2012年03月15日
親が嫌いじゃないけど、嫌
ドラマ「カーネーション」で主人公糸子さんの孫の里香さんが、「お母さんの事を、嫌いじゃないけど、嫌なんだ」と言っていました。
子どもは、律儀なところがあって、結構な親でも、嫌いになることはあまりありません。
けれど、親の価値観から抜け出て、自立するためには、親という壁を突き破っていく必要があるのです。
大人になっても、自立できない人たちのなかで、「親がさびしがるので」「親が泣くんです」とおっしゃる場合があります。
「お母さんにもさびしがったり、泣いたりする自由があります。認めてあげませんか?」とお伝えします。
一般的には、親を泣かせるようなまねをしてはいけないという考えに賛成です。
しかし、自立を許さない、子どもを思い通りに支配しようとする親御さんの場合、話は別でしょう。
いつまでも、パパ、ママの言うとおりには生きられません。
パパ、ママがいなくなったとき、どうやって生きていったらいいのか、わからなくなるからです。
じゃあ、なんでも子どもの言う通りの、ものわかりのいい親がいいのか。
それでは、ぶち破る壁になれません。
なんでも反対も、なんでも賛成も、楽だけど、うまくありません。
考えなくていいのですから。
親は、しっかりと自分の価値観を持ち、示しながら、子どもの意思を尊重し、親という壁を乗り越えて行く事を楽しみに待つ。
親業は、難しいけれど、おもしろく、楽しい仕事です。
子どもは、律儀なところがあって、結構な親でも、嫌いになることはあまりありません。
けれど、親の価値観から抜け出て、自立するためには、親という壁を突き破っていく必要があるのです。
大人になっても、自立できない人たちのなかで、「親がさびしがるので」「親が泣くんです」とおっしゃる場合があります。
「お母さんにもさびしがったり、泣いたりする自由があります。認めてあげませんか?」とお伝えします。
一般的には、親を泣かせるようなまねをしてはいけないという考えに賛成です。
しかし、自立を許さない、子どもを思い通りに支配しようとする親御さんの場合、話は別でしょう。
いつまでも、パパ、ママの言うとおりには生きられません。
パパ、ママがいなくなったとき、どうやって生きていったらいいのか、わからなくなるからです。
じゃあ、なんでも子どもの言う通りの、ものわかりのいい親がいいのか。
それでは、ぶち破る壁になれません。
なんでも反対も、なんでも賛成も、楽だけど、うまくありません。
考えなくていいのですから。
親は、しっかりと自分の価値観を持ち、示しながら、子どもの意思を尊重し、親という壁を乗り越えて行く事を楽しみに待つ。
親業は、難しいけれど、おもしろく、楽しい仕事です。