2008年01月14日
考える
ドキュメント『考える』という番組を見ました。
作家石田衣良さんに「自殺願望がある子を思いとどまらせるお話を書く」というミッションが下されます。キーワード「がちょう・光り工学・草書」という無作為に選ばれた言葉を必ず入れることが条件です。
石田さんが、筋を考え、キーワードからヒントをもらい、童話にしたてていくまでの工程が描き出され、とても興味深かったです。
彼は二つのこころをうまく使うのだといいます。
一つは理性のこころ。普段自分が使っているこころです。
もう一つは無意識のこころ。自分とは思えないので「彼」 などと読んでいる無意識の部分です。
理性のこころで十分考え、行き詰ったときに無意識に放り投げ、「彼」が返してくれるのを待つのだといいます。
できあがった話を他人事のようにほめ、感心しています(彼が作ったものだからでしょう)。
心理学が出来た頃は、ふりまわされる暴れ馬のような存在と思われていた無意識を、うまくてなずけ、利用できる人が出てきたというのは、画期的なことです。
無意識はとても賢い智恵袋です。うまく利用できるようになれば、人生は大きく変っていくでしょう。
作家石田衣良さんに「自殺願望がある子を思いとどまらせるお話を書く」というミッションが下されます。キーワード「がちょう・光り工学・草書」という無作為に選ばれた言葉を必ず入れることが条件です。
石田さんが、筋を考え、キーワードからヒントをもらい、童話にしたてていくまでの工程が描き出され、とても興味深かったです。
彼は二つのこころをうまく使うのだといいます。
一つは理性のこころ。普段自分が使っているこころです。
もう一つは無意識のこころ。自分とは思えないので「彼」 などと読んでいる無意識の部分です。
理性のこころで十分考え、行き詰ったときに無意識に放り投げ、「彼」が返してくれるのを待つのだといいます。
できあがった話を他人事のようにほめ、感心しています(彼が作ったものだからでしょう)。
心理学が出来た頃は、ふりまわされる暴れ馬のような存在と思われていた無意識を、うまくてなずけ、利用できる人が出てきたというのは、画期的なことです。
無意識はとても賢い智恵袋です。うまく利用できるようになれば、人生は大きく変っていくでしょう。