2013年12月09日

こころの病は戦争だ

 こころの病を患うと、こころが戦争状態になります。安全をおびやかされているのです。

 うつ状態なら、よく眠れず、食べられず。不安でうろうろしてみたり、それに疲れて、ぼーっとしてみたり。パニック障がいは、時々空襲警報が鳴る感じです。その度、ドキドキしたり、息がうまくできなくなったりするので、今度空襲警報が鳴ったらどうしようと思って、パニックにならないときも心配になるのです。統合失調症だと、ふいに変な物がみえたり、声が聴こえたり。まるでスパイに見張られているかのようです。

 NHKの連ドラ「カーネーション」で、太平洋戦争状態の時が2週間ありました。たった15分、実質10日間が、どれほど長くつらかったか。しかも映像としては、兵隊さんがほとんど出ない、銃後の守りばかりなのにです。お腹がすいて、食べられる物はおいしくなくて、空襲警報で夜もゆっくり休めない、隣組で監視は続き・・・こころが休まらず、重たいシーンがずっと続きました。

 このつらさが、何年も続くのです。怒りっぽくなったり、無気力になったり、なんだかうろうろしてしまったり。感情があまり出なくなってしまうのは、無理もありません。本当には理解できなくても、理解しようとし、ゆったりと寄り添う人がいるだけで、ずいぶん助かるのではと思います。

 特別な人、こころが弱い人がなるわけでもありません。皆さん、普通の人たちです。やたらに怖がったり、遠ざけたりせず、だからといって、自分の判断で頻繁にかまうわけでもなく。

 何が助けになるかは、人それぞれ違います。お互いがしんどくならない程度の距離をもって、どうしてもらいたいか、何が必要かをききながら、無理のない範囲で手を差し伸べてもらいたいのです。みんなが連絡したら、答えるのがしんどい場合もあります。「返信なくていいですよ」とメールに書くのがいいかもしれません。何もしないで、そっと見守ることが必要なこともあります。「必要なときは、言ってね」とだけ、伝えておくことが支えになることもあります。

 ご家族も疲れるので、ご家族の支援をするのも、貢献になります。かわいそうな人たちではありません。誰だって、誰かの、何かの助けを得て、毎日暮らしているはず。お互いさんです。



 みんなで、ゆっくり、こころの平和を取り戻す。
  


Posted by いなまつゆか at 20:37Comments(0)コミュニケーション
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