2013年09月01日

思うようにならない、こころの不思議

 東播磨カウンセリング研究会の一日研修会でした。

 箱庭療法を学びました。


 砂を入れた箱(内側が水色になっていて、砂を掘ると、水を表現できる)に、パーツと呼ばれる玩具などを置いて表現する療法です。


 これを置くぞ、と思ってもどうしても置けなかったり。

 逆に「なんで、こんなものを置いてしまうんだろう」というようなものを置いたり。


 こころは、なかなかに不自由です。


 そもそも、そういうものだとわかると、人に簡単に「こうすればいいじゃない」と言えなくなります。


 「学校に行けばいいじゃない」と言われても、行けないのです。

 ご本人も、行った方がいいと思っている場合であってもです。


 イライラする、早く解決したい。

 そう思うのも無理はないのですが、もちろん、解決を目指しているのですが、目指すがゆえに、あせらないことが大切です。


 思うようにならないこころのことを、ああでもない、こうでもないと一生懸命共に考えるのが、カウンセラーの仕事です。


 辛抱にこころとつき合っていくと、打開策が生まれてくることもあります。

 これまた不思議です。


 この不思議な魅力に、またこころとつき合おうとしてしまうのかもしれません。



 


   


Posted by いなまつゆか at 18:34Comments(0)こころのケア・メンテナンス
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