2007年06月11日

天の目

 昔はおじいさん、おばあさんが「おてんとうさん晴れがみてはるで」と教えてくれたものだそうです。

 「だそうです」となるのは、わたしは祖父母にそう教えられた記憶がないからです。そのかわりマンガに教えられました。前にも紹介した「7つのエルドラド」(山本鈴美香,中公文庫)に出てくる占い師のおばばがこう語るのです。

 「天に大きな目があるといつも思いなされ。」(注:今手元にないので、言葉は正確ではありません)

 おてんとうさんや天の目に見守られている子どもは、大きく道をそれないし、安心して生きられます。たまに悪いことをしても、「ばれなければいい」とは思えません。なんとなく申し訳ない気持ちが残ってしまうのです。

 逆に皆から批判されることがあっても、おてんとうさんや天の目に恥じないことならば、胸を張って生きられるでしょう。

 宇宙でも神様でも、仏様でもご先祖様でも、名前はなんでもいいので、子育ての場にそういったごまかしのきかないものの存在を復活させてほしいと思います。

月「しんちゃん」さん、いつもありがとうございます。
わたしも年を重ねるということはこういうことなのか、という発見をすることが多くなりました。確かに人目を気にしなければ、どうということはありませんね。

 人目ではなく、天の目を気にして生きたいと思います。いつも正しいわけではないので、ときどきチクチク胸が痛みますが。それでも胸が張れる生き方を目指したいと思うのです。  


Posted by いなまつゆか at 19:20Comments(0)子育て・自分育て
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