2013年03月11日

いいものを広げるぞ

 兵庫県西脇市社会福祉協議会さんで仕事でした。

 

 傾聴ぼらんてぃあ講座の最終回です。


 このたびも、ボランティアグループが誕生しました。

 
 東日本大震災が起きた日に、新しい傾聴ボランティアグループが誕生したことは意味深いことです。


 一人一人ができることは小さいけれど、グループになれば、できることが広がります。

 今回は、小さなグループができましたが、それでもやれることを無理なく続けて行くことが、広がりをよんでいくでしょう。


 国境があっても、花粉も黄砂もPM2.5も飛んできます。

 空気はつながっているから。


 いのちの大切さが、このメモリアルな時とともに、こころに刻まれている日本からは、

 「みんな、無条件に、同じだけ大切だ」という思いを、広げて行きましょう。

 いのちのレベルでは、みな等しく尊いからです。


 この思いが、兵庫に、関西に、日本に、世界にと、ウェーブになってほしいと願っています。

  


Posted by いなまつゆか at 19:57Comments(0)コミュニケーション

2013年03月10日

決めつけないお父さんが、かっこよかった件

 兵庫県神戸市で研修でした。

 兵庫県介護支援専門員協会の指導者養成研修です。

 テーマは、「心理療法概論」。

 さまざまな心理療法について、お話しました。


 行きの電車が、神戸駅で停車しました。

 非常ボタンを押した人がいるそうで、点検のため、しばらく止まるとのことでした。

 目的の元町駅まで、後一駅なのに・・・


 まわりも、ざわついていました。


 子どもが、「誰かのいたずらで、ストップしている」というような話をしていたのでしょう。

 お父さんが、言いました。


 「君たちは、勝手にいたずらだと決めてかかるけど、本当に何かあったのかもしれないだろう。」

 子どもたちは、神妙な顔つきになりました。


 わあ、なんてすてきで、かっこいいお父さんなんだ!、と感激しました。


 子どもの頃に、大人の価値観に染上げられて、わたしたちは、考えの枠を持ってしまいます。

 その枠にしばられ、思い込みによって事実を曲げてとってしまうのです。

 自分がだめだと思うと、何をみても自分がだめなことの証拠のように思えてくるのです。


 この思い込み、考えの枠を変えていくのも、心理療法のはたらきの1つです。


 お父さんが、「ものごとを簡単にきめつけないように」と教えたことで、彼らの考えの枠は広がったことでしょう。


 これこそが、すばらしい教育です。


 

 かっこよさは、さりげないところに宿る  


Posted by いなまつゆか at 18:39Comments(0)子育て・自分育て

2013年03月09日

二つ目を知ることで、世界が広がる

 毎朝、鼻うがいをしています。

 ネティポットといって、ぞうさんのじょうろのような形のポットを使います。

 口をあけて、片方の鼻の穴に、ネティポットでぬるい塩水を注ぎ、洗うのです。


 ところが、新聞にまったく違うスタイルの鼻うがいグッズが紹介されていました。

 ポンプ式のものなのです。


 鼻うがいといえば、ネティポットしかないと思い込んでいました。

 ネットで調べると、洗面器で洗う場合もありました。


 1つしか方法を知らないと、それが唯一絶対のような気持ちになりますが、二つ目の方法を知ることで、「もっと他にもあるかも」という考えの枠が広がります。


 このやり方しかない、と思い込まないことが、視野を広げるのです。

 

 注意書きもいろいろあった  


Posted by いなまつゆか at 21:37Comments(0)子育て・自分育て

2013年03月08日

暗くてつらいイメージを吹き飛ばす、楽しい学びをご提供

 昨日の研修では、お昼休みにハンドベルのような楽器(トーンチャイムというのかな?)のミニコンサートがありました。

 とても柔らかい音で、癒されるひとときでした。


 
 途中の挨拶で、演奏者の方から、「朝から夕方の研修で、大変だと思いますが、このひととき、癒しの時間になれば」というようなコメントがありました。

 多くの皆さんにとって、研修は、大変で、しんどいイメージなんだろうなと思います。


 だけど、私の目指す研修は、「癒された〜、楽しかった〜、そして、いい学びになった。今日から生かしていくぞ〜」と思えるようなものです。

 実際、リラクゼーションもありますし、ゲームもやりますし、話し合いもしますし、その中に、私からの情報も、盛り込みますし。

 「こんな楽しい研修は、はじめてです」と言われることもあります。


 楽しいからこそ続くし、もっと学びたいと思うのではないでしょうか。

 本来、学びは楽しいものなのに、受験勉強の暗くてつらいイメージが、勉強を嫌なものにさせているのではと思います。

 実際、予備校のコマーシャルは、とても暗いトーンですね。


 「もう、いいかげんに、勉強ばかりするのはやめなさい」と言われるぐらい、楽しいものとして、学びを伝えていきたい。

 そんな野望を持っています。


 

 しんどいものと、誰が決めた?  


