2012年09月11日

なぜ家族が足を引っ張るのか

 録画していた、スーパープレゼンテーションを観ました。TEDと呼ばれる、世界的に有名なプレゼンテーションです。

 今回観たのは、世界的な作曲家で指揮者であるエリック・ウイテカーの「バーチャル合唱団2000人の声」でした。

 世界中から応募された2000人の声を、合成してバーチャルの合唱団を作ったのです。神秘的で、すばらしい合唱でした。


 そこに応募した女性のコメントが紹介されていました。

 応募しようとすると、「夫は私の声じゃムリだと・・私は傷つき泣きました。でもやりたかった.合唱団に入るのが夢だったんです。地図サイトに載っていないような田舎ではネットが唯一の交流の手段なんです」と。

 たとえネットであっても、歌でつながったら友達関係が築けることがわかったと、エリックは言っていました。


 止めた夫には、どうなんでしょうか?

 こころが離れてしまうのではないでしょうか。

 すぐそばにいるというのに。


 何かやろうとすると、身近な人が止めるのはよくあることです。

 そんなにリスキーなことでもないのに、なぜ止めるんでしょう。


 大事な人が失敗することがつらいのでしょうか。

 近すぎて、能力があるとは思えないのでしょうか。
(近いものほど、価値が感じられないのは、よくある思い込みです)


 ふわふわと夢を見て、現実に立ち向かわないのはどうかしています。

 しかし、夢をみることと、現実をみることは両立できます。

 厳しいことですが。


 そして、どこへ行きたいかを決めるのは、結局本人です。

 できる協力、できない協力、現実的な情報を伝えることは愛でしょう。

 「その声ではムリだ」と言うのは情報ではなく、たんなる考えです。

 
 本気で責任を持って、夢に立ち向かい、実践するというなら、それを止める権利は誰にもないのではないでしょうか。


 あのすばらしいバーチャル合唱団に参加することを止める権利が、家族にあるのでしょうか。

 

 その歌声は、まさに宇宙的。

   


Posted by いなまつゆか at 18:56Comments(0)子育て・自分育て
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