつゆか at 19:43Comments(0)コミュニケーション

2013年12月20日

苦手な即決、即行動が、「らしい」とまで言われるまでに

 ゆっくりが得意なのと、不安から、すぐに決めて、行動するということが苦手でした。

 グズグズ癖はよくないと決心し、できる限り早く決め、動くようにしているうちに、「早い反応。稲松さんらしいですね」と言われました。驚きです。

 
 人は、内面ではなく、行動で判断するのですね。内心はグズグズしていても、早く反応し、動いていたら、「早く決断し、行動できる人」にみえるのです。やがて、そちらがその人らしさになっていきます。

 セルフイメージを変えましょう。「必要があれば、即決即行動の人なんだ」という風に。行動がしやすくなります。

 そんなに簡単じゃない。できるぐらいなら苦労しないと思う方もおられるでしょう。わたしもそうでした。「こうできたらいいのに」と思いながら動けず、落ち込むという繰り返しでした。

 わたしの場合は、自分のお尻を自分でビシバシ叩きましたが、そこまでしなくても、できる小さなハードルを越えていったらいいのです。

 決断力に欠けると思ったら、ランチのメニューを即決めるようにしてみる。一二の三で、指差してみてもいいのです。行動が遅いと思ったら、アラームを鳴らし、鳴ったら「動こう」と自分に命令する。プチチャレンジの積み重ねが、「なりたいわたし」への近道です。

 なりたいわたしを想像してみて、うっとりしてください。そのゴールに向けて、やさしくお尻を叩いてあげてください。

 

 ねらって、数打てば、いずれ入る
  


Posted by いなまつゆか at 18:52Comments(0)子育て・自分育て

2013年12月19日

期待しない、期待にこたえない子育て

 夜に、宝塚市子ども家庭支援センターで、宝塚市職員人権研修の仕事でした。

 「言うこときかないと、置いていくよ」

 「勉強しない子は、うちの子じゃないよ」

 「おねえちゃんは、ちゃんとできたのにね」


 条件がある愛は、子どもを縛り、大人になっても、自分の気持ちや意志ではなく、誰かの正解の答えようとします。そうでないと、見捨てられてしまう気がして、怖いのです。自分がやりたいことをやるのは、わがままで、悪いことなのだと思い込んでいます。ストレスがたまり、イライラし、誰かをいじめたくなったりもします。

 人には向き不向きがあります。やりたいという気持ちが、才能を教えてくれます。自分に向いていること、やりたいことをすることは、自分を社会に生かすことにつながります。

 みんながやりたいことを仕事にできるわけではない。嫌なことだって、やれる子になってもらいたい。自己中な子になったら困る。その通りです。

 ただ、時代は、急激に変わって来ていて、昔よりも、やりたいことをやる方に進む方が、スムーズに生きられ、しあわせになれるようになっています。自分が本当にやりたいことをするためには、嫌なことだって、やらなくてはなりません。嫌なことができるようになるのです。

 無条件に自分の価値を認められる人は、他の人も大事に思います。自己中にならないのです。やりたいことをやっているので、ストレスやイライラでこころやからだを壊さなくてすみます。

 条件付きの愛しかもらえなかった人は、今からでもいいので、自分を無条件に愛してあげてください。「誰かの期待に応えなくても、あなたはすばらしいんだよ。大事なんだよ」と言ってあげてください。自分を育て直すのです。

 子育て中の方は、期待はしないで、「今もこの子は、このまんまで、いい子。その上、どんどんよくなる」という希望は持って、子育てしてください。しあわせに子育てができ、しあわせに子どもが育つでしょう。



 のびたいだけ、のびて!

  


Posted by いなまつゆか at 21:41Comments(0)子育て・自分育て

2013年12月18日

失敗して、あ〜あと思ったら

 失敗してしまって、「あ〜あ」と思うときがあります。

 情けない気持ち。みんながどう思うかという焦る気持ち。悔しい気持ち。いたたまれない気持ち。どの気持ちも、そのまま湧かせてあげてください。ただし、イメージとして、グルグル回るのではなく、川に流れる葉っぱのように、どんどん流します。湧いては流れ、湧いては流れ、それ以上でも、それ以下でもないのです。

 自分を責めたくなるかと思いますが、ここは一つ、「ありがとう、愛してる」を唱えるなどして、しのぎます。責めると、グルグルが始まってしまうからです。

 気持ちが落ち着いて来てから、「さて、次はどうしようか」と、同じ失敗を繰り返さないための策を考えます。他の人に頼ろうが、本を読もうが、ググろうが、自分なりに考えることを楽しもうが、自由です。

