2007年03月15日
いじめについて
今日朝の情報番組「とくダネ!」をみていたら、携帯サイトを使った子どもたちのいじめが取り上げられていました。
大人がついていけない、介入しかねている世界で、陰湿ないじめが暴走しているようです。
「部屋に一人でいるときの自分」というのはてごわい。歯止めがきかないからです。みんな心の中に人を攻撃したくなる気持ちを少しは持っているでしょう。最初にそれを思いとどませるのは、まっとうな人の目のちからです。
安定している大人がいいこと、悪いことを子どもたちに教えていく中で、だんだん自分をうまくコントロールしていくすべを身につけていきます。
ところが、大人が子どもに自分の感情をぶつけていると、子どもは大人の機嫌を損なわないことだけを考えて、動くようになります。そこに善悪はありません。大人の暴力を受けないように防御しているだけなのです。そして、その暴力はさらに弱いものへと移っていきます。
だって、いらいらしたら、自分より弱いものに暴力をはたらいて、うっぷんをはらしたらいいと大人に教わっているのですから。
誰が悪いという問題ではありません。その大人たちもおそらく、小さい頃から、なんらかの暴力をうけて育ったことでしょうから。彼らも被害者なのです。
悪者をみつけてバッシングしても、解決にはなりません。誰か一人のがんばりで解決できることでもありません。みんなができることを探していきましょう。
人を攻撃したら、その刃は相手だけではなく、自分を傷つけます。他の誰もみていなくても、ひどいことをしている自分を自分はずっとみています。そしてひそかに傷ついているのです。
人はだませても自分はだませません。
そのことを伝えたいと思います。
大人がついていけない、介入しかねている世界で、陰湿ないじめが暴走しているようです。
「部屋に一人でいるときの自分」というのはてごわい。歯止めがきかないからです。みんな心の中に人を攻撃したくなる気持ちを少しは持っているでしょう。最初にそれを思いとどませるのは、まっとうな人の目のちからです。
安定している大人がいいこと、悪いことを子どもたちに教えていく中で、だんだん自分をうまくコントロールしていくすべを身につけていきます。
ところが、大人が子どもに自分の感情をぶつけていると、子どもは大人の機嫌を損なわないことだけを考えて、動くようになります。そこに善悪はありません。大人の暴力を受けないように防御しているだけなのです。そして、その暴力はさらに弱いものへと移っていきます。
だって、いらいらしたら、自分より弱いものに暴力をはたらいて、うっぷんをはらしたらいいと大人に教わっているのですから。
誰が悪いという問題ではありません。その大人たちもおそらく、小さい頃から、なんらかの暴力をうけて育ったことでしょうから。彼らも被害者なのです。
悪者をみつけてバッシングしても、解決にはなりません。誰か一人のがんばりで解決できることでもありません。みんなができることを探していきましょう。
人を攻撃したら、その刃は相手だけではなく、自分を傷つけます。他の誰もみていなくても、ひどいことをしている自分を自分はずっとみています。そしてひそかに傷ついているのです。
人はだませても自分はだませません。
そのことを伝えたいと思います。