Posted by いなまつゆか at 18:54Comments(0)子育て・自分育て

2013年03月07日

学び合うよろこびを堪能する

 今日は、兵庫県の嬉野台生涯教育センターで仕事でした。

 

 子育てセンターのインストラクターさんと先生対象の研修でした。


 午後の分科会を受け持ったのですが、もう一人の分科会の担当の内容が興味深く、

 「わたしも、参加者なら、受講したい」と思ったので、そうお伝えし、お互いにどういう内容を伝えるのかを情報交換しました。


 とてもすてきな方で、お人柄のよさがにじみ出ているし、上下がない感じで、楽しかったです。


 学び合える相手というのは、とても貴重です。


 午後のわたしの分科会も、「新ひょうご親学習プログラム」をやった後、各地域のインストラクターさんや先生方が、分野を越えて情報交換をし、わたしからも、アイデアをお伝えし、いただき・・・

 まさに、「学び合う」よろこびを堪能しました。


 周りの人みんなが、「先生」だと思うと、自分育てが楽々です。  


Posted by いなまつゆか at 20:25Comments(0)コミュニケーション

2013年03月06日

不親切な人は、サルだって嫌いなのだ!

 今朝の朝日新聞に面白い記事が載っていました。

 「不親切な人間、サルにも嫌われた」

 研究者二人で演技していて、一人が容器のふたをあけて、おもちゃを取り出す際に、助けを求め、もう一人が協力した場合と拒否した場合の2通りの対応を取った。

 二人がその後、サルにエサを同時に差し出す。

 すると、協力を求めた人と協力した人では、差がなかったが、求めた人と拒否した人とでは、前者のエサを取った方が多くなった。


 つまり、協力してくれない人からはエサをもらおうとしなかったということですね。


 同様に、3個ボールをもらったのに、1個しか上げなかった人物も避けられたとか。


 不親切だったり、不公正だったりする人を、わたしたちも、なんとなく嫌だなと感じるけれど、かなり動物的な感覚なのかもしれません。


 研究された京大の藤田和生教授は、

「社会が生まれる初期には虫が好かないといった感情的な判断が重要な役割を果たしていたのではないか」と話しておられたそうです。


 虫の居所が悪い

 虫が好かない

 虫の知らせ


 などという表現がありますが、あの虫は、感情的なセンサーのことだと考えています。

 わたしたちに備わっているセンサーが、教えてくれているのです。



 うまく立ち回れたと思っても、実はバレバレで、相手は「虫が好かんやつやな」と思っているかもしれません。


 親切をこころがけ、サルにも愛される人になりたいものです。


 

 あなどるな

   


Posted by いなまつゆか at 19:26Comments(0)コミュニケーション

2013年03月05日

意外と関係あるかもしれない

 毎日ブログをよく更新できますねと言われます。

 最初はがんばっていましたが、今はそれほど大変ではありません。


 ネタは、あちらこちらに落ちているからです。


 テレビ番組、新聞記事、ブログ記事、メルマガ、身近な出来事など、さまざまなことに目を向けます。

 専門からはずれていても、自分に興味がもう1つない分野でも。


 最初は、関係ないかな?と思っても、


 本当に関係ないのか?

 何かとつながっていないか?

 何かに使えないか?


 一度は考えるようにします。


 勝間和代さんのメルマガを毎日読んでいますが、ゴルフの話題が出ることがあります。

 ゴルフにはまったく興味がありませんが、ゴルフにまつわる、トレーニングの方法や、なぜ年配の人に人気があるのか、などという視点には興味がわきます。

 「なんだ、ゴルフか。いいや」と捨ててしまうには、もったいない内容なのです。


 世界では、いろんな出来事が起こり、さまざまな考えが発表され、自然の営みが日々変化しています。

 なんにもないように思うのは、自分には関係ないと、スルーしてしまっているからです。


 よそ事だと思っている出来事も、意外と皆さんと関係しているかもしれませんよ。


 

 見つけたら、書く


   


Posted by いなまつゆか at 19:14Comments(0)子育て・自分育て

2013年03月04日

脱マンネリには、そうに決まってると思うことを疑う

 今日は、兵庫県西脇市社会福祉協議会さんで仕事でした。

 

 傾聴ぼらんてぃあ講座の1回目です。

 
 「あの人こわそう」

 「なんて格好なの?」

 それぞれの価値観で相手を見てしまうことはありがちです。

 先入観を持ってみるということですね。


 それでは、なかなか相手の見方を変えることができません。

 そうに決まっていると思うから、違う面がみえないのです。


 「決めつけないで、ありのままにきく」

 傾聴する上で、大切な点です。


 昨日漫才ラバーズytv新人賞を観ました。
(たぶん、関西ローカルかな?漫才の新人賞とベテランの漫才の組合わさった番組でした。)


 審査員が、高田純次さんはまあお笑い系なのかな?とは思いましたが、後は作家さんとか、演出家さんとか。

 そして、記者さんたちでした。


 え〜漫才師の人が誰もいないの?