 大切なのは、「怒られないように」「嫌な思いをしないですむように」始まりにしないこと。不安や恐怖始まりで何かしても、いいことが生まれないからです。別に成長しなくても、わたしのすばらしさは変わらないのだけれど、成長するのは楽しい、しあわせなことだから、昨日できなかったことが、今日できるのはうれしいから。それぐらいのノリで方策を探しましょう。軽い感じがお勧めです。

 下を向きたくなりますが、意識が狭くなって、あまりいい感じになれないので、斜め上を見たり、空眺めたりして、考えましょう。

 大丈夫ですよ。み〜んな、なんらかの失敗をしています。一度も失敗せずに、生まれ、亡くなる人なんていません。せっかくの失敗ですから、なんらかのものに生かしていきましょう。無理しないで、がんばらないで、です。


 

 ドンマイ!


  


Posted by いなまつゆか at 21:03Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年12月17日

新しい時代に成功するには、ハッピーだと思える目標を

 勉強会でした。

 少し前の企業は、経費削減、報奨金制度、社員を競争させ、管理することなどが、成功させるやり方でした。しかし、今や、自分が成長できるとか、意義深いことだとか、自律できるような仕事をしてもらうと、社員は力が発揮できるのだということでした。

 放っておいたら、経費をいっぱい無駄に使うから、目を光らせ、管理し、その代わりに、目の前にご褒美をぶら下げていたら、一生懸命働くのだという社員像から、何か自分が成長できることにつながり、お客さんに喜んでもらえるとか、社会がよくなるというような意義深いことを目標に据える仕事を、全面的にまかせると、自ら働いてくれるというような社員像に変わって来ているのです。

 すさまじい価値観の変化であり、人類の進化ですね。この進化に合わせた方法を使っていかないと、衰退していきます。

 新しい時代には、理想や目的を考える時に、すばらしいだけではなく、実現したときに、自分がハッピーだと思えるかということがポイントになってきます。ハッピーだと思えると、力も智恵も湧いてくるからです。ですから、子どもたちにも、力を発揮してもらうためには、ハッピーだと思えるような体験をたくさん積んでもらうことが、これからの時代には重要なことになってきます。

 子どもも、大人も、社員さんも、お客さんも、社会も、そして自分もハッピーになる上に成功できる。つらく、厳しい時代のようでいて、意識を変えれば、すばらしい時代だともいえるのです。

 10年前には、iPhoneもiPadもありませんでした。時代の流れは急激です。混乱し、戸惑うのは当たり前ですが、落ち着いて流れをみたら、悪いことばかりではありません。

 どんどんよくなる。そう思って、ハッピーになるようなことを目指しましょう。




   


Posted by いなまつゆか at 18:33Comments(0)子育て・自分育て

2013年12月16日

子どもがストーカーしてるかもと思ったら

 NHKあさイチの、今日のテーマは「わが子をストーカーからどう守る」でした。

 被害者側だけではなく、自分の子どもがストーカーをしていたらどうするかというところにも、目が向けられていました。スマホの普及とともに、若年齢層のネットを介したストーカー行為が増えて来ています。

 彼ら、彼女らの多くは、ストーカーという意識がなく、「好きなのに、なぜだめなの?」、「どうして会ってくれないんだろう?」というような感情で動いているのです。

 日頃から、「相手はどう思うか」という共感力を養うために、まわりの大人が、共感的にきく、子どもの気持ちを大事にすることが肝要です。


 「嫌い嫌いも好きのうちというじゃないか」ということを言ってくる人がいるのですが、わたしは、相手に共感してもらうために、こんな、もしも話をします。

 「たとえばね、あなたを好きな人がいるとします。とっても好きなんです。ところが、あなたは別の人が好きなんです。だから、『好きな人がいるから、つき合えない』と話します。だけど、相手の人が『でも、好きだから、わたしとつき合って』としつこく迫ってきます。だんだん嫌になってきて、『嫌だからやめて』と話します。

 その時に、相手の人が、『でも、嫌い嫌いも好きのうちというでしょう。だから本当はわたしのことが好きなんじゃないの?』て言われたら、どうですか?」


 すると、少し相手の気持ちがわかってくるのです。


 「相手が断って来たら、あきらめるのが、恋愛のルールなの。断られても、あきらめず何度もコンタクトをとると、ストーカーかと思われますよ」とも話します。


 好きなのに振り向いてもらえない。理由もわからず、別れを言われた。つらいし、残念な気持ちです。その気持ちはしっかりと受け止め、理解するとともに、それ以上にはつきまとっていかないよう、自分をコントロールする力を持つことが、自分にも相手にもいいことなんだということを理解してもらいたいのです。

 どう切り出したものか、と困っている親御さんもおられることでしょう。相談できるところが、あさイチHPでも紹介されていましたし、今日テレビで、こんな話があったよと、切り出してみたら、いい機会になるかもしれません。ストーカー行為をしていても、していなくても、逆に被害にあっていても、被害にあっていなくても、大人と普段話し合っておいて、いざというときに、大人に頼ることができる体制を作っていきましょう。


 

 
   


Posted by いなまつゆか at 16:57Comments(0)子育て・自分育て

2013年12月15日

子育ての問題にぶつかったら、トップアスリートの姿勢に学ぶ


 昨日、テレビを観ていたら、一流のスポーツ選手に、無茶ぶりをするという番組をやっていました。

 バスケットボールの田臥選手は、司会の宮根さんの等身大ぐらいの人形が中に入っている輪っかが、両脇から3つ出てくる中を通して、パスをしました。女子サッカー、ゴールキーパーの海堀選手は、木村沙織選手率いるバレーボール日本代表チームとPK対戦しました。

 どの選手にも言えるのは、相手や課題、自分の失敗をよくみていること。どうしたらクリアできるかを考え、試していくこと。なんとしてでも、勝とう、クリアしようという情熱がすごいことでした。

 海堀選手は、バレーボールチームの練習を見ていて、ある攻撃の時に、今の嫌だなと思っていたと言いました。そして、本番で、その攻撃がなされたとき、ちゃんと対応して、見事ゴールを守ったのです。勝負は練習のときから始まっていたんですね。


 この視点は、子育てにも活かしたいところです。彼らは、やみくもにやっていないのです。問題をよくみて、試行錯誤してみること、あきらめずに、何度でも挑戦していく強い気持ちを持ち続けることです。


 わたしは、一流の選手じゃないから、そんなの無理だと思う方もいることでしょう。確かにあのレベルを求められても、困りますよね。しかし、彼らのお題ほど無茶ぶりな問題ではないのでは、ありませんか?視点を変えたら、案外あっさりとクリアできるかもしれません。

 
 「何度言ってもきかないんです」「毎日同じことで怒って、イライラしてしまいます」・・そんな無限地獄から抜け出したいと思うなら、無理だと決めてかからずに、ダメ元で、試しにやってみてもいいのではないでしょうか。自分一人ではお手上げなら、誰かに智恵を借りてもいいのです。


 まずは、よくみて、よくきくことから始めましょう。子どもたちにも、それをする理由が必ずあります。その理由を探していくことが、解決の道につながります。ヒントは、子どもさんの中にあるのです。

 次に、きっと解決できるんだと思うことです。いつなのか、どのようになのかはわからないけど、きっとうまくいく。そう思わないことには、解決できません。わたしは、カウンセリングをするときに、「途中はいろいろあっても、いつか必ず、絶対に『めでたしめでたし』で終わるんだ」と思っています。

 彼ら選手たちは、無茶ぶりの内容を変えようとしませんでした。その困難さを「難しいなあ」といいながら、楽しんでいました。子どもさんを変えようとせずに、どう関わっていったら、この「お題」が解決できるんだろうという視点を持ってみてください。

 工夫が成功したなら、これほどうれしいことはありません。イライラとため息の生活から抜け出した勝利のよろこびを、思う存分味わってください。

 
 

 

   


Posted by いなまつゆか at 19:13Comments(0)子育て・自分育て

2013年12月14日

きいてもらいたい気持ち

 特に重大な悩みがなくても、話をきいてもらいたいと思うことがあります。

 介護や子育てに関わっていたら、お世話にばかり追われて、自分のことは後回しになりがちです。こころも乾いてきます。同じことの繰り返し、イライラする毎日、孤独な気持ちが募ります。

 がまんせず、一人で抱え込まないで、「きいてもらいたいだけなんだけど、いいですか?」と言ってみましょう。相手の方も、解決しなくていいのだとわかったら、安心してきいてくれるかもしれません。

 パートナーや家族、親戚に話す時は、「世話をしていない自分を責めているのかも」と思われて、反発されたり、逃げられたりするかもしれないので、「責めていないの、ただ気持ちをきいてもらいたいだけ」と言います。できれば、普通の声で話すと、本当に責められていないのだと伝わります。

 お互いがつらくならないように、時間を決めるのもいいでしょう。時間が、話し過ぎ、きき疲れを防ぎ、二人を守ってくれます。

 きいてもらいたいと言われたら、事情が許し、きく元気があるなら、きいてあげてください。それだけでやっていける場合もあるのです。短い時間でもいいので、相手にこころを傾けてあげてください。寄り添ってみてください。今きくのが難しいなら、いつならきけるからと、言ってあげてください。○日になったらきいてもらえるのだと、見通しがきくだけで、少し気分がましになります。

 つらいときは、お互いさま。あまり申し訳ないと思わずに、頼ったり、頼られたりする練習だと思って、きいてもらいましょう。気持ちをためて、爆発したり、寝込んだりするより、早めに手を打つ方が、結局はまわりのためにもなるのです。

 身近にそういう相手がいないという人もいらっしゃるでしょう。だから傾聴ボランティアの活動範囲を、広げていきたいのです。もちろん、ご希望があれば、気軽に「ぽれぽれ」にも来てくださったらと思います。



 そばにいてくれるだけで、安心。
  


Posted by いなまつゆか at 20:04Comments(0)こころのケア・メンテナンス

2013年12月13日

あまのじゃくでなく、自分の意志で

 お昼の番組で、タレントさんが、自分の習慣を話して、それが運気が上がるかどうかを占い師さんにみてもらうというのがありました。

 千秋さんが、「やらない方がいいと言われたら、やってしまう」という習慣を話していました。あまのじゃくなのだそうです。いいかどうかの判定は、中ぐらいでした。「人と違ってもいいけれど、あまのじゃくじゃなくて、自分の意志で、やろうと思う方が運気が上がる」のだそうです。

 あまのじゃくな人は、人の言うことをききたくないだけなので、自分の意志がありません。3歳の頃の反抗期と同じですね。「いや、だめ、嫌い」ばかりです。

 「じゃ、どうしたいのか」がないのです。自分にとって悪いことなら、きかなくていいのです。ですが、役に立つことでも、人に言われたら、したくない。むしろ反対のことをしたくなる。これでは、自由だとはいえません。逆方向なだけで、相手の言われるがままに影響されてしまいます。

 相手の言うことをきく、というのは案外難しいことです。相手に負けた気がするし、相手より劣る気がしますから。あなたに言われたくない、というようなこともあるかもしれません。そんな人のことまできかなければならないのか、と思うこともあるでしょう。服従しろとはいいません。一旦あたまの中に入れて、どうするかを考えてもらいたいのです。

 言われたことが、採用するに値するかどうかを考えましょう。もし価値があるのなら、こころを広くもって、受け入れましょう。いつも誰かに賛成するのでも、いつも反対するのでもありません。自分がいいと思ったら採用、そうでなかったら不採用です。

 自分の責任で、採用するようになったなら、たとえ失敗しても、自分の人生だと思え、自分のことを誇りに思えることでしょう。失敗が怖いのではありません。自分の人生が、賛成ばかりであるにせよ、反対ばかりであるにせよ、誰かさん次第であることが怖いのです。

 

 反対の反対は、賛成なのだ!



   


Posted by いなまつゆか at 20:45Comments(0)子育て・自分育て

2013年12月12日

元気が出るもの!

 わたしの場合、元気が出るものは、マイケルジャクソンの「This Is It」です。

 本番寸前に亡くなってしまったため、リハーサル映像を映画化したもので、スクリーンでも観ました。マイケルが出る前から、感動して泣いていました。


 マイケルは、類まれなる歌とダンス、演出などの才能を持ちながら、迫害と言ってもいいぐらいのバッシングを受けました。報道内容や、ライブを長くしなかったことなどから、あまりいい印象を持っていなかったのですが、「This Is It」を観て、驚きとともに、マイケルのすばらしさを知りました。深い愛と美しいこころがないと、あの歌やダンスはできるものではありません。

 観ているだけで、こころが洗われる気がして癒されます。その上、困難を抱えていても、「マイケルほど、つらい状況か?」「マイケルほど、努力したのか?」と自分に尋ねると、「NO、まだまだだ」という答えが自分の中から返ってきます。

 そうしたら、もうひとふんばりしようという気持ちになれるのです。元気が湧いてくるのです。


 やる気系の元気はちょっとなあという方には、空を眺めることをお勧めします。

 子どもの頃から、空を眺めて、ぼーっとするのが好きでした。あれこれ考えをめぐらしたり、空想をしていたのです。祖父が亡くなったこと等、悲しいことでも、空を眺めながらだと、つらすぎずに考えることができました。今でも、なにかと空をながめ、自分と対話したり、美しさにみとれたりしています。じんわり、じわじわ元気がしみでてきます。

 何か励みになるもの、癒されるもの、持っているといいですね。皆さんは、何かありますか?あったら、コメントなどで、おしえてください。お待ちしています。


 

 今日の、兵庫県、三木の空。
  


Posted by いなまつゆか at 19:16Comments(0)こころのケア・メンテナンス
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