2012年07月23日
よりよい学び方〜おまかせでもなく、勝手にやるのでもなく
兵庫県相生市社協さんで仕事でした。
傾聴ボランティア養成講座です。
人を養成するという仕事をしていると、いかに多く学べるかは、学ぶ姿勢によることがわかります。
学びが難しい人に、2パターンあります。
パターン1
自分から学ぼうとせず、ポケットをあけていたら,何か入るはず、と思う人。
受け身な人たちです。
聞いてはくれるのだけれど、それ以上には発展せず、そのうち、薄れていってしまいます。
「そうなんだ・・」で終わってしまう人たちです。
パターン2
自分の勝手な解釈を入れてしまって、結局教えてくれる人の話をちゃんと聞いていない人。
ヨガをしていると、先生が、「たくさん曲げなくていいですよ。むしろ背中の伸びが大切です」と教えてださいますが、こういう人たちは、たくさん曲がる方がいいと思って、がんばりすぎて、腰を痛めて文句を言ったりします。
よりよい学びができるパターン
素直に教えてくれることを取り込みつつ、自分から学び取っていく人。
工夫し、応用していく人たち。
学びを生かすという人たちは、どんどん成長していかれます。
学ぶということは、奥が深いんだなと思いました。
今日、相生でパターン2の人の話をしたわたしですが、昔パターン1、パターン2の人だったなと思います。
人を育てるということをするようになって、わたしはいい生徒になった気がします。