 大丈夫?


 そう思いましたが、審査結果は、ここ1、2年ほどの東京キー局のものも含めて、一番納得がいくものでした。


 あえて、審査から漫才師をはずしたのだと思いますが、おもしろい決断でした。

 「漫才師が漫才の審査をするのに、決まってる」という思い込みに目がくらんでいては、思いつけないアイデアです。


 そうに決まっていると思うと、変えることができません。


 なんだか、マンネリしてきたなと思ったら、当たり前を疑ってみてください。  


Posted by いなまつゆか at 19:28Comments(0)子育て・自分育て

2013年03月03日

小さな完了を積み重ねると、やる気が出る

 東播磨カウンセリング研究会の講座「人間論・人間関係論」でした。

 本日最終回です。

 12回の受講を積み重ねた参加者の皆さんは、修了証をもらいます。


 修了証をもらうときの、「完了した」感が、自分を育てる上で大事です。


 勉強するときに、お勧めするのが、自分の実力に合った、解ける、薄い問題集を何冊もやるという方法です。

 これ「完了」

 次も「完了」

 ・・・

 できた、できたと思いながら、少しずつレベルを上げていきます。


 「できた」という積み木を積み重ねた結果、完了したときに、何か形になったような感じがあります。

 
 小さな積み木でも、着実に積んでいけば、塔になり、山になります。

 塔になり、山になったとき、やったなと思う。

 すると、もっと積みたくなるのです。


 わたしの手元にも、修了証の束があります。

 積み重ねた証です。


 

 小さな積み木たちが、いろんな形になる
 


   


Posted by いなまつゆか at 19:31Comments(0)子育て・自分育て

2013年03月02日

思い込みと仕組みとノリで、風呂上がり状態になる

 兵庫県神戸市の「あおい宙保育園」で仕事でした。

 「あおいそら」という名前は、すてきな名前ですね〜。

 

 雨が降っていましたが、終わって帰る頃には、「あおいそら」でした。


 テーマは、「楽しみながら、かしこい子育てをする方法」でした。

 ゲームも楽しみながら参加していただきました。


 最初は、緊張した面持ちの皆さんでしたが、からだをほぐしたり、リラクゼーションをしたりするうちに、なごやかな雰囲気になりました。

 「話し合いをしてください」と言っても、わきあいあいな感じで、楽しくお話をしてもらいました。



 楽しく子育てをするためには、まず子育てを楽しいと思い込むこと。

 そうすれば、楽しいことが見つかりやすくなります。


 そして、楽しい「仕組み」を作ること。

 今日の講演も、皆さんが楽しくなるように「仕組み」が作られているのです。


 その「仕組み」に、うまく乗っかっていくこと。

 すばらしい参加者の皆さんが、その「仕組み」に乗ってくださったおかげで、楽しいひとときが作られたのです。


 「思い込み」と「仕組み」と「ノリ」さえあれば、結構なんでも楽しくなります。


 講演前と、後の雰囲気は、全く違いました。

 後の方は、例えていうならば、お風呂上がりな感じでしょうか。


 「あ〜、さっぱりした!」ってやつです。  


Posted by いなまつゆか at 19:18Comments(0)

2013年03月01日

上目遣いにしてみると落ち着く

 勉強会でした。

 目だけで上を見るようにすると、こころが落ち着きやすいと教えてもらいました。


 ちょっとだけやってみましたが、そうかもしれません。

 もともと顔を上向きにすると、こころは前向きになりやすいといわれています。

 今回は、目だけ上にする。

 頭を動かさず、視線だけ45度ぐらい上げる感じでしょうか。



 確かに、思い出そうとするときや、一生懸命考えるときは、目が上にいきますね。

 逆に、落ち込んでいたり、悩みでこころがいっぱいのときは、視線が下にいきがちです。


 こころが落ち着かないとき、

 しばらく、目を上向きにしてみてください。


 

 もっと、目だけ上に

  


Posted by いなまつゆか at 19:10Comments(0)コミュニケーション
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