2007年09月16日

「ばっちいもの」も大切

 今日運転中にFMを聴いていたら、東京医科歯科大学医学部の藤田紘一郎教授がゲストで、おもしろい話をしておられました。

 先生はご自身のからだの中にサナダムシを飼っていらっしゃることで有名な方です。先生はもっと「ばっちいもの」の価値を認めなくてはならないと考えておられるのです。

 この世界には、バクテリアなど、ばっちいといわれるもの(排泄物や死骸)を餌にして生きるものがあり、そのおかげで分解されて、植物の栄養となり、それを食べる動物たちがいて、と循環しているのです。

 ところが除菌するものや防腐剤や水洗トイレなどのおかげで、その循環の輪を断ち切っているのです。犬の餌などにも防腐剤がたっぷり入っているので、道のウンチがいつまでたっても分解されないのだそうです。

 汚いもののおかげでわたしたちは生きているのに、嫌がり、なくそうとしているんですね。

 だからといって、今の暮らしを大きく変えることは無理がありますね。嫌なものを断ち切るのではなく、うまく付き合っていこうとする姿勢が大切なのだと思いました。  


Posted by いなまつゆか at 18:27Comments(0)東播磨カウンセリング研究会